私的特捜ベスト! −2001/01/13現在−

私的特捜ベストですが、変わる場合もあります。(でも哀・弾丸・愛と裸の街は不動かなぁ…)

359:360話 哀・弾丸・愛
前述したが、この最後のシーンはまさにトラウマ的に記憶していたのであるが、今見返してみて
こんなにスゴイ話であったかと、改めて感動。
鉄砲を犯人に向け発砲「しない」ところから物語が始まると言う、最初から息つく事のない
なんとも深くて重い話。

心に残るシーンだけでも

・おやっさんが叶に10年早いんだ!と怒鳴るところ
・課長が吉野に拳銃を持つと言う事に慣れすぎてはいないか?と戒めるところ
・紅さんがおやっさんに「節穴です。 おやっさんの目は節穴です」と言うところ
・しかもすぐ後の車中で「おやっさんが辞めるなら私も辞めます」とい紅林
・犯人に「甘ったれるな馬鹿野郎!デカなてのはずるくて汚くて最低のけだものだ」というおやっさん
・それで良いんだ、それで良いんだよ、とおやっさんを課長が励ます所
・おやっさんの「私のためらいが人を殺した。それだけは事実なんです」
それと最後の操車場のシーン…

今までのドラマでこれほど人間の強さとか弱さとか
本質的な問いかけをしたドラマがあったであろうか?
文句無しの特捜ベストであろう

127:128話 裸の街
おやっさんが一時的に退職する回なのです。テンポが今一つの感は否めないのですが、私の様に
親を癌で亡くしているものにとっては、患者の殺して…って言葉で殺してしまった身内の気持ちが
痛いほど分かるのです。またこの話は最後のおやっさんとゲストの日色さんとのシーンが素晴らしい

「私の妻もガンなんです…」
「あの笑い顔が見れる限り私は殺さない!」

このおやっさんのセリフは本当に涙物…

430話:昭和60年夏 老刑事船村一平退職!
おやっさん退職編。
この坂を上がれなくなったら…というおやっさんの言葉も印象的であり、おやっさんが警察に入り最初に
逮捕した男が実は無実であったと言う、なんともやりきれなさの残るストーリー。
個人的に長年唯一持っていたテープであるという、愛着のある作品である

333話:一円玉の詩!
前述の通り私が特捜にハマるきっかけとなった作品
知り合いの子供が事故にあったと聞き、とっさ1円玉を溜めたビンを抱えタクシーに乗りこむ老人
ところがタクシー代をこれで、というと運転手にビンを投げつけられた上断られたため、逆上して運転手を
殺してしまうと言う、なんともやり切れなさの残る話です。
しかも主役が紅林さんという、これまた如何にも1円玉が逢いそうな方なのもポイント。
因み消費税導入直後の一円玉不足騒動の頃、某百貨店でバイトしていた私は、銀行に一円玉を貰いに
行く度に、この話のことを思い出したものです。
そして去年、なんと古本市でこの話の脚本を発見したのです!もう見付けた瞬間は余りの事に一気に力が
抜けてしまったほど…しかも脚本を見たところ、なんと最後のシーンが放送と違うのです!
と言う事は、私がハマッたあのシーンは監督が後に変えたのであろうか?
だとしたら、ありがとう!山口監督!!


こうやって見るとやっぱりおやっさん=塙作品が並んでしまいますねぇ
これはおやっさんが上手いからなのか、塙さんの本が良いからおやっさんがよく見えるのか分からないの
ですが…まぁ両者だとは思うのですけど。

時に先日ビデオを見ていた時、脇にいた母が「これ塙五郎の脚本なのか。この人のは良い作品が多かったよ」
とポツリ…やはり遺伝なのか?(笑)

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