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大槻貴宏の日記
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7/11(土)〜7/24(金)ロードショー決定!

ドキュメンタリー映画
「花の夢」
東 志津監督






☆7/11(土)〜7/24(金)上映!
土日祝日□□□□112:00 / 14:00
平日(火曜日定休)14:00


料金:一般1,500円 大学・専門1,300円 中高シニア1,000円

毎日14:00の回上映後東志津監督による舞台挨拶!
期間中の土日祝日、トークイベント決定!

☆7/11(土)14:00の回上映後 栗原貞子さん(「花の夢」主人公)

☆7/12(日)12:00の回上映後 田川律さん (舞台監督) 

☆7/18(土)14:00の回上映後 神田さち子さん(舞台女優)

☆7/19(日)14:00の回上映後 広瀬美紀さん(写真家)

☆7/20(祝)14:00の回上映後 伊勢真一監督(「花の夢」プロデューサー)

「ただ、しあわせを夢見ただけなのに 私たちはなぜ棄てられたのかー」   

忘れ去られようとしている記憶   

しかし、忘れてはならない記憶がここにある

遠い記憶への旅を追ったドキュメンタリー。

栗原さんとの東監督との出会いは今から6年程前。
日本へ帰国した、かつての中国残留婦人の方々が集まる新年会の席でした。
「新年経験交流会」と呼ばれるその会は、毎年1名が代表して自分の体験を発 表します。その年の代表は栗原さんでした。 やがて栗原さんは壇上に上がり、ゆっくりと自分の経験を語り始めました。その  穏やかな佇まいからは想像もできない、過酷な体験。私は今までに聞いたこともない、 悲惨な歴史を知ることになったのです。

たった60年前、異国の地でこんなにも辛い体験をした女性たちがいた― 同じ日本人として、女性として、その事実に私は衝撃を受け、また、今まで知らなかったということに愕然としました。  

「shiritai」.

なぜ、こんなことが起きたのか。 なぜ、多くの女性たちが見棄てられなければならなかったのか。

栗原さんは今、東京・江東区の都営アパートで、ひとり暮らしています。近所に住む孫たちが、時折顔を見せるのを楽しみに暮らす、ごく普通の老婦人です。気の向くままに眠り、絵を描き、愛猫と戯れる。 「今が一番しあわせだな」栗原さんはつぶやきます。

「でもね、一生忘れられないことがある。その思いは、墓まで持っていくよ」

陽も昇らない薄暗い朝に、そして、寝つけずにいる真夜中の暗闇に、いつも思い出すのは、死んでいった仲間たち、そして子ども たち。「生きれるまでは生きようね」という言葉を最後に亡くなった友の亡骸は、その行方すらわからぬまま、今も中国の大地に眠っています。 「私たちは、なぜ、国に棄てられたのか。」問うても、返事はありません。 その小さな声が消えてしまう前に… 栗原さんとの、遠い記憶への旅を記録したドキュメンタリー。

甦る記憶― 終わらない物語

中国の歌をうたってみてもらえませんか。
そんな私の投げかけに、栗原貞子さんは少し考え、この一節をうたってくれました。
しんと静まり返った薄暗い部屋。夏の初めの、夕暮れ時でした。
風鈴が、微かに風に揺れていて、時折、子どもの声が聴こえてきます。
部屋には栗原さんと白い猫、そして、ただそこにいるだけの私。
風に当たりながら遠く窓の外を眺める老婦人の視線の先に、 一体何が見えているのか。
私にはわかりません。
その口から語られる記憶のかけらに、そっと耳を傾け、寄り添うことしか、私にはできません。

中国残留婦人として生きることを余儀なくされた栗原貞子さんの胸に残ったのは、一曲の歌。
生活に追われ、何かを楽しむ余裕などありませんでした。 「他には何も覚えていない」と言ったそのひとことが、中国での生活の過酷さを物語っています。

忘れ去られようとしている記憶。 しかし、忘れてはならない記憶。 今、栗原さんの記憶は、映画となって私たちに引き継がれます。

この作品は、それを受け継ぐ私の、そして、私たちの物語でもあるのです。

監督 東 志津

スタッフ

監督・撮影・編集
東 志津(あずま しづ)

1975年 大阪生まれ。
1998年 武蔵野女子大学文学部卒業後、映像の世界へ。
PR映画、CMなどの映像製作に参加後、
2003年より、ドキュメンタリー映画の製作開始。
2004年、『花の夢』の前身となる作品
『あなたの話を聞かせて下さい〜中国残留婦人 栗原貞子さんの日々〜』(30分作品)で、
2004年 地方の時代映像祭(市民自治体部門)奨励賞受賞。

プロデューサー
伊勢 真一(いせ しんいち)

1949年 東京生まれ。立教大学法学部卒。いくつかの職業を経て、映像の世界へ。
‘95年、てんかんと知的障害を持つ少女とその家族を追ったドキュメンタリー映画 『奈緒ちゃん』で、毎日記録映画コンクールグランプリ受賞。その後も、 ‘97『ルーペ』、’99『えんとこ』、’02『ぴぐれっと』’04『朋あり。〜太鼓奏者 林 英哲〜』、 ‘06『ありがとう』など、精力的に作品を発表。近年は、’04『タイマグラばあちゃん』 (澄川嘉彦監督)、’06『ツヒノスミカ』(山本起也監督)など、
若手のプロデュースも積極的に行っている。
いせFILM

クレジット

出演 栗原貞子
語り 余貴美子

〈スタッフ〉
撮影・監督/東 志津
プロデューサー/伊勢真一  撮影協力/石倉隆二
音響構成/渡辺丈彦
音楽/横内丙午 録音協力/米山靖

題字・絵/山福朱実
宣伝デザイン/ジオングラフィック
制作協力/ 
ヒポコミュニケーションズ 一隅社 クロスフィット
企画製作/ 
映画「花の夢」製作上映委員会
いせFILM 芸術文化振興基金助成事業



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