とうくろうのフィールド日記
- 2004年4月11日 ミサゴ
- 人生はあざなえる縄のごとし、とはちょっと大袈裟だけれど、この日の出来事はそんな感じ。
以前から情報をもらっていたミサゴの営巣、やっと行くチャンスができた。と云うか「見てきた?」との電話が掛かってきたのでどうしても見に行く必要に迫られたというのが真相ではありました。
現地に着いてちょっと探すと目的の巣はすぐにめっけ。ずいぶんと高い木の上に営巣しているなぁ。
それにちょっと遠い。ならば、あの山の上から、と思ったのだけれど道は無さそう。羊歯の生い茂った斜面は難度が高そうで気後れしてしまう。しかしコンクリート護壁との境ならなんとかなりそう、と背中に望遠レンズ、手にはずっしりと重い三脚を持ってえっこらさ。半分くらいまではそれほどでは無かったけれど、上の方はさすがにきつい。2/3でとうとう撤退。勇気ある撤退なのか単に軟弱なのか。手足は棘で傷だらけだしポケットにはいっぱい枯れ葉が入っている。でも服に破れもなくて、ほっと安心。鉤裂きを作って帰ればつれあいに何を言われるかわからないからね (^_^ゞ。
さて、と別の場所を探すとなんとなく近づけそうな道があった。これがばっちり。先ほどの山より近いし道だから藪こぎもなし。昔、山登りをしていたのも伊達じゃないな、と一人納得したものの先ほどの感の悪さで帳消しであります。巣までは200m前後か。あまり近づいて営巣に影響があってはいけないし、見上げる格好になるので、今日はとりあえずそこで観察。
帰宅後、PCで画像を見た。期待したほどではなかったけれど、まずまずかな?というのも数カットあった。ところが・・・
なんたる不注意。いきなりメモリーを抜いてしまったのだ。むろんPCからは警告の表示が。でも時はすでに遅し。再度挿入しても画像が無い!
ガーン・・・
ノートンおじさんに修復してもらおう、と思ってもディスクを認識していない。HP用の写真は取りだしていたものの、元画像とは比べ物にならない品質。いや、まてよ窓のパソコンならなんとかなるかな、とディスクスキャン。とりあえず成功でありました。ホッと一安心したものの、最後の1枚がなにやら変。ファイルサイズが半分しかない。という事は・・・やっぱり (;_;)
サムネイル画像は表示するものの拡大したらギザギザ。あ〜ぁ、どうせなら別の画像が壊れればよかったのに。なんでこれが・・・
これはサムネイル画像をスクリーンショットで取りだしたものであります。
- 2004年2月8日 クマタカ
- 昨年からぼつぼつとクマタカを見に行くようになった。しかし相手は絶滅危惧種。おいそれと会えるものではない。それでも西に東にと通う内に遭遇率も高くなってきた。だが深い森の中、その距離は決して近いとは言えない。遙かな稜線を、吸い込まれそうな高い空を、豆粒のような姿を見てきた。そんな豆粒でも、その大きな翼に風をいっぱい受けて飛ぶ姿は私を魅了した。
今日も林道に車を止めて待っていた。そして相手は突然現れた。いや!そう見えた。クマタカがまともにこちらに飛んで来たのだ。その姿は正面から見るとすっかり森の木々に隠れてしまう。気がついた時には遅すぎた。カメラを構える間もなく、目の前を飛んで行った。くやしいが嬉しかった。彼らとの距離が縮まったような気がしたからだ。
その後、彼らは正面の山に現れた。しばらく山の上で舞っていたが、その中の1羽が斜面に沿って降りてきた。そして大きな枯れ木に尾羽を上に跳ね上げて、いつもとは違う姿勢で止まった。距離はおおよそ800mほどだろうか。おや?と思ったら別の1羽が先の1羽に乗った。交尾だった。
QuickTimeMovie
「雌は終始尾羽を上にあげた同じ姿勢だった。交尾時間はおおよそ30秒。鳥としては長い方だろう。観察場所からは聞こえなっかったが、おそらく山の上で舞っていた時にはお互い鳴き交わしてしたと思う。」
この日はほぼ一日見え隠れし、4時すぎに山の頂近くにある木に止まったまま日が落ちるまで飛ばなかった。私はその姿が見えなくなるまで居たかったが、諦めて夕闇迫る林道を帰途についた。秋には幼鳥が同じ空を舞ってくれる事を祈りつつ・・・
- 2003年2月23日 三度目の正直は?
