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久保田成長研究所
代表 : 久保田十司夫
独り言2001
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| 米国店頭株式市場 ナスダック銘柄の時価総額 | |||
| 2001年2月9日 | 2月28日 | ||
| ナスダック指数 | 2470ポイント | 2158ポイント | 2000年3月10日ピーク比 |
| 時価総額 | 3.6兆ドル | 54%(5048ポイント) | |
| 2001年2月9日比 | |||
| マイクロソフト | 3154億ドル | 3147億ドル | 100% |
| インテル | 2251億ドル | 1919億ドル | 86% |
| シスコシステムズ | 2051億ドル | 1724億ドル | 85% |
3月9日の東京株式市場の出来高、凄かったですね。13.5億株の売買が成立した。月曜日から前日の木曜日まで6億株台の出来高だったから二倍に膨れ上がった分けです。銀行が2001年3月期の決算対策で未だ利が乗っている銘柄を売る。買い方が手ごろな値段に下がってきたので買いを入れる。出来高が拡大していった今まで蚊帳の外にいた銘柄は上昇していった。トピックスは上昇、日経平均は下落でした。米国市場のハイテク銘柄が未だ下げ止まらない。ここに不安を感じる投資家からの売りも有ったでしょう。売り買い交差でエアーバリューが決まる。銀行が決算対策で未だ利が乗っている銘柄を売る。後、10日でこの売り圧力は収まる。此処が底値での買い場と出来高も伴うわけです。ナスダック銘柄でマイクロソフトが2月は安定した。インテルとシスコシステムズが未だ下値を模索する。更なるFRBによる金利下げ決定への催促にこの銘柄が選ばれる。金融緩和のペースが市場と当局で息が合い始める時、これら売り込まれた銘柄の一気の買戻しが入る。底値で買えるタイミングが今なんでしょうね。面白い事に1999年12月末に為替相場が円高ドル安に動いた。102円/ドルで日本人の個人投資家がここぞとドル買いを入れる。と、思いきや現実は未だ円高ドル安に振れるんじゃないかと言う不安感から手持ちのドルを売る狼狽売りも出て、逆に全体ではドルの売り越しに成ってた。ドルの買い場が不安感で狼狽、売り場に転じていた。個人投資家は115円/ドルから125円/ドルの為替水準でドルを大量に買っていた。不安心理は此処から発する。買い下がれる水準からドルを仕込んでいた分けでは無い。既にその範囲を更に下回る為替水準、102円/ドル、に動揺を始めていた分けです。110円/ドルから105円/ドルの絶好のドルの仕込み場でも購入出来ない心理状態だった。ハイテク株が下値を模索する。同じような精神状態に陥っている投資家が多いのは間違いない。
2001.3.10
日本の政治家が後ろ向きの発言を始めたのに気づきだしたのは1999年の秋でした。1997年の秋から続いた緊張関係が2年にして緩んだ。与党が路線変更した分けです。財政出動で下支えする。下支えされた人たちからの声に耳を固め、この路線で選挙に勝てると踏んだのでしょう。更に下支え路線を強化した。発言で鮮明になったのが1999年の秋でした。予算配分もその方向に振る。構造改革がどんどん先送りされる。確定拠出型年金制度がもてあそばれる。株式市場と二人三脚で景気を回復するより、財政出動で下支えに票読みが傾いていったのでしょう。緊急経済対策が与党から出される。基本的には1998年に真剣に始まっていた物でした。先送り体質が此処にも現れていた分けです。下支えしたところから景気が活気付くなら結果オーライです。超低金利で支えている領域から内需が拡大してゆくならこんないい話はありません。現実は甘くなかったと、国と地方の債務が666兆円に膨れ上がって日本国内の雰囲気はこの状態ですから、日本の政治家が取った路線は未だに実を結ばない。痛み止めを打ちながら手術を先送りする。患部の摘出に地団太を踏む。しっかりと手術を執刀してきたらこの3年で日本経済は内需が活気を帯びてきたに違いない。財政出動に最早期待はしない。自らの行動力で国民一人一人が日本の内需を活気付くかさせる。この意識変革が日本人一人一人に今、必要に成っているわけです。政治家もその中の一人でしょう。後ろ向きの姿勢をしっかりと転換させてゆく。ここ1年、その雰囲気は伝わってくる。実践を積み上げながら失地回復に地道に取り組む。しかし政治家は利権に群がる集団と言うイメージがここで蒸し返されたのは大きなダメージに成った。信頼を回復させる。旧の体質が飛び出すと再び転落する。再発は駄目ですよね。此処には進歩が無い。ほとぼりが覚めたら旧の体質がのきのきと噴出す。三歩歩いたら忘れる。このような体質が不信が不信に拍車を掛ける。実際にはこの間に日本経済を牽引する仕組みをどんどん整備してゆかなければ活けないわけです。