フリートーク 独り言 2005の部屋へようこそ。
久保田成長研究所
代表 : 久保田十司夫
sinzuiSight
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この30年の米国の消費者物価上昇率、年平均にすると4.2%なんだね。こんなものかーと思うも、30年前から20年前の物価は1.95倍にも成ってた。20年前からのこの20年では1.8倍、で落ち着いた。この10年では更に落ち着き、最近はコアの消費者物価上昇率は2%を割る。落ち着いてるよね。この30年で物価は3.5倍に成った。30年前の10ドルは現在の35ドルに相当する。30ドルなら105ドルだ。原油が30年前にバレル、10−30ドルのレンジ、現在だと35−105ドルのレンジに相当すると言うことになる。35ドルから105ドルへ急激に上昇するなら第一次石油ショックと同じようなショックを経済が受ける、んだろう。35から105へ大きなレンジだよね。現時点で米国の物価は安定してる。狂乱物価の兆候は無い。FRBが政策金利を上げる理由も無いんだよね。米国の景気に過熱感は無い。これも政策金利を上げる理由には成らない。現時点で米国の景気、過熱感が無いどころか弱いと感じる。こんなに弱いんだと思う。政策金利を上げる理由なんて無い。長期金利が下げたいのに、政策金利がそれを妨げるようならこれは駄目だよ。FF金利1.5%はそういう意味で気になる数字だ。ここまで物価が落ち着いてきてる昨今、過去の経験でFF金利の水準がうんぬんという話、過去の遺産じゃないのー。
2004.9.18
| NYダウ | ナスダック | 米 長期金利 | 為替 | |
| 10,204ドル | 1908ポイント | 4.058% | 109円87銭/ドル | 133円76銭/ユーロ |
6000億ドルの貿易赤字、厳しい数字だよ。米国にこれに相当する証券投資が流れ込まなければ活けない。この持続性、厳しいものがあるよ。日本や欧州が内需を拡大させる。アジアを含めて内需拡大が順調に進む。米国が輸出を増やしてその貿易赤字を縮小させる。このシナリオは現時点で無さそうだからなー。米国は長期金利を下げる方向、その成長率は2%台に失速、意外に早く遣ってくる。設備投資の勢い次第ではこの7−9月期の2%台の成長に留まるかも知れない。V字回復は危ういよ。L字のパターンになる可能性は高い。6000億ドルの証券投資が持続するほどに米国の長期金利は魅力、無い。そういう事態が刻々と近づいて来る。日本の成長率、0−2%、この程度じゃないの。欧州も。米国が2%台。踊り場入りだ。来年の米国の実質GDP成長率の平均、その予測値が3.5%−4.0%だと言う。厳しい数字に違いない。アナリストや調査機関、その平均の成長率、この数字の達成、かなり厳しいよ。
2004.9.21
| NYダウ | ナスダック | 米 長期金利 | 為替 | |
| 10,244ドル | 1921ポイント | 4.040% | 109円70銭/ドル | 135円24銭/ユーロ |
| NYダウ | ナスダック | 米 長期金利 |
| 10,109ドル | 1885ポイント | 3.989% |
だけど弱いなー、米国の消費。長期金利の急騰が効いた。長期金利を下げながらその借り換えによる消費刺激が止まった瞬間になった。あの時の長期金利の急騰、痛かったなー。その結果がしっかりと付いて来た。鉱工業の生産は順調に伸びる。雇用の拡大が加速した。好循環に一気に水を刺した。雇用拡大による消費増加が見えない。弱いよなー。消費を拡大させてきたその原因を軽んじてた、長期金利の急騰は。生産が堅調、くらいで。民間消費がサチレートする。生産部門もこの動きとは無縁ではいられない。その伸び、サチレートのステップに追って入るのは目に見えてる。弱いよなー、民間消費の伸び。こんなものじゃ雇用の伸び焼け石に水、だよ。その雇用も7月以降、その伸びに勢いが無い。月、30万人も雇用を拡大した。その半分に。事業所向けサービス、教育・医療サービスなどのサービス領域での拡大が色あせる。あの時の長期金利の急騰、痛いなー。FRBやアナリスト、調査機関が見通すような強さはもう米国経済には無いよ。新規住宅着工が200万戸でサチレートした。株式市場の動向次第では景気後退もあり得る。民間消費、縮小で。
2004.9.24
| NYダウ | ナスダック | 米 長期金利 |
