日本の絵の見方「紅白梅図屏風」(後半)
TOSS福井 高橋正和
尾形光琳の『紅白梅図屏風』は、江戸時代元禄文化を代表する作品であると同時に、日本画の傑作である。後半は、絵の中に対照的に表されているものを発見させることで、この絵の工夫に気づかせていく。
発問5
3つの物の中に対称的に表されているものがあります。何対何でしょう。
見つけて1つ以上書きなさい。

指示1
全員起立。一人に一つ発表してもらいます。
発表するものがなくなったら座りなさい。

「赤と白」→花の色
「紅は細く、白は太い」→木の大きさ
「紅は上に向かって枝が伸び、白は下に向かって枝が伸びている」→枝の向き
「紅は若いが、白は年をとっている」
→木の大きさからくるイメージ
「川の曲線が左はたくさん曲がっているが、右はあまり曲がっていない」→川の曲線
「川や木は黒いが、まわりは金で明るい」
→絵と絵の背景
 「川の下は幅が広く、上は幅が狭い」→川の曲線

 ここで一番知らせたいことは、
 「梅の木は写実的に詳しく描かれているが、川はグニャグニャとした線をいっぱい使って模様のように大胆に描かれている」ということである。
そういう意見が出てこない場合は教える。 
川の表現のように抽象的で装飾的な表現の仕方を取り入れたところに、光琳の斬新性があり、それは現代でも新鮮に見える。

説明2
先生はこう考えます。
「梅の木は写実的に詳しく描かれているが、川はグニャグニャとした線をいっぱ
い使って模様のように大胆に描かれている」

さらにこの作品が「400年前」の絵であることを言う。

説明3
実は約400年前、江戸時代の始め。元禄時代に描かれた絵です。
400年前にも関わらず、作者はこの絵の川のように模様のような大胆な描き方を取り入れました。
絵の名前は「紅白梅図屏風」。
屏風に描かれた絵です。
作者の名前は「尾形光琳」光琳が死ぬ前に描いた最高傑作と言われています。

指示2
授業の感想を書きなさい。


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『紅白梅図屏風』画像
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