■解体工事・進行中 目次 |
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■解体工事の前にすること関東では区役所、市役所へ「資材の再資源化等に関する法律」にしたがって施主の届出が原則です。 工事内容の届出を着工日8日前までに施主が作成してすませることになっていますが何処でも業者が代行して届出をしないと施主では判らないことが多いです。 工事が始まる1両日前に近隣挨拶廻りをして、工事日程や工事内容を説明しながら各家庭の対応を感じ取ります。施主の意向と違った質問、要望がありますから必ず一軒も残さず声をかけることが必要です。 あるとき隣の家は誰も住んでいない玄関から門までゴミと枯葉が溜まり出入りの気配がないので挨拶をしなかったことがあります。ところが住んでいたのです。 次が
最近は地中に電話回線が埋設されていること、光ケーブルが近隣に張り巡らされていないか要注意です。 ことに庭石や植栽は処分してしまうとあとで「記念の品だ」と言われて取り返しのきかないことになります 時折施主の職人への気遣いで休憩時のお茶の心配をされる方もおられますがお断りしています。 無駄な神経を使うなら建築工事中の現地見学をお勧めします。 それから80%重機使用の工事なので近隣の建物への振動・騒音の影響も大事なことです。外壁や基礎のクラック(亀裂)の有無や欲を言えば室内の壁面、浴室のタイルなどを写真にしておくと後でのクレームも少なくなります。これを怠りますとあとで例え古い傷でも「修理をしろ」「保障しろ」と問題になります。
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■特定建設作業いまや首都圏ではどこでも届出が必要になりました。特定建設作業実施届出も騒音と振動の二部提出になりますます厄介な仕事が増え、肉体動労者には慣れないだけに辛いです。 以前は近隣からの苦情は役所や警察からの注意ですんだのですが、クレームも多くなると役所も大変で、職人には苦手の書類提出です。愚痴の一つでも言いたくなりますマニフェストなど4,5年前までは不要で、ダンプに山盛りした廃材は他に持って行くところがないですから焼却場や再生処分地へ搬入していたのです。 それをどうしたのか書類や登録など、より一層現場経費のかかるような仕組みになりました。
従業員の教育の徹底、現場での会話、駐車方法など一般常識ではありますがつい大声を出すときもあります。オペ(重機運転手)への話など聞こえないから物を投げて注意させたりしていました。 挨拶回りで工事説明を兼ねているのですが地下障害物については、振動・騒音がついてまわり気遣いします。予算が許されれば振動も騒音もない解体も出来ます。 隣家の壁や浴室タイルの亀裂には困ります。見える場所なら写真に撮っておくことが出来ますが作業もしていないのに他人様のお家の中まで見せていただくわけにいきません。 解体工事が完了して基礎工事にかかるころにクレームですから、われわれ下請けは泣き寝入りが多くなりますがクラックなどは新旧の見分けが付きますから良く説明してあげることです。
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■何もなくなるのが仕事
「どこで仕事をしたぞ」といっても何も残らない、残さないのが解体の仕事です。永六輔さんの<職人>という著書に出ていますがクリーニング店の、しみ取りの仕事が同じなのですね。 しみ取りをきれいに取り除き仕上げて仕事になるのですから自慢になりません。 残したらクレームです。 敷地内では,当然残してほしい御客様の要望品以外のものはすべて撤去します。 100%近く再生処理するため,すべて分別し処分先が異なりますから手順を間違えるとすぐに経費に跳ね返ることになります。 最近はガレージセール,骨董市など古いものを再販することが多くなり昔のように骨董品が出ることは 少なくなりました。絵画,壷、書籍,おもちゃ,掛け軸など挙げたらキリがありません。 時々,解体工事にも手抜き工事があり、後始末だけ住宅メーカーに依頼されることがあり, 憤懣やる方なく始末をしていると「おまえのところはそんな手抜き工事をしているのか」と私どもが残したと誤解されます。 解体業者の一番恥ずかしいことです。基礎工事が始まると地中から旧基礎や廃材が埋設されていることが昔は多かったです。 施主もより安い価格で工事をしたいのは判りますが,最終的には追加工事になり高い金額を支払うことになりますし、廃棄物処理では最終責任を取ることにもなりかねません。 解体屋は残してはいけません。このような経験はしたくないですよネ?
