トリウッドスタジオプロジェクト第6弾作品 



きれいごとばかりじゃない。
だけど、きれいなものだってちゃんとある。



60分/HD/カラー/日本/2011



<出演>

大倉裕真    岸井ゆきの    渡辺真起子    稲増文    他 

<スタッフ>

監督・脚本 : 早川嗣

撮影 : 早川裕樹 
照明 : 稲垣圭太 
録音 : 佐藤慎也
美術 : 大澤慧里子、市川真未 
編集 : 早川嗣、山本達也

エグゼクティブプロデューサー : 橋本邦比兒、大槻貴宏
プロデューサー : 日根野晋一、山本達也
製作 : トリウッドスタジオプロジェクト (専門学校東京ビジュアルアーツ/短編映画館トリウッド)

<あらすじ>

自分は障碍者。助けてもらって当然と考える俊。
自分は障碍者。障碍は人からバカにされるものと考えるほのか。
自分は介助者。なんでも助けて当然と考える聡子。
自分は介助者。助けないことも介助と考える勇治。

先天性の視覚障碍を持つ俊は、同じく視覚障碍者のほのかを誘い、介助者の聡子とその兄である勇治と一緒にハイキングに出かける。
山中で出会った大学生・大村と川田に障碍者を差別するような行為を受け、俊は激怒する…。

<キャスト紹介>

障碍に甘えて生きる全盲の少年・俊に、本作が初主演となる大倉裕真(『ブタのいた教室』、『告白』)。顔に大きな痣を持つ弱視の少女・ほのかに岸井ゆきの(『ランウェイ☆ビート』、ドラマ『Q10』)。それぞれ難しい役柄を、体当たりの演技で瑞々しく表現しています。

また、『愛の予感』『ヘヴンズストーリー』『愛のむきだし』などで国際的にも高い評価を受ける渡辺真起子が、俊を甘やかしてしまう介助者の聡子を熱演。
舞台を中心に活躍する稲増文(舞台『モグラ町1丁目7番地』作・演出:前川麻子)と共に作品を力強く支え、他にも中村織央(『ハンサム★スーツ』、『ソフトボーイ』)、浅野道啓(『鴨川ホルモー』)などフレッシュな顔ぶれが脇を固めています。

俊 : 大倉裕真 ほのか:岸井ゆきの   聡子:渡辺真起子
勇治:稲増文 
 

 <コメント!!>
長編第一作目とは思えない堂々たる演出。
山を舞台に障害者と健常者の葛藤を描き、見応えあり。
映画で観たいと思っている激情がきっちりと描かれている。
ベルイマンやテネシー・ウィリアムズのテイストも持つ早川嗣監督の作品は観続けると決めた。
─ わたなべりんたろう(映画ライター)

監督・脚本の早川嗣は大学時代、同じゼミで「見えない」同期生と、戸惑うところからつき合いが始まっている。
彼に励まされて、この映画は作られたとの由。
同窓の「見えない」先輩たちは、この映画をどのように批評するのだろうか。
─ 篠原睦治(和光大学名誉教授、子供問題研究会代表)
 
<監督コメント>

僕は関西人で、よく人にツッコミを入れたりするのですが、大学の時に障碍者の同級生がいて、彼には最初ツッコみづらく感じていました。でも、その後親しくなり、今ではごくごく普通に話したり、遊んだりしています。
何故そういう関係になれたのか、その最初のモヤモヤしていた頃の自分を考えながら作った映画です。
人にはもちろん「違い」があって、気を使うことばかりです。しかし、近付くことができた先には確かな喜びがあると僕は感じています。
監督 早川嗣

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★特報  http://youtu.be/TgXgZ7wCr6c
 

<トリウッドスタジオプロジェクト>

2006年に東京・下北沢にある短編映画館トリウッドと専門学校東京ビジュアルアーツが産学協同で立ち上げた映画製作プロジェクトで、企画から制作、そして宣伝まで全てを現役学生が担当し、トリウッドでのロードショーとDVDの全国発売を行います。
「商業映画」=「お金を払って観てもらう映画」の製作と公開を通して、 「才能」の発掘ではなく「覚悟」の確立を狙うものです。

第1弾『ミックスマシン』(2006) 監督・脚本:斉藤可奈子
出演:三枝万莉、沼澤貴宏、エリカ、真行寺君枝 他

第2弾『アリーナロマンス』(2007) 監督・脚本:板垣英文
出演:田中康寛、池田光咲、掟ポルシェ、石黒彩 他

第3弾『梅田優子の告白』(2008) 監督・脚本:深井朝子
出演:焼広怜美、本多菊次朗、川村りか、三島ゆたか、野口かおる 他 音楽:前野健太

第4弾『14 才のハラワタ』(2009) 監督・脚本:佐山もえみ
出演:長野レイナ、松田洋治、大家由祐子 他 音楽:関島岳郎(栗コーダーカルテット)

第5弾『バカがウラヤマシイ』(2010) 監督・脚本:鋤崎智哉
出演:安藤聖、古舘寛治、山本剛史、鈴真紀史、播田美保 他 音楽:萬遊亭