ある朝、ゴーグルをつけて登校してきたハルキ。
普段から奇抜な行動を繰り返すハルキを、同級生はいつものようにからかう。
しかし、ゴーグルは父から受けた虐待のあざを隠すためのものだった。
虐待を受けて育ったハルキもまた、暴力的な一面を持ち、
ある日の休み時間、からかいにきた同級生を殴ってしまう。
自らの暴力性に嫌悪感を覚えつつ、
「もうすぐ津波が来て、嫌なものすべてを流してくれる・・・。」と、
信じるハルキ。
一方、クラスメイトへの心ない一言から仲間はずれにされた同級生・香月は、
普段どおりに接してくれるハルキに心を開く。
家庭では、子供に無関心で仲の悪い両親に文句もいえないでいる香月。
お互いの寂しさを理解し、次第に打ち解ける二人・・・。
エスカレートする父の虐待、両親の不和と無関心。
子供にはどうしようもない大人の世界に縛られた二人に、
はたして本当に津波はやってくるのか・・・。 |
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潔癖症の父から、服に付いた砂や食べかすを理由に暴力を受ける主人公ハルキ。
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寂しい家庭を持つ香月は、その穴埋めを友達に求めるが、情報を共有したい一心で放った一言で、クラスから孤立してしまう。
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| 子供にはどうしようもない大人の世界に縛られ、誰にもS.O.Sが出せないままいる二人は、お互いの状況を理解するにつれ心を開く。 |
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