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平成12年10月24日〜11月1日全国建設技術センター等協議会主催の第4回海外研修に参加し、ドイツ、スイスにおける環境対策の事例を調査した。自然に対する理念の違いに深く感銘させられた。 |
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スイスグレーブスバッハ川 水質浄化を目指した河川の近代化 高速道路の路面排水を浄化するため浄化池を造り、砂利のフィルター層を透過させ、ヨシ、ガマ、イグサなど水生植物によって浄化させ、その後河川に放流している。これらの環境対策は、自然保護の妥協点を考えるヒントとなる事例である。 |
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放流口は、きれいな水が静かに流れていた。 |
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高速道路の下には、車、動物、魚、植生を分断しないよう複数の種類の通路が確保され、徹底した共生理念に基づき計画されている。 |
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ライン瀑布 ライン川瀑布はライン川唯一つの滝であり、中ほどにある大小の岩場は、観光、景観上も重要な意味をもっている。この岩場の補強は、アンカー打ち込み、着色モルタル吹き付けなど近自然の理念で施工された。補強された部分は一般の観光客には判別できない。施工は冬季の滝の水量が少なく、川が凍結時に行われた。 |
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1984年〜85年に崩壊対策が講じられたが、侵食が進行し恒久的な対策が求められていた。 景観環境に配慮した工法は、緻密な計画と大胆な発想により生まれた。これらの結果は未来の人々がその良否を判断する。 |
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トゥール川 近自然工法は完成された工法ではなくいまだ日々進歩している考え方である。川はあふれるを前提にした平堤防や倒木水制がある。近年もっとも進んだ河川工法の現場である。 |
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倒木の根元はワイヤーで固定され流れ出す事のないよ配慮されている。発想の転換が貴重な自然を守る。 |
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トゥール川の水制工 巨石による水制は上流側に向かってしき並べ、水の力が水制により減制され、流れにより侵食を繰り返し、淀みが自然にできる。 ここが魚等の生息場所となり、釣りの絶好のポイントにもなる。自然と人間が共生する事が近自然工法の理念である |
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アウトバーン脇の獣道 高速道路のそばに狸、狐など小動物の獣道があり道路が動物達にあまり負荷をかけていない。動物との共生も重要な要素である。 |
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高速道路の路面排水は浄化池に流入し、時間をかけて植物により自然浄化され、河川に放流される。 高速道路建設により減少した植生の面積を道路の隣接地を購入し、全体の締める自然面積のバランスを図っている。日本でもこのような思想があればすばらしいし、そのようになることを願っている。 |