| 酒井式ハンドブック | |||||
| 触感力でそっくり野菜2 視覚障害者になって作ってみよう | |||||
| TOSS福井 高橋正和 | |||||
| 粘土でそっくり野菜を作りましょう。大事なのは野菜に十二分に触れる体験をすることです。 目で見ただけの、ものまねではなく…。 盲学校生との作品がなくても授業は十分に成立します。 |
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![]() ピーマン(中学1年生) |
指示2 みんなにも、目の不自由な人になって作品を作ってもらいま す。 机の上にある野菜を机の中に入れなさい。机の中にある野菜 を触りながら、机の上にある粘土で野菜を作ります。 粘土は全部つかいます。だから本物よりも大きくなります。 先生が「やめ!」と言うまで続けましょう。 では。よーい。スタート。 いっせいに作り始めた。 これまでの授業だと、指示を出さない野菜に触ろうとしないでいきなりに粘土で形を作っていた生徒が、この授業ではまず野菜を触ることから始めた。 なぜか。 触らないと、どう作ってよいかがわからないからである。 生徒の手が机の中と上を往復し始めた。 5分間を過ぎると「わからない」「難しい」という声が聞こえる。抵抗を感じているらしい。 15分間で視覚障害者の体験を止めるように指示した。 発問3 目の不自由な人になって作ってみてどうでしたか。発表して もらいます。 1列6名を立たせて発表させた。 「盲学校の人はよく作れたなあと思う。」 「難しかった。盲学校の生徒はすごい」 「なぜあんな風に(竹の子のように)細かい所まで作れるのかなあと思った」 「盲学校の生徒はすごいなあと思った人?」とたずねると全員の挙手があった。 説明2 先生もすごいと思います。先生にもこんなすごい作品はできないと思う。これを見たとき先生は感動しました。 竹の子を、一回また一回と触りながら、少しずつ少しずつ作っていったんだと思います。 指示3 ここから後は野菜を机の上に出して目も使って作ってもかまいません。盲学校の生徒さんに負けないそっくり野菜を作ってみましょう ではもう一度。 よーい。スタート。 ここから後、約20分間かけてそっくり野菜を完成させた。 残り10分間で、ゴミの後始末、作品の後かたづけ、手洗いをさせた。 作品は、わら半紙1/4の紙にクラスと氏名を書かせ、その上に作品をのせて棚の上に置かせて終了。 3 着色 「さびカラー」という着色剤で着色します。ブロンズ像のような効果が出て、立派な作品に見えます。 「アクリルカラ−」などのような絵の具で、乾くと耐水性になるような顔料を使って着色してもかまいません。 粘土のまま終わらせるのではなく、着色をすることで、楽しみが増えます。 |
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![]() さつまいも(中学1年生) |
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