2001年6月17日(日)
Blobとは、インクのしみや、ぼんやりし形のものを指すのだそうだ。Pov−Rayの中では、次のようなものとして定義される。
見えない力のフィールドで、それはある強度で始まり、与えられた半径でゼロまで滑らかに減衰する。このことを説明するために、次のシーンファイルで画像生成してみよう。
| #include "colors.inc" | |
| camera{ | |
| angle 15 | |
| location <0,2,-10> | |
| look_at <0,0,0> | |
| } | |
| light_source{<10,20,-10> color White} | |
| blob { | |
| threahold .95 | //閾値 Blobが見えるようになる全強度値 |
| sphere{ <0,0,0>,.8,1 pigment{Blue}} | //フィールド半径0.8の球の中に存在する |
| finish { phong 1 } | |
| } | |
| sphere { <0,0,0>, .1 pigment {Yellow transmit .97} } | //半径0.1の球面 |
| sphere { <0,0,0>, .3 pigment {Yellow transmit .97} } | //変形0.3の球面 |
| sphere { <0,0,0>, .5 pigment {Yellow transmit .97} } | //半径0.5の球面 |
| sphere { <0,0,0>, .7 pigment {Yellow transmit .97} } | //半径0.7の球面 |
| sphere { <0,0,0>, .9 pigment {Yellow transmit .97} } | //半径0.9の球面 |
閾値( threshold )の値は、0.95 → 0.75 → 0.55 → 0.35 → 0.15 → 0.05 と変える。Blob のフィールドは原点中心、半径 0.8 の球の内部にある。しかし、その中の閾値の値以下の部分は見えなくなっている。閾値以上のフィールドが青くなっている。これだけでは球Object と何の区別もつかない。
ブロブがブロブらしく振舞うのは、複数のコンポーネントが互いに影響しあうときである。
| #include "colors.inc" | |
| camera{ | |
| angle 15 | |
| location <0,2,-10> | |
| look_at <0,0,0> | |
| } | |
| light_source{<10,20,-10> color White} | |
| blob { | |
| threahold .65 | //閾値 Blobが見えるようになる全強度値 |
| sphere{ <-0.5,0,0>,.8,1 pigment{Pink}} | // |
| sphere{ <0.5,0,0>,.8,1 pigment{Blue}} | // |
| finish { phong 1 } | |
| } | |
| sphere { <-0.5,0,0>, .8 pigment {Yellow transmit .75} } | // |
| sphere { <0.5,0,0>, .3 pigment {Green transmit .75} } | // |
透明な球は、Blobのフィールドが存在する範囲である。そのフィールドの中の閾値( threshold )が 0.65 以下の部分が見えている。二つのBlobの間には二つのフィールドが重なる部分があって、この部分ではお互いのフィールドが加算されて強くなっているので閾値を越えて目に見えるようになる。このようにして二つの球状のBlobは、お互いの相互作用でフィールドを強め合ってつながってしまう。
Blob Object は球形のものだけではない。円柱と球を組み合わせたテトラポッドのような物体を作ってみた。