| 10,047ドル | 1879ポイント | 4.031% |
株式市場の期待金利と債券市場の金利を天秤に掛ける。株式市場よりも債券市場の金利が高ければ投資資金は債券市場に流れる。基本だよ。貿易赤字に匹敵する投資資金が海外から米国に流入する。この資金をも加えて米国ではそのお金を回転させなければ活けない。そうそうお金を回転させるところなんでそれに合わせて湧き出すものじゃ無いよ。長期金利が低下するのは自然な事だよ。株式市場から債券市場に資金が流れる。海外からも貿易赤字に匹敵する証券投資資金が流れ込む。その回転力は弱い。ドル安に進むのが自然だよ。さらに海外から流入する資金の期待金利を下げる。長期金利が下げるから米国の政策金利は緩和的だという話は違う。政策金利だけでグローバルな資金の流れを制御できる訳ではない。株式市場の期待金利は10年もの国債・長期金利に映される。政策金利はこの動きと無縁ではそうそう居られない。株式市場の動向次第では米国の民間消費は今度は縮小する。長期金利が下げたい。これを政策金利が邪魔をする。このパターンは一つの株価急落ステップ入りに成りえるよ。民間消費を冷え込ませる第2の過ちを又、起こしては活けない。長期金利の低下、それに続くドル安、この動きになるのが巨額な貿易赤字に対応する資金流入に応える自然な姿だよ。長期金利の下げを政策金利が邪魔をするような水準は歪みを作り出す。気をつけなければ活けない水準だよ、FF金利1.75%は。
2004.9.26
| NYダウ | ナスダック | 米 長期金利 |
| 9,988ドル | 1859ポイント | 3.997% |
ドル高も痛かった。米国経済を失速させない、とトークを展開していたそのドル安効果を捨てたのは痛いなー。民間消費はぎりぎりのところで支えている状態だった。2004年4−6月はその実質GDP成長への寄与は1.11%に落ちた。貿易赤字をドル安で改善してゆけば米国の成長を下支えできたのにこれを捨てたのは痛い。なんとか支えてきた民間消費に民間投資が反応した。民間消費がサチレートしてゆけば民間投資もこれに続く。ドル安で貿易赤字を改善してゆく。この道が進んでいたなら米国の経済成長力の失速感は未だ出なかっただろう。ドル高に続く、あの時の長期金利の急騰、痛かった。
2004.9.28
| 外国為替レート | ||||
| 1.2326 ドル/ユーロ |
111.38 円/ドル |
0.7175 ドル/豪ドル |
1.8128 ドル/英ポンド |
1.2716 カナダドル/ドル |
だけど弱いなー、米国の民間消費。1.1%増はとにかく弱い。この5・四半期の平均で2.56%の成長寄与だった。これが1.1%に低下したのだから、弱いの一言だよ。7−9月もこの数字以下、そんな弱さが漂っている。米国の景気を支えてきた民間消費が此処まで落ちた。これが現実だよなー。民間投資はこの5・四半期の平均で2.09%、実質GDP成長に寄与してきた。これがキープ出来たとして米国の成長は4.7%ペースから3.2%ペースにダウンする。住宅はその着工、サチレートした。単価上昇で踏ん張る構図、あぶなかしい。小売り売上がサチレートの方向に進むと設備投資もその勢いを失う。民間投資が前期比で15%−20%増のペースは持続できないんだろうなー。貿易赤字の削減に入らないと活けないよ。いつ入るか、時間のファクターしかないなー。
2004.9.29
4.5%、5.3%。このペースで米国の実質GDP成長率が発表されないと、FRB議長の7月時点での予言、2004年10−12月に対前年同期比で4.5%−5.0%へ再加速する、を達成出来ないよ。4.5、5.3と続いて4.5%、予言の下限だ。民間消費のV字回復が無ければ無理な数字だ。来年の実質GDP成長率、3.5%−4.0%、FF金利4−5%に。このパタンも先ずは実質成長率4%台に戻らない事にはスタートしない。長期金利4%前後でやっと出ている成長率、そのギャップは大きい。貿易赤字の削減で米国経済はその成長余力はあるが、力強い成長のイメージには程遠い。2004年10−12月の成長の実績、楽しみだ。7−9月は終わり、数字の発表を待つだけ。その数字によっては不可能の判断も早くも下る。
2004.9.30
| 外国為替レート | ||||
| 1.2434 ドル/ユーロ |
110.04 円/ドル |
0.7271 ドル/豪ドル |
1.8122 ドル/英ポンド |
1.2621 カナダドル/ドル |