PPPプロジェクト第二弾作品      『 プ ラ イ ス   タ グ 』


 お 金 っ て そ ん な 悪 い も ん じ ゃ な い で 

ハンブルグ日本映画祭 招待決定!!

期間:5/28〜6/1
 *上映は30日(金)20:00の予定です。

映画祭公式サイト http://www.nihonmedia.de/



<2007年/60分/カラー/DV>
監督友野祐介 プロデューサー坂田史志

 予告編@youtube

「下流志向」(講談社)著者・内田樹氏よりコメントを頂きました!

「子どもとお金」という主題は考えてみたら触れられることの少ない(というより無意識的には避けられてきた)ものだということを映画を見て思い出しました。
おそらく「子どもはできるだけお金に触れない方がいい」という人類学的な知恵がまだ残存しているためでしょう。
それも当然で、子どもというのは定義状「労働しないもの」だからです。
労働しないものにとって、貨幣はただの「記号」あるいはただの「数字」です。
でも、労働しようがしまいが、貨幣を持つものはそれを使用するときに、貨幣がある種の全能性をもつことを知ります。
子どもがお金をもち、それを使うというのは、言い換えると「記号は全能である」という倒錯のうちに投じられることです。
その倒錯に迷い込まないために、子どもに対しても、貨幣は「労働の対価」としてしか与えられないといううるさい条件が課された。
そうすれば、貨幣を媒介にして、「労働は全能である」という(健全な)幻想を子どもに刷り込むことができるからです。
映画の主人公の「正ちゃん」は「お金を持たない存在」(赤ちゃん)から、「記号としてのお金を持つ存在」(子ども)、「労働の対価としてお金を得る存在」(大人)へと急ぎ足で階梯をのぼり、最後はなんと「担保を差し出し、有利子のお金を借りる存在」(投資家)へと成長してゆきます。
「投資家」段階まで子どもが行き着く必要があるかどうかについては(人類学的見地からは)疑問があるのですが、そこらへんがあるいは「現代的」な切なさなのかも知れません。

内田樹(神戸女学院大学文学部教授)
ブログ:http://blog.tatsuru.com/


主演・今西彩インタビュー!
日本映画専門のレビュー&ニュースブログ『Hoga Holic』にて、主演・今西彩インタビューを掲載いただきました。

 『Hoga Holic』  掲載は8/31です。


「新幹線代がいくらかかるか知ってるん?ジュース代120円も返せんくせに。」
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