今時流行疾患とびっ子通信トップへ

 最近流行っているのは、@表在性皮膚感染症(とびひ) A流行性耳下腺炎(おたふくかぜ) B感染性嘔吐下痢症 C喘息です。
 季節の変わり目です。日中暑いので、とびひがまだ流行っています。朝晩は急に冷えるようになりました。今年は、喘息発作の当たり年です。5年ぶりの発作という子もいます。思春期の前に積極的な治療で直しておくべきだというのが、最近の喘息専門家の一致した意見だそうです。怠薬をしないように、薬切れにならないように早め、早めに受診しましょう。

インフルエンザの接種が始まります
 10月よりインフルエンザの予防接種が始まります。小学6年生以下は2回接種です。
1回目と2回目の間は4週空けたほうが良いので、1回目は10月中に受けておくといいでしょう。

 
予防接種がまた変わった

 MRワクチンの2期接種が始まります。来年小学校へ上がる子は公費でMRワクチンが受けられます。来年の3月末日までです。
 いつか受けようと思っていると忘れます。毎年冬はインフルエンザなどのために予防接種が思い通りにうけられません。最近の行政機関は、一応注意はした、後は自己責任ですという言葉で、消極的な経費削減を行います。
 風疹・麻疹の単独ワクチンも受けられます。

日本脳炎の予防接種を受けましょう。


 日本脳炎のワクチンは、マウスの脳組織をつかって、ウィルスを継代培養して弱毒化させたものを精製して用います。ですからマウスの脳組織の混入は理論上0にはなりません。そのためマウスの脳組織に対する抗体ができて、接種した人の脳と反応して起きてしまうADEM(急性散在性脳脊髄炎)の発生が予想されていました。理論上の確率は100万回に1回の割合です。
 1昨年に発症した山梨の女子中学生のADEMが、日本脳炎接種との因果関係が否定できないことから、血液製剤でAIDSの発症が予想できたのに、販売中止などの処置を採らなかった厚生労働省が裁判で敗訴していたことや、サルの腎臓のベロ細胞を使うため、ADEMの発症が予想されない新型ワクチンが、今年2月には認可が下りるであろうという予測のために、日本脳炎の予防接種の積極的勧奨を行わないという省令が昨年5月に出されました。
 新しいワクチンは、局所の発赤が8%と従来の4%の2倍になったからと認可されませんでした。100万回に一人という確率は、今日本で1年間の新生児数が100万ですから、日本中の同級生に1人あるかどうかというものです。
 串間という豚の飼育頭数も多く、蚊の多い、毎年日本脳炎の注意報の出る地域で、日本脳炎にかかる確率ははるかに高いといえるでしょう。ちなみに串間市の年間新生児数は
150人ほどですから、6千年に1回の副反応の発生率です。
 ぜひ、受けたほうが良い予防接種です。

 

来月の予防接種

 今年の4月から,麻疹・風疹接種の制度が変わりました。1歳以上2歳未満の人は、母子手帳を確認して、麻疹風疹の予防接種が済んでいるか確認してください。

 未接種の方は、すぐにご連絡ください。麻疹・風疹の混合ワクチンの接種もしくは麻疹・風疹の単独ワクチンの接種が受けられます。

 結核を予防するためのBCG接種のやり方が、昨年の4月1日より変わっています。
 生後2ヶ月から6ヶ月未満にツベルクリン反応をすることなくBCG接種をしましょうということです。
 短い期間ですから、従来の年1〜2回の集団接種方式では、大量の未接種者が出ることが予想されます。そのため、串間市でも個別接種に移行しました。

 個別接種に移行するということは、市からのお知らせのハガキは来ません。一方、日本では何年も発生していないポリオ・ワクチンは、市からのお知らせはがきが来ます。ポリオを受けたためにBCGが受けられなくなったなどということが無いように、自分で母子手帳を見て確認することが大事です。
 小学生になっていない子どもが小児科医を受信する際には忘れずに、母子手帳を持ってきて、小児科医に接種スケジュールの問い合わせをして、予約まで済ませておくとよいでしょう。

 
予防接種はすべて、基本的には火曜・木曜の1時半から2時20分に接種します。
病気の子どもと接触させないためです。

 しかし、接種機会を増やすために、あらかじめお電話くだされば、曜日も時間も最大限融通を利かせます。

今時流行0606号へとびっ子通信トップへ今時流行061011号へ