- 前から計画していたのだけれど波が高く伸びのびになっていた。この日も3mと波静か、という訳にはいかない。しかしもうこの日しかない。いや普通に乗ればあるのだけれど、割引は2月いっぱいなのだ (^^ゞ
桂浜の坂本龍馬に見送られて出航。この辺りでは意気揚々なのだが、陸から離れるにしたがって船が揺れはじめた。さすがに木の葉のように揺れるわけではないが、鳥の観察には都合が悪い。外洋にでて早々にカンムリウミスズメの群を2度見つけたが、さっぱり写真なんかは撮れない。天気はいいのだけれどねぇ・・・
船のスピードが上がるにつれてドップーンとピッチングする。その度に波しぶきがカメラにかかりそうですっかり腰が引けてしまっている。
乗客の中には気分が悪くなった人もいた。こんな日に船室にいるより外を眺めていた方が酔わないと思うので、頑張ってデッキにいる事にした。時折見える鳥はミズナギドリやカモメの類。しかし大揺れの双眼鏡ではさっぱり何がなにだか判らない。結局後から撮ってきた写真で確認 (^^; ミツユビカモメは初見だった。高知では観察例の少ない鳥であるが、数はけっこう居たように思う。という訳でいまいちのフェリーだったがそれなりの成果はあったという事か。
- 2002年9月21日 夢やぶれて
- 四国最西端の佐田岬に行くのに高知〜土佐清水のフェリー(今は廃止)を使う事を思いついた。
ちょうど車両の運送料がタダになるサービスがあったからだ。我ながらすばらしいアイデアだと思ったのだけれど、地図ソフトで調べてみると意外にも高知〜佐田岬と土佐清水〜佐田岬はほとんど距離が同じだった。これでは省エネにはならない。でももうまくすればまだ見ぬカツオドリなども見られるかもしれない。今月はじめにはKさんが同航路で見られているし、6月の探鳥会でもHさんだけが見ているのからだ。
期待に腹を膨らませて (^^ゞ いざ出航! 天気晴朗なれど波ちょっと高し。あとで調べたら土佐沖に熱帯低気圧があったのだった。
しかしさすが客船、ピッチングはすこしあるもののローリングはほとんど無く快適そのもの。いや大したものだ。あれは何年ころだっただろうか、千トンにも充たない船で大阪まで乗った事があるが、室戸を過ぎるあたりの揺れ方といったら絶叫マシーンのも匹敵したのではないだろうか。その頃は関西汽船が走っていた。
さて肝心の鳥はというと、桂浜の沖5Kmでツバメを見た以外はこれといった鳥は現れなかった。オオミズナギドリが少々。それも船からはるか遠くて写真は撮れない。じつは前回の失敗を教訓にして工夫をしていたのだった(工夫と言える程のものではないけど)。前回、三脚を甲板に立てたら船の振動でさっぱり撮れなくてほとんど手持ちだった。その教訓を生かしのがこれ おおよそかっこ悪いものですけど少なくとも三脚よりましであります (^^ゞ
- 2002年5月19日 夢かうつつか
- この季節、山の中で寝る機会がある。現地での時間を有効に使うためと朝のコーラスを聞きたいからだ。しかし、この「朝のコーラスを聞きたい」というのがくせ者で、ときどき困ったことが起きる。
昨夜も仕事を終えて山に車を走らせた。現地に着くとさっそく缶ビール。やはり自然の中で飲むビールはうまい。この時点でコノハズクやヨタカの声でも聞こえたら最高なのだが、今回は聞こえない。
いつも朝は空が白みはじめる前後に目が覚める。しかし身体はまだ起きたくない。当然そこに意識と身体のせめぎあいがあって私は狭間を漂う事になる。
「ん? ふくろう?」 遠いような、近いような声が聞こえている。
「ふくろうがいる。起きなくっちゃ」 むくっと起きあがって車のカーテンを思いっきり開けた。
そこに広がる景色はなぜか明るい。しかも森の中ではない、都会のようだ。なんとなく学校のようでもある。しかもそれをフェンスの外から覗いている。
「おかしいなぁ。何で明るいのだろう。それにここは何処?」と疑問を持ちながらもしっかり双眼鏡でフクロウを探している。
声は聞こえ続けている。ホッ、ホッ、ホッ
「おや、フクロウじゃない。」 やっとフクロウの鳴き声でない事に気がつく。
なおも続く
ホッ、ホッ、ホッ ボッ、ボッ、ボッ
「夢だ。はやく目を覚まさなくては」これがおかしい。夢を見ている事がわかる夢だ。
ボゥ、ボゥ、ボゥ ボゥ、ボゥ、ボゥ
声がだんだんはっきりしてきた。
「ミゾゴイ?」 やっと目が覚めた。
夢とは違ってのろのろと身体を起こして窓を開けた。
外はまだ暗かった。外の闇の中から声は聞こえてくる。近い。
ボゥ、ボゥ、ボゥ ボゥ、ボゥ、ボゥ
ミゾゴイはまだ見たことが無い。ぜひ見たい。しかしこの暗さでは探しても無理なので声を楽しむ事にした。
ミゾゴイの声
- 2002年4月28日 コンタックス
- デジタル1眼レフを手にいれて1年が過ぎた。初めはデジタル画像は手軽だけが取り柄、ここ一番はやはり銀塩と思っていたけれど、銀塩からスキャンしてHPに載せる手間と劣化を考えると発展途中と言えどもデジタルは侮れない、と思うようになった。そんな訳でフィルムの出番は無くなりカメラは戸棚の中に。フィルムはカメラの中に入ったまま。
これではいけないと久しぶりにコンタックスを持ってフィールドに出かけた。久しぶりに押すシャッターの感覚は気持ちがよい。高価とは言え、持っているS1Proは機械としての出来はあまり良くないのだ。
しかし、やはり画像はすぐに見たい。という訳でS1にマクロプラナーを着けて写してみた。もちろんマウントが違うので装着できる訳ではない。単に手に持ってマウント部分を合わせただけ
さてマクロプラナーの写りはいかがだろうか。絞りは開放しか使えないのでピントは厳しいものがあるがボケの感じはやはりマイクロニッコールより良いような気がする。もしかし気のせい?
