===================================
 一日一考 第51号          2004年3月17日発行(99部発行)
 ===================================

 <悪口と批判>

 誰もが悪口を言われるのはイヤだと思う。
 私もイヤだ。
 でも、ちょっと待って欲しい。
 悪口がたとえ影口だったとしても、それは必ずしも言う人だけが悪いのか?
 もちろん、人の悪口を言うのはよくない。
 しかし、その悪口からも自分を見直す手助けになるときもある。
 悪口にも一理あるかもしれないのだ。
 主観でいう悪口はよくないが、客観的にこちらの悪いところを言うのは、悪
 口ではなく、批判であり、アドバイスである。
 だから、人に悪口を言われたときには実は、自分をよくするチャンスなのであ
 る。
 もし、指摘された欠点を直せれば、悪口を言ってくれた人に感謝すべきくらい
 だ。
 その悪い点を直せれば、さらに自分の成長につながるのだから。
 そうなると、悪口を言われたことに腹を立てるのは筋違いになる。
 すべての欠点をなくし、聖人君主になることはなかなかできないが、せめて自
 分の耳に入ってくる悪口くらいは、早く改善したいと思う。
 悪口は、早く良くなれという他人の善意からの警告なのかもしれない。

 戻る