成熟分野、縮小してゆく分野、これから拡大してゆく分野、日本経済を活気付かせるには新しい分野をしっかりと経済に組み込んで行く柔軟性が社会には不可欠なわけです。栄枯盛衰のパターンに陥る成熟分野と既に始まっている縮小分野、此れに新規分野を加えるから全体では成長が可能に成る。成熟分野は効果効率で筋肉質へ。新規分野に雇用を移動させる。活力ある日本経済の姿でしょう。既得権が新規分野の創出を阻む。雇用移動に抵抗する。此処には社会の柔軟性が欠けています。温床を死守する。此処には衰退の道しかありません。薪の産業が、石炭にシフトし、そして石油にシフトした。進化とはこのようなものでしょう。縮小分野から拡大分野にしっかりと適応してゆく。政治も、その支持者も、企業も、個人も必要不可欠な視点です。
一人一人が自己の能力を磨く。これなくして集団化したところで栄枯盛衰のパターンから脱皮できるわけでは有りません。一人一人が自己研鑽に励む。自己に投資する。飽くなき自己投資が自らを磨く。そして一人一人がその社会で生きる。社会が活気を帯びる。ここに協力する。貢献する。これも大切な視点です。人類は言語を得てその進化の歩度を伸ばした。井戸端会議でその知識を伝播してきた。現在はネットワークの時代です。インターネットの時代です。この伝播はリアルタイムに、グローバルに行われる。競争相手はグローバルな広がりを見せると同時に人類の英知が結集さて更なる進化のステップに突入しているわけです。この領域でその存在価値を得た人から、温床の死守に終始する人まで、そのバラツキは大きく拡大する。縮小する領域に存在するより、拡大する領域に存在する。そしてそこでの存在感が得られる。少なくとも役に立つ存在でなくては成らないでしょう。一人一人が何らかの形で参加している。この正のベクトルに転換する。生きがいでもある筈です。一人でも多くの人々の幸せに貢献する。人間として生まれてきたからには人生の目標は此処にある。ネットによる情報の共有は企業を通じて貢献する、と言う過去の概念を完全に転換してきたわけです。時代はグローバルな情報の共有で進化の歩度を最大限に加速しています。
2001.3.11
日経平均が1985年2月の水準まで逆戻りしました。今日の終値は11819円です。日本経済がバブルが始まる状態の振り出しに戻された、そんな言葉が此処には良く似合う。この16年間の手法がここにきて否定された。発想を変えて出直しが必要と言う事でしょうね。バブルに踊り、バブルを弾かせ、そして問題の処理の先送り体質が振り出しに戻した。失われた10年が失われた15年に成った思いです。緩やかな変革、結局は温床を死守しようとする声でしかなかった。そう言う事なんでしょうね。国と地方に666兆円の債務が蓄積してゆく中、個人の金融資産は1400兆円に確実に拡大していった。郵便貯金に預ける。効率的な運用先では無い。明らかですよね。銀行に預ける。ここでも死に金になってた。経済の潤滑材が滞る。活力を呼び込むお金を使ってくれる所に資金を集中させる。これが出来ていない。お金が動く。経済の基本です。活きたお金が動く。活気ある経済の姿です。日本は内需を拡大させなくては活けない。少子高齢社会はその胃袋を小さくする。これは分かりきっている現実です。この縮小する領域に留まる。駄目ですよね。もがいて見た所で成長分野では最早無い。成長分野に打って出る。成長分野を育てる。この部分を加えないとその雇用さえ維持できない。知恵を絞って市場を創出する。この視点は欠かせません。成熟分野が体力を維持している間に新規分野を育てる。このバランスはとても重要なんです。温床を死守するあまり、この新規分野の開拓に力を注げない。栄枯盛衰のパターンでしょう。日本には年間30兆円の個人の貯金を増やせる余力が未だある。ここが銀行や郵便局にお金を預ける。ここに発想の転換を誘発させ日本経済の再生の切っ掛けを切り開く事ができる。日経平均が1985年2月の水準に逆戻りした。この15年の手法は行き詰まった。新たな道に一人一人が踏み出しましょう。
消費税が3%から5%に上昇したとき駆け込み消費、そして買い控えで行動で日本経済は低迷期に突入した。消費税を2%上げたくらいで消費者が財布の紐を締める。経営者の怒りは頂点に達した。これを機会に春闘のベースアップに寒風が吹き荒れだした。日本の景気を考えていない所に収益を配分しても日本の経済に役に立たないと言う固定観念が経営者に生まれた。消費者が財布の紐を締めた。その付けはこの春闘にも引き継がれている。日本の景気は日本人一人一人が創る。景気に後ろ髪を引く行動を取る。これが許されない。消費者が経営者の信用を失うような行動をした。信頼関係の失墜は取り返しの聞かない溝を生んだ。現在、日本は内需拡大に邁進する時にある。内需を拡大する。日本人一人一人が正のベクトルに成る。この姿勢が問われているときなんです。1400兆円の個人の金融資産がある日本人の行動で日本の内需の拡大は軌道に乗せられる。今度こそ経営者の信頼を勝ち取る。そのチャンスのときでもある。