写真はヤハズマンネングサ。ちょうど地元の新聞にも載っていた絶滅危惧種でもある。
- 2002年1月12日 アボセット
- 一時は見た鳥の種類数を増やす事に熱中した事もあったが最近はその熱も少し冷めてしまっている。そんな時に山陰にソリハシセイタカシギが来ているとの情報があった。
「えっ? アボセット」 気持ちがぐらついた。
このアボセットという名前、鳥に興味を持ち始めた頃に読んだ岩本久キューソクさんのエッセイに、きわめて珍しいこの鳥を見るためにどたばたした話が面白く書かれていた。それ以来この「アボセット」と云うソリハシセイタカシギの英名は頭に刻まれてしまった。これは行かねば・・・
とは言っても山陰へは金も暇もかかる。取りあえずメンバーを誘って日帰りで行くことにした。朝3時起きである。普段ならぜったい起きられない時間だけれど。まるっきり小学生の遠足の日と同じである。
高知から4時間あまり、目的地に着くと憧れ続けたアボセットにいともあっさりと逢えた。だが遥か彼方の湖上にプカプカと浮いていたのだ。
「おい、おい、なんかイメージが違うじゃない?」
この鳥、名前の通り長〜い足を持っていて水の中を歩きながら採食する。だから浮かんでいるとまるで白いカモメのよう。スコープで見ると確かに特徴の上に反った細長い嘴が見えた。やはりアボセット。見られてほっとする一面、出会い方がいまいちが残念でもあった。
地元の方が昼頃には採食の為、近寄ってくるとの事で周辺を巡る事にした。
11時頃に戻ってみると、湖上にも姿はなかった。聞くと岸近くの葦の茂みの向こう側にいるそうだ。期待はできるが、待っても待っても現れない。少し不安になってきた。同行者の都合で早く帰らなければならないのだ。待つこと2時間近く。葦の中から白いものがひらりと飛んできた。
「出た!」まるでお化けか幽霊である。
水深がある為にあの長い足はあまり見られなかったが優雅な姿は堪能できた。長く待たされたお陰で感動も増幅していた。
ありがとうアボセット。次は高知に来て下さい。地元で君を見ること夢見ている鳥友がいるのです。
- 2002年1月3日 オオコノハズク
- 車を走らせていて見る轢死した動物はネコがいちばん多いだろうか。次はタヌキかイヌ。繁華街の公園近くではドバトがペッチャンコになっているのもよく見る。
3日の朝、国道を走っているとセンターラインの上になにかが落ちているのを発見した。通過する瞬間、鳥だとわかったし色合からも興味を引くものと思ったので拾う事にした。なにぶん国道、通過する車も多いし、片側1車線の道なのでかなり先まで走って車を止めなくればならなかった。ちょうど道路の真ん中だったのでそれほどでないと予想したが、やはり結構傷んでいた。ともかく拾って安全な所に戻って見てみるとフクロウの仲間だった。
「ん? オオクノハズク」
オオコノハズクの死体は昨年の5月にこのHPにも登場しているprimulaさんが拾ったものを見せてもらった事がある。しかしなんだか、それより大きいような気がする。かと言ってトラフズクにしては小さいしコノハズクより大きい。やはりオオコノハズクしかない。大きさの違いは個体差という事だろうか、それとも記憶の勘違いか。
それにしても2度続けて同じ種の死体に接するなんてなんとも言えない縁だ。フクロウの仲間は夜間活動する。当然暗闇に強い目を持っている。だから車のヘッドライトに目がくらんだのだろうか。
実はまだこの鳥の生きた姿を見た事が無い。こんど会う時にはぜひその鋭い目で睨めつけて欲しいものだ。
「お前ら人間のおかげで、ずいぶん暮らしにくくなってしまったじゃないか!」
5月に拾ったオオコノハズク
- 2001年5月12日 カッコウ
- 歌でおなじみのカッコウは高知ではそれほど多くない。開けた草原を好む鳥だからだ。元々、日本ではホトトギスが好まれた。と言うよりカッコウは多分珍しかったのではないかと思う。
清少納言が
「いかで人より先に聞かん」
と言ってホトトギスを好んだのも、日本の環境にそれだけ合っていたからだろう。一方、カッコウは閑古鳥と呼んで寂しくもの悲しいものとしていた。
うき我をさびしがらせよかんこ鳥(芭蕉)
ここ八島ケ原ではあちらこちらでカッコウの声が響いていた。霧ケ峰のように牧畜が盛んになってからカッコウが増えたのかもしれない。
私などはこの声を聞いてもそれほど寂しい声だとは思わない。かえってのどかで気持ちの良い鳴き声だなと思う。これは、もしかしたら子供の頃聞いた歌の影響だろうか。そうした歌は海外(欧州)の曲を訳詞したり歌詞をつけたもののようだ。だから日本人のもっていた閑古鳥のイメージを引きずってはいないのだろう。一方、ホトトギスを歌ったものは記憶にないのだが、なにかご存知の方はいないだろうか。
