| 酒井式ハンドブック | |||
| グレーゾーンの子にもできる!絵の具の準備のさせ方 | |||
| TOSS福井 高橋正和 | |||
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| 子どもたちの動きを見ながら、テンポ良く指示を出すのがポイントである。 1 絵の具用具の並べ方 1学期の1時間目、C君は授業にかなり遅れてきた。 準備物を手にしたり、教室を探したりするのに手間どったらしい。 最初の授業で、3原色で風船を描かせる授業をした。 準備物の並べ方を板書し、指示を出した。 T 全員起立。黒板のように絵の具を机の上に並べた人か ら座りなさい。 C君は、準備物を机の上に並べるどころか、まだ全部出すこともできずにおろおろしている。 とりあえず座らせ、他の生徒に学習に取りかかる指示を出してからC君の準備を手伝った。 C君の準備物は、ぐじゃぐじゃの状態で、足りない物もいっぱいあった。 準備物の連絡は全然わかっていないことがわかった。また、準備物を一度に並べさせるということは、C君には無理だということがわかった。 そこで黒板に次のような図を掲示しておくことにした。これなら自分で見て準備ができる。 2 絵の具の出し方 次は使う絵の具の準備である。 最初の学習は、3原色で『空を飛ぶ風船』に取り組ませた。 「描く形は風船だけ」「使う色は3原色だけ」というように、形と色を限定して取り組ませるため、グレーゾーンの子どもたちにも戸惑いがないのである。 風船の描画はできた。他の子は20個描いたが、C君は準備に手間どったので風船を5つだけ描いた。 着色にうつった。 T 赤の絵の具を出して頭の上に上げなさい T よろしい。赤の絵の具を人差し指の爪くらい出します 板書しながら言う。 T パレットの小さい部屋に出しなさい。 出したら出しましたと言いなさい こんなふうに赤、青、黄の絵の具を1色ずつ出させる。 これだとC君も、まわりを見ながら友だちに追いつこうと一生けんめいに取り組む。 そして、作業の内容がひとつくらいならC君にも追いつけるのである。 |
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パレットを板書して、 赤、黄、青のチョークをぬっていく |
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