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近畿 

 無いような印象だったけどあるんだね。

地図は未完成です。

和歌山

  • 白浜温泉
    所在:紀伊半島の南西岸
    泉質:含重曹-引食塩線(緩和低張性高温泉)、塩味、わずかな硫黄臭
    料金:\400(国民宿舎 大洋)

     バイクのツーリングには移動日というものが付き物。「ああ、勿体ねえなあ」と思いながら楽しそうなところをひたすらに通り過ぎるのだ。自分の初めての紀伊半島走行は、とっぷりと日がくれて全くの夜間走行であった。最南端のワインディングはかなり気持ちいいものだったけど.....全然自分が走っている風景がわからんわけで、まったく何しにいったやら。おまけに那智勝浦(紀伊半島の南東岸)からAM3:30に出るフェリーに乗って関東に渡ったので、景色は全く見て無いことになる。
     白浜温泉には、そんな寂しい一日に彩りを添えるために立ち寄ったのだ。この地域ではかなり有名な温泉のようだし、場所はしらずとも名前だけは聞き及んでいた。しかし、全然立ち寄る予定なぞ立てていなかった。
     すでに21:00くらいになっていたので、温泉街に入っても人気(ヒトケ)が無く寂しいかぎり。うろちょろしていると「国民宿舎」という看板が目に入った。本当は共同浴場に入るのを常としているのだが、もう探す気力もない。それに、温泉が湧いているところの国民宿舎では、大概割合安価に日帰り入浴が出来る(今の本拠地に近いイバラキのウノミサキとかは不可。利用客が全国一多いからってこれじゃダメね)。ということで国民宿舎へ。温泉街にあるにしては投資がなされてない感じの素朴な建物に入り、風呂場に入る。
     ここは内湯のみで、外も見えない作り。味は塩味で、僅かに硫黄の臭いがする。なにせ疲れていたので、とても心地よい。特に目を引いたのは、湯舟に相当頑固な褐色のこびり着きがあったこと。念入りな掃除をやってないだけかもしれんけど、ここの湯の成分の濃さが良くわかる。湯舟から湯をこぼしている下に風呂桶が置いてあったが、その桶の表面に3〜4cmもの厚い析出物が付着し、一種のオブジェと化していた。
     しばしの休息の後、少しチェーンの伸びたヤマハTT250Raidはさらなる3時間のシーサイド走行に消えていったのであった。走り終わったころにはもう温泉の余韻なんぞ無いわけで。
    ('98.10)

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