- 2001年3月20日 よくある話とは
- この所、写真の世界ではデジタル化が急速に進んでいます。なにやら銀塩カメラよりデジタルカメラの方がよく売れているそうです。私も初めて手に入れたカシオの名機QV−10以来幾つかデジカメを使っています。で、とうとう身の程知らずと言うか、セミプロ用の1眼デジカメのフジS1Proを買ってしまいました。本当はキャノンのD30にしたかったのですが、レンズがニコンだし、サンプルの画像が私のような素人向きだった、などでS1にしたのですが。
この日、カワセミのホバリングを撮ろうと待っていたら、期待通りの場面にシャッターを押す指にも思わず力が入ります。何枚か撮り、かのカワセミ君が飛び去ってから画像を確認したら
<NO IMAGE>
「あれ?」もう一度確認。やっぱり<NO IMAGE>
スイッチを入れ直してもやっぱり同じ。よく見ると電池マークの残量が少なくなっていました。シャッターは下りたのですが、記録をされなかったみたい。涙です (;_;) 今までは電池が少なくなると、シャッターが下りなかったのですが、この前買った電池では作動パターンが変わったみたい。そんなバカな。あな、恐ろしや、デジタルの世界です。
そう言えば銀塩カメラでもカラー(空)フィルムというのがありますねぇ (^^ゞ
- 2001年1月6日 ハイイロチュウヒ(高知県中村市)
- 高知県西部、中村市へハイイロチュウヒを見に行った。ハイイロチュヒの雄はその名なの通り全身明るいグレーの美しい鷹だ。雌は県外で見たことがあるが雄はあこがれの鳥の一つだった。中村に見に行くのは実は2回目なのだ。
目的地につくと大きなレンズを構えたカメラマンが来ていた。聞いてみるとやはりハイイロチュウヒ狙いだった。これは期待が持てそうだ。どこから来たかと聞かれたので「高知市です」と答えると
「それじゃぁ、西条の方が近いんじゃない?」
と言われてしまった。考えてみると確かにそうだ。高知市から中村市は結構遠い。早くて2時間半はかかる。西条だとゆっくり行っても同じくらいだろう。しかし基本的に高知で見られる鳥は高知で見ることにしている。ボクのライフリスト(見た鳥の種類)は260種くらいだが、その内県外で見たのは絶対に見られないライチョウなど20種も無いと思う。万年初心者だがこれだけは自慢できる。
少し待っていたが出そうにないので、所用をすます為そこを離れた。2時間ほどたって戻ると
「さっき出ましたよ」と言われた。いつものパターンだ。この言葉を何度聞いたか (^^ゞ
でも居ることは確かになったので、じっくりと待つことにした。しばらく待っていると地元の方の声が聞こえた。振り返ってみると双眼鏡の先に鳥の姿が見えた。ゆったりと地面をかすめるように飛んでいたのはチュウヒだった。残念、と随分贅沢な事を言ってしまった。チュウヒも見応えのある鳥なのに。
現れたハイイロチュヒは期待通り美しい鳥だった。チュウヒと同じく地面の起伏に合わせてゆったりと飛んでいた。遠くて絵にはならないがシャッターを押した。憧れの鳥に出会えた記念の証に。
- 2000年7月9日 再び白髪山(物部村)
- このフィールド日記を見るとちょうど昨年の今頃登っている。改めて読んでみると、そのまま載せても良いような気がする (^^ゞ ただ違うのはアオジが確認できなかった事だ。先週(2日)も今回もアオジは見られなかった。どうやら今年はこの場所にはいないようだ。
今回の目的は先週に見たシマアカモズの確認の意味もあった。白髪分岐から白髪避難小屋の方に下りて行くと潅木の影にその鳥を見つけた。ここには普通のモズもいるので、それとの違いに注目して双眼鏡を覗いた。確かに図鑑通りの姿に見えた。だが・・・
その後、すぐにその鳥は影に入って見えなくなったので近くまで下りて行ってこの為に持ち上げた望遠レンズをセットし、申し訳程度のカモフラージュをして待った。しばらくして鳥が現れ梢に止まった。はやる心を抑えてそ〜っとレンズを向け覗くと
違う! さっきのと違う。梢で得意げに尾を振っていたのは普通のモズだった。むろんこの季節のモズは冬に見るものよりきれいだ。高原型とでも言うのだろうか背中も灰色がかってシックな感じがする。相手が違うがせっかくだからシャッターを切る。
その後もこの辺りをうろうろと歩き回って探したが目的のアオジもシマアカモズも現れなかった。まさか見たい見たいと思っていたので、そう見えたのだろうか。まさか!
