木内


この店を知ったのは当時購読していた「ストアーズ・レポート」に掲載された連載記事
からです。確か地域一番店を巡る攻防に付いて書いていたもので、その秋田編に登場
その記事には外商を廃止した話し、お得意様割引等一切無し等かなり興味を引く話し
が書いてあり、当時スカイメイトを持っていたので早速飛行機に乗って秋田へ(8年位前?)

地上三階建て、地下無し、売場面積約8.000u。そこいらのスーパーより小さな店構え
本当にこれが地域一番店か、と一瞬思いましたが、中に入ると何とも云えない雰囲気が
漂っています。壁紙等20年位前のデザイン。しかし手入れが良いらしくうらぶれたもの
では無く、昔の映画を見ている様。3階の大衆食堂は大きな相席を前提としたようなテー
ブルの真ん中にポットと湯飲み茶碗がデン。エスカレーターの脇では、ただ挨拶だけをし
ている奉仕係の若い女性がいるのも不思議な印象。

実際に買い物をしてみると、面白い事を発見!お釣がすべてピン札!どの売場でも同様。
つまり現代に残った、古き良き時代の百貨店の姿が平成の時代にもそのまま残っている
本物の百貨店、それが秋田・木内。

すっかり木内が気に入ってしまった私はこの後何度と無く秋田に足を運んでは木内に立
ち寄ったものです。

しかしその木内も何時の間にか縮小均衡の道を歩んでしまい、いまでは細々と営業を続
けるのみ。何でも経営不振ではなく社長さんが百貨店業に興味・意欲が無くなったと云う
説を聞きましたが、真相は定かではありません。

最後の百貨店らしい百貨店・木内が何時の日か復活する事を心から待ち望む日々です
・木内再訪記 2001/04/07


久しぶりに木内へ行って来ました。
噂通り1階のみの営業となっており、寂しい限りです。
しかしながらお客さんはそこそこ入っており、またお釣りがピン札の伝統も守られているようでした。
店員さんは相変わらず親切丁寧で、固定のお客さんはキッチリ付いているような感じです。

・店舗外観

・伝統を誇示する木内の社章

・駐車場


これが木内の駐車場商法とも言われた料金システム。
買い物をしたら駐車料金が無料になるのではなく、先に駐車券代わりに商品券を購入するのです。
その為、欲しいものが無くても必ずお金を払う羽目になります。

・営業時間は10時‐17時

・贈って喜ばれる、木内の商品券

Links to other sites on the Web

思い出の地方百貨店