年間30兆円の預金を出来るこの余力を、死んでいるお金を一人一人の意志と行動力で日本の内需拡大の為に転がす。貢献する。経済の正回転が信頼関係の構築を可能にする。このような大事なときに30兆円の預金に回されていたお金が生きた使い方に転じる事が出来ないとしたらそれは日本にとっても不幸な事である。消費税を5%に上げたときと同じ不信感が国内で発生する。消費者は政治家にお灸をすえたつもりでもその手法は日本経済を低迷させる物だった。ここまで連想を働かせてその行動を決める。賢い消費者はこのような行動が出来るだろう。政治家にお灸を据える。しかも日本の景気は力強い。経営者は喜ぶ。春闘での分配も行われる。この正回転が可能な行動がその知力と連想力で選択される。偉い消費者とはこのような存在であろう。今回は1400兆円の個人の金融資産の出番である。日本経済の活力の回復に貢献しなくては活けない。
2001.3.13
| 米国株式市場の時価総額 2001年3月12日 | ||
| 16.8兆ドル | ||
| NYダウ | SP500 | ナスダック |
| 10224ドル | 1180ポイント | 1923ポイント |
| 対2月9日比 | ||
| GE | 3960億ドル | 87% |
| マイクロソフト | 2770億ドル | 88% |
| インテル | 1781億ドル | 83% |
| シスコシステムズ | 1368億ドル | 67% |
米国株式市場の時価総額、凄い数字ですよね。1999年末でGDPの1.7倍の水準だった。現在はそれを超える16.8兆ドルです。日本はGDP534兆円に対してその時価総額はこの数字を大きく下回る。企業の価値を高められない。日本の企業はその利益が少ないからです。此れだけの経済でそこで活動する企業の価値を追及できない。日本社会の欠点でしょう。負債経営にその代表がある。自己資産を蓄積できなかったところにその問題の根源がある。トヨタは創業期にその経営危機を体験した。資金繰りに四苦八苦した。その経験が自己資産経営を指向させた。20年前にはトヨタ銀行の異名も確立していた。株主資産を蓄積してゆく。企業が自己資産で経営を行えるようにする。収益の蓄積がこれを可能にする。超低金利下の日本は負債経営企業を支える。その金利さえ支払いに四苦八苦する。何時の間にかお金を効率的に回転できない体質が染み込む。此れでは活けません。企業が体質を強化する。意識変革を断行する。結局それはそこで働く従業員の終身雇用さえ達成してしまう。日本企業が目指した姿が此処にはある。飽くなき企業体質の強化に努めた企業がその理想を掴む。従業員を活性化させる。出来るか出来ないかは大きな差異を生む。従業員が温床に浸る。寄らば大樹の陰はその組織を衰退させる。変化の先送りが組織の活力を削ぐ。緩やかな変革は体力の消耗戦の泥沼に陥る。短期決戦で後は登るのみ、気持ちがこの方が晴れる。登るのに意識を集中できる。このアドバンテージは大きい。政府が緊急経済対策に本腰を入れる。日銀が量的緩和依頼を真摯に受け止める。三和銀行が赤字決算を決定する。株式市場の低迷が嘘の様に、700円の急反発で反応する。生保が、そして銀行が売り方から手を引き出す。売りと買いのバランスが取れる水準まで株価は上昇する。米国の株式市場、売り方が空売りを仕掛けている。不安定な動きの元凶が此処にある。信用の売り方が青くなる。米国経済への信認が此処では重要な意味を持つ。GEにも空売りを仕掛けてきた。
2001.3.16
ひたちなか市、Honda に加えて100社を超えるバナー広告の表示、クリック、成約を通じてバーチャルの世界からリアルの世界を連想すると言うピンポイントが加わりました。ピンポイントの雰囲気から全体の動向を感じる。ひたちなか市とHondaで実践してきた所です。ネットが情報の共有の世界に成る。ひたちなか市周辺やHondaが優等生の領域に進化してゆくと、バナー広告の動向が今度は社会を映す。そのピンポイントになる。田舎の風景と自動車業界をその周辺と捉える。パーチャルワールドの周辺とは如何なる物になってゆくのか今から楽しみにしている所です。バリューコマースのバナー広告が去年の7月末日からHPに貼られた。徐々に貼るページを増やしながら、工夫しながら12月には一応の形を整える。その表示数も40万を越えた。4月には50万台にのってゆく。此処から伝わってくる情報は数多くの社会動向を反映している。そこからの連想が社会が進んでいるベクトルを感じさせる。目指すべき方向とこのベクトルに違いが在るならその軌道修正をも始まる。ネットで情報を共有できる。ここから社会全体に広がる伝播力は、動きはやはりすごい物がある。歴史的に見て社会は栄枯盛衰の道に例外なく陥る。衰退の道の必ず陥ってゆく。その社会を活性化しつづける。情報の共有化の世界が威力を発揮する。地域性を持つマスコミにグローバル性を持つネットワークが加わる。ネットが果たす媒体としての役割は計り知れない。
2001.3.18