待っている間、アオバトがこの尾根を越えて高知県側から徳島県側に20羽あまり越えていった。反対向きの個体はいなかったので、このままでは高知県のアオバトはいなくなるのじゃないかと心配になった (^^ゞ
結局、宿題はまた残ってしまった。重い機材を担ぎ上げて撮ったのがモズの写真だけだった。行き交う登山者を見てると双眼鏡やカメラを待たず、ただ歩いて見たくなった。白髪分岐から剣山に伸びる縦走路は明るい林や笹原が続く楽しそうな道だ。ここを剣山から歩いたのはもう30年も前の事になる。あえぎながら歩いてこの場所で飲んだ水が例えようなく旨かったのを思い出した。私の為に一緒に行った兄が水場まで下りて汲んできた冷たい水だった。
モズ
- 2000年6月4日 中津明神山(吾川村)
- 中津明神は高知県、愛媛県にまたがる山である。若い頃はここにあった猫の額ほどのスキー場に通ったものだ。そのスキー場もなくなりパラグライダーのゲレンデとなって犬の額くらいに拡張された。
野鳥の調査で山中の大山祇神社に夜の9時半ころ着いた。途中パラパラと降っていた雨もあがっている。神社の近くに車を停めてビールをちびりちびりやっていたが、鳥の声を聞くために窓を開けているので虫が車内に入ってくる。これも悪くはないのが、ちょっとうるさい。かと言って明かりを消すと真っ暗でなにも見えない。こんな暗闇は町ではお目にかかれない。もっとも真暗闇が見えないのは当然なのだが。
手探りでせっかくのビールをこぼしてもつまらないので電気のついた建物からの明かりが届く所に車を移動した。これなら車内の明かりを消してもビールが飲める。名案と思った。しかし、これが失敗だと分かったのは翌日になってからである。
持ってきたのは缶ビール一個だけだったし、鳥の声も聞こえてこないので早々に寝た。どのくらい経っただろうか夢うつつの中にズンズンと響いてくる音が聞こえてきた。朦朧とした頭はなんだか理解できない。それが建物の中でロックバンドが練習をしている音と分かったのはしばらく経ってからである。時計を見ると草木も眠る丑三時である。これではコノハズクやトラツグミが鳴いていても聞こえないだろうし、だいいち、恐れをなして声も出ないだろう。場所を移動しようと思ったが、寝台車モードになっている車を動かすのも面倒だ。我慢するしかないと思ったら私も町の子、音の正体が分かったら安心してまた寝てしまった。次に聞こえてきたのはホトトギスの声だった。やはりこちらの方が良い。木々の間から見える空もうっすらと白みはじめていた。
そろそろ起き出して、鳥の声に耳を傾けなければ。
- 2000年4月30日 ザゼンソウ(岡山県)
- 岡山県北部に森林公園がある。名前は?とパンフレットを見てみると「岡山県立森林公園」となっている。実にそっけない、もう少し名前に色は着けられないものだろか。
余談はさておいて、この公園には今回2度目の訪問になった。時期も同じ季節である。やっと雪が解け、ザゼンソウが顔を出す季節である。そのザゼンソウに逢いたくて車を走らせた。
前回と違い着いた時間が遅かったので、すでに多くの人が訪れていた。山登りの格好をした人もいれば、高価なカメラを抱えたアマチュアカメラマン。家族連れ、そしてごく普通の服を着た人もいた。そして、それらの人たちは、皆この普段着の自然を楽しんでいるようだ。ここは上高地のような土産物屋もなければ雪を頂いた銀嶺も無い。あるのはカラマツの林や雪解け水が流れる小川、そして花鳥である。それでも十分楽しめる。こうした自然環境に触れるだけで心のひだが伸びるのだろう。
ザゼンソウはもう盛りを過ぎていたようだ。それでもあちらこちらに顔をだして澄まし顔で座っている。特に可愛いとは思わないし、きれいだとも言えない。でもこの花が好きだ。ここには植えたものだが同じ仲間のミズバショウもある。ミズバショウが夢を見て咲く花なら、こちらは瞑想しているのか。ザゼンソウとはよく言ったものだ。
青き野の割れて水鳴る座禅草 堀口星眠
- 2000年2月12日 クレインパーク(鹿児島県出水市)
- 出水はバードウオッチヤーにとってはメッカみたいなものだろう。なにしろ日本で見られるツルの仲間がタンチョウを除いてすべてに会えるのだから。
ここは以前から気にはなっていたが、行くことには多少こだわりを感じていた。野生とは言え人間に餌をもらって集まってくる鳥に対するものだ。むろん地球上を埋め尽くしている人類との共存の為には必要な事かもしれない。しかし・・・
高知から車を走らせて出水に着いたのは夜明け前だった。すでに遠くの方からツルの鳴き声が聞こえてきた。むろん姿は見えない。仮眠から目覚めると薄明かりの空には黒い影が舞っていた。ツルは大きい。そこいらの小鳥が舞うのとは訳が違う。その影が徐々に増えてきて前方のクレインパークに集まってきた。眠い目をこすりながら双眼鏡やスコープを持って展望台に上がると干拓地が目の前に広がりナベヅル、マナヅルが集まっていた。地元高知でも越冬する個体はいるのだが数は多くない。これほどの数のツルは目を奪う、それが時々飛び上がって頭の上を舞う。大きな鳥なので圧巻である。
興奮から冷めるとスコープで丹念に遠くのツルの群を見てみる。高知で話題になったクロツラヘラサギもいる。ヘラサギもいるそうだが見つからない。仲間がクロヅルを見つけだした。すごい観察力だ。万を越す圧倒的な数のマナヅル、ナベヅルの中から数羽のクロヅルを見つけだすのは容易な事では無い。私はまだまだ修行が足りない。一緒に行った仲間4人でいるはずのアネハヅル、カナダヅル、ソデグロヅルを探すがこれは見つからない。これらは少し離れた場所にいた。これも高知ではめったに見られないきれいなツクシガモもツルの足元にいる。やはりここはバーダーのメッカであろう。
すごい所であった。日本全国とは言わず世界のバードウオッチヤーが訪れるのも納得できる。が、しかし。多すぎる、不自然だ。かっては各地の同じような環境の所でこれらのツルが越冬していたことであろう。身近な所に人と生き物が共存できる環境が失われてしまった証拠なのかもしれない。
バーダーなら一度は訪れる意味のある場所だろう。そしてその意味を考える為にも。
- 2000年1月15日 唐土のとり(高知市久礼野)
- この日の久礼野は春そのものだった。七草のセリ、ナズナ、オギョウなどが道端や田圃にいのちを芽吹いている。透き通るような青い空にはあまり鳥の姿は見られなかったが遠くの方からアオバトの声が聞こえてきた。
「七草なずな、唐土のとりが、日本の国に・・・」
七草の頃、雑誌や新聞の記事に引用される囃子詞がある。私自身は町中育ちなので実際に聞いた事がないのだが唐土の鳥とは何だろうか、と思っていた。唐土(もろこし)から飛来する鳥が七草の食べ尽くしてしまう前に採って食べてしまおうと云うのだろうか? ちょっと待てよ! 鳥が土に潜んでいる虫を食べる事があっても野草の葉を食べる事はあまり無いように思う。むしろ虫を食べてくれるのなら農民にとっては有り難い事ではないだろか。
ニフティのバードフォーラムで松田道生氏から唐土の鳥は姑獲鳥(うぶめどり)という妖怪との解釈があると教えて頂いた。それを読んである事が浮かんだ。兄の高橋昌明が記した「酒呑童子の誕生」(中公新書)を読むと、酒呑童子は妖怪の姿を借りた疫病を流行らす疱瘡神ではなかったかと推理している。酒呑童子のいた大江山は京都から北西の方向にある。陰陽道に言われる鬼門とは異なるが、この北西方向もある種のタブーを持って警戒されていたそうである。日本から北西にある唐土からやってくる妖怪、それはもしかしたらインフルエンザなどのウイルスだったのではないだろうか。それなら七草の新芽からビタミンを補給して体力をつける事は十分意味のある事だ。
これを思いついて、それこそ源頼光のように鬼の首を取った気分にひたっていたらすでに同じ事を考えられていた方がいた。百瀬淳子氏は鳥がインフルエンザ菌を運んでくるニュースを読まれて、すぐにこの七草の歌を連想したそうだ。
今年もインフルエンザが流行っているそうだが、カップ麺ばかり食べないで先人の知恵を生かしたいものだ。でも、最近は私もカップ麺が多いなぁ (^^ゞ
- 11月23日 仁ノ(春野町)
- 以前は度々行っていた仁ノであるが、最近はあまり行っていない。ここは鳥を見始めた頃、先輩に珍しいアネハヅルを見せてもらったり、自力でチュウヒを初めて見つけた思い出の場所なのだ。でも、行くのが恐ろしくなっている。池が埋め立てられだしてから、その変貌を見るのが恐くて足が遠のいている。
この日は朝から雨だったので車でも観察できる仁ノに行ってみる事にした。仁ノは仁淀川河口近くにあって、地震で陥没したと言われる池と草の生い茂る農地の混じる野原からなっている。
いつもカモを見る所に着いてみると、案の定高く積み上げられた土でまったく見られなくなっていた。しかたなく車を置いて上がってみると、そこには広い埋め立て地ができていた。1/4近く埋め立てられたので無いだろうか。端に立って池を見渡すと、狭くなった所にひしめくようにカモがいた。ほとんどはマガモ、あとは少しのヒドリガモ、コガモ、オカヨシガモだろうか。以前見られた潜水性のキンクロハジロなどはまったく見られない。暗澹たる気分だ。私有地とは言えなんとかならないものだろうか。
気を取り直して周辺を歩いてみた。天気のせいか、それとも時間が遅かったのか、あまり鳥は見られなかった。それでもジョウビタキの姿にほっとする。アオジやウグイスの地鳴きも聞こえる。少し歩くと鳥の羽が散らばっていた。タカの捕食痕だ。犯人(犯鳥?)はオオタカだろうか、それともハヤブサ?。被害にあったのはヒヨドリのようだ。これも自然の巡り、人間が行う荒々しい行為とは違う。近くにもう一つ食痕があった。ここはタカの調理場かもしれない。その内シェフの腕前を見てみたい。
- 11月20日 筆山(高知市)
- 久しぶりのフィールド日記になる。どこにも行かなかった訳ではなく単にさぼっていただけ (^^ゞ
高知市の鏡川の側にある筆山は私のフィールドの一つだ。春は渡りの鳥達が立ち寄ってくれるので先ずここで春を感じる。特にここでコマドリのさえずりを聞くのが楽しみだ。キビタキの繁殖したこともある小さな里山公園である。
中腹にある駐車場に車を置いていつものルートを歩くとルリミノキが磁器のような深みのある実を着けている。アオジのチッという声が聞こえてくる。シロハラの声も聞こえてきた。やはり冬らしくなってきている。
イナカギクの咲く道を歩いて上の駐車場に着くと三毛猫が寒そうにうずくまっていた。この猫は春にトカゲを食べていた猫のようだ。野良猫はあまり長生きできないそうだが、うまく生き延びている。野良猫は鳥を襲うのでいて欲しくないのだが、人間の勝手で捨てられても懸命に生きているその寂しそうな姿を見ると複雑な気分になる。
頂上近くの広場に着くと先ほどとは違ったチッという声が聞こえてきた。樹の小枝に動く影に双眼鏡の視野を入れるときれいなミヤマホオジロの雄が見えた。すぐに視野から消えると小さな群が目の前を通り過ぎていった。
頂上ではトランペットの練習をしている人がいた。このあたりの学校の吹奏部の生徒だろうか。これでは鳥もいそうに無いので降りる事にした。
ほとんど人の通らない手入れの悪い道を降りて行くとクスノキに動く影があった。なかなか姿が捉えられなかったが、まずアカハラが視野に入ってきた。次にはシロハラ。よく見るとツグミもいた。ツグミ3兄弟の登場である。そこにヒヨドリも混じってクスノキの黒い実を啄んでいた。クスノキと言えば樟脳がとれる木。実は美味しいのだろうか。
先ほど通ってきた薮のお陰でズボンにはセンダングサなどの草の実がいっぱり付着していた。それを払っていると足元にタチツボスミレの可愛い花を見つけた。
- 8月22日 剣山(徳島)
- 四国剣山は2年ぶりだ。高知市からは遠い遠いと思っていたが2時間半ほどでリフト乗り場に着いた。少しずつだが道が良くなっているからだろう。今回は目に障害のあるHさん一家と一緒なので迷わずリフトを選ぶ。リフトの下に咲く花も楽しみの一つだ。ハガクレツリフネ、キツリフネなどが咲いている。あれ?黄色いのはニッコウキスゲだろうか。四国には咲いていないはずなのに。レンゲショウマと思える花もあった。ちょっと疑問も感じるが素直に楽しめばよいのかも。すぐ下にゴジュウカラが飛んできた。きれいな成鳥だ。200mm程度の望遠でも十分大きく撮れそうな距離だがリフトの上ではどうにもならない。
リフトを降りて登山道になるとアキチョウジやシオガマギク、タカネオトギリが道端に咲いている。サラシナショウマの花も爽やかだ。しかしナンゴククガイソウはそろそろ終わりか。
もう遅いかと思ったが一応、行場の方にキレンゲショウマを見に行ってみる。なんだか前に来たときより人が多い。そういえばこの剣山を舞台にした「天涯の花」がテレビで放映されるそうだ。荒れた道を少し下りると少ないが咲いていた。あまり期待していなかったのでうれしい。しかしちょっとの間にもかなりの人が横を通って歓声をあげていた。「ヒメフウロも可愛いですよ」と言いたくなる。
道が良くないのでさっさと頂上を目指した。ヒガラ、コガラの幼鳥がちょろちょろと見れ隠れする。遠くではメボソムシクイの囀りが聞こえてくる。鳥の歌の少ない時期なので囀りが聞こえてくるとやはりうれしい。そういえば一度もウグイスの声を聞かなかった。
登山者で賑わう山頂小屋を過ぎると広々とした平家の馬場に着いた。植生保護の為に木道や舞台の様な木の広場がある、これほど登山者が多いと仕方のない事だろう。気持ちの良い山頂で子ども達は大喜びではしゃいでいる。振り返るとアサギマダラが風に舞っていた。
一の森の方に少し下りてみるとコモノギクやミヤマアキノキリンソウが咲いていた。この花に目を止める人はいない。少し曇りだした山頂ではイブキトラノオが初秋の風にそよいでいた。
- 8月14日 白髪山(物部村)
- 今年、白髪山に登るのは3回目になる。前回が7月11日だからほぼ一ヶ月だ。さすがにこの時期、ほとんど囀りは聞こえて来ない。登り初めてからもカラ類の地鳴きが聞こえてくるだけだ。ただ、前回は山で泊まったので2時間ほど時間が遅いせいもあるかもしれない。
白髪分岐に着いたのは8時30分を過ぎていた。時折ウグイスの下手な囀りが聞こえてくるだけだ。ことし生まれた若鳥だろうか。それとも繁殖が終わってついでに鳴いているのだろうか。むろんアオジの囀りは聞かれない。ここの所天候が不順だったので、繁殖に失敗してこの地を去ったのだろうかと心配になる。
1時間ほど待っただろうか、左の方から低く飛んで潅木に入っていった鳥がいた色合いからはホオジロ類である事は間違いない。注目していると少し高い木の中程に姿を現した。アオジの雄だ。「やあ! 元気かい」と思わず声を掛けたくなった。彼は私の方をちらっと見るとすぐに飛び去った。6月に確認してから丸2ヶ月ここにいた事になる。状況からは繁殖している事は間違いなさそうだ。
残念ながら、今回は早く下りなければならないので、30分ほど待っただけで去らなければならなかった。ヒガラやコガラ、ゴジュウカラの幼鳥が数羽幾見られたので出きればアオジの子どもも見たかった。
前回は咲き始めだったシコクフウロやタカネオトギリもたくさん咲いているでもナンゴククガイソウはもう終わりだった。フウロやカエデの紅葉もあって山の季節は一気に秋に向かっていた。あのアオジは何時ここを去って越冬地に向かうのだろうか。
- 1999年7月10日 土佐山村
- 午前中は高知市の北に位置する土佐山村に行ってみた。そろそろカノコユリが咲いているかもしれないと思ったからだ。でもまだだった。大きく膨らんで開花寸前の芽もあったので来週あたりは咲いているだろうな。
夜は物部村の白髪山に登るべく登山口下の駐車場に泊まった。奥の方にはキャンプをしているテントがあって中から楽しそうな談笑が聞てくる。車の中から見事な星空を見ながらビールを飲んで寝た。鳥の声を聞くために窓を開けて寝たので結構寒かった。
- 7月11日 白髪山(物部村)
- 朝、4時前にホトトギスの声に起こされた。いつも彼らが一番早い。次はウグイスだ。でも結局この夜もコノハズクやヨタカ、トラツグミの声は聞こえてこなかった。
5時から登りはじめる。もうこの山は幾度と無く登っている。特に好きという訳ではないのだが、白髪分岐にいるアオジに会いに行くにはこの山にいったん登らないと行けないのだ。しかし、樹林帯を抜けた笹原の景色は結構いい。前回 (6/6) にはまだ咲き残っていたタチツボスミレの花はもうない。かわりにタカネオトギリが咲き始めていた。白髪山頂上から少し下ったところに大きな糞があった。なにだろう、黒っぽいから肉食動物だと思うのだが。
約1時間半で白髪分岐に着いた。やはり通い慣れてくるとだんだん早くなる。この付近ではバイケイソウ、シコクフウロなどが咲いている。小1時間ほどでアオジが現れた。3年前に初めて見た個体よりちょっと顔の色が薄いようだ。この付近のテリトリーを巡回しながら囀っている。なんとか巣を見つけたいと思って見当をつけて薮に入ってみたがみつからなかった。後でこの行為が繁殖の邪魔をしたのではないか、と気になった。やはりこのような事はちゃんと訓練を受けてからすべきことなのだろうか。
ここに5時間弱いて雌と一緒にいるところは見たのだが、結局繁殖の証拠は見つけられなかった。また出直しだ。でももう一つ収穫があった。アカモズだ。3年前にも出会っているので2度目になる。スコープと組み合わせてデジカメ写真を撮ったのだが、これではなんだか判らない。なんとなく普通のモズではないようには見えるのだが (^^ゞ
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