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■工事が始まりました8時現場で職人と細かな打合せをしてビテイパネル養生の準備で資材の搬入と足場整備にかかります。(木造や二階建RCは丸太組シート養生、防音シートのときもある)と室内ゴミ・建具の取り外しボード、看板、付帯設備などの撤去に掛かりますが、鍵を平常は預かってないので窓をバールでこじ開けて入室します。 何十年体験してもこのときだけは気持ちが悪いですね。 電気メーター、ガスメーター、電話線、光ケーブルなど撤去の確認があります。掃除をして引越ししている家、これが引越しの跡かと思うくらいにゴミの家もあります。 ゴミ、什器、備品、建具など積込が同時に進行します。 屋根が瓦の場合、撤去をしないと後で分別作業が困難な為一箇所にまとめます。 室内のボード、木部の解体と搬出が続き数日経ちいよいよ躯体の解体です。 重機が搬入され点検後、放水のチェック、周囲の仮囲いのチェックで庇部分からベランダ、外壁や屋上部分を破砕していきます。 このとき一般水道では水圧が不足する場所もあるのでその時はポンプやジェット噴水機を用意します(二階建はこの必要はないです)すでに材木や発泡スチロールその他ボードなど内装材の類は撤去されていますから残りはコンクリートガラ、鉄筋、配管、屋上防水資材に分別、大きな袋詰めをするだけです。 ■雨と養生シート 解体につきものの養生は風には弱く、近隣への配慮が逆に迷惑になることもあります。 ことに台風の上陸が多い年はお陰で防災の練習ができて有難いの ですが正直、真夜中の点検に起こされて現場へ駆けつけるのはお手上げです。 ゆ〜さ、ゆ〜さ大きく揺れる足場の最上段まで上がりシートを落として行くわけです。 なぜこのようなことをしなくてはならないのか・・・
事前に予知して対策を立てていればなんともないことなのです。
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■切取り工事と屑屋さん最近は住宅の建替えに旧い住宅を一部残して完成まで住んだり, 倉庫代わりに使用する方が増えてきました。余計な出費を避けるためにもお勧めですね 施主が来て「毛皮のコートが見つからないけど知らないか」
といわれたので運び先を教えてあげたけど無い。 お互いに知らない間に丁度,式場あらしという商売がありますが,それと同じタイプ の人だったのです。 当事者で確認をしなければ・・・とそのとき教わりました。
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■感謝したい時
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■狭い道路道幅1M以下の場合、どうしても搬出、搬入に事前準備が必要です。 近隣への挨拶回りは当然ですが、出入りに迷惑を掛けない様にするのが当たり前です。 何十回と通行し、人間の手作業ですから無事故を心がけるしかないです。
傾斜の道路神社階段を利用一輪車(普通ネコと呼ぶ)、袋詰め、担ぎ出しはとにかく手間作業になり工程が大幅に変わってきます。写真は隣接地の神社境内をお借りして廃材を滑らせて搬出した現場です。この現場は建築も困難なためか、まだ建設の様子もなく取り壊し、整地したままの姿で雑草が茂っています。土地の値段はあって無いようなものかもしれない。廃屋のまま残したのでは危険だし、目障りなことはいうまでもない。 山の中腹だけに絶景で港への船の出入りは少し大きな船ですとビルが動いているような錯覚を起すほどでした。 運搬車両も狭い所を通行できるものが沢山あり、8輪車はダンプのミニで キャタビラで進入できる超ミニユンボなど道路幅80センチでも使える重機があるのです。 これが一般道路に出るまで200Mあるとミニでも大いに助かりますが勾配の激しい立地にあるとそれも役に立たないから担いで搬出することになります。 建築は逆ですから同様な手間ひまがかかります。 このページのトップへ |
■搬出に当って
道路事情も大切です。
4メーター未満の道路は2トン車になり積載量が限られ人件費ばかりがかさむ結果、工事費用の負
担額がどうしても増えてしまいます。もっと狭い道路の時もあります幅1メーター未満の場合、
担いで搬出や一輪車(ネコ)での作業で
すから工事期間も長くなります。 重量車両の通過制限はないかの確認も大切なことです。舗装にも乗用車クラスの車と何十トン もの車両通行する道路まで種類が沢山あり無視すると陥没、上下水道管の破損が待っています。 話が飛びますが一番多いのが水道管の破損です。敷地内の一般住宅の場合は殆んど最後の整地 の時に発生する場合が多くなります。敷地内の配管が地面から10センチ位の深さで埋設されて いるのと、本日完了の約束があるからです。 ガス管は充分に深く埋設されているのに何故か水道管だけ工事金額が高いのに浅く配管している のか不思議です。 作業が終る直前ですから大半が午後3時頃になり近隣では夕食やお風呂の支度が始まる時間帯
になり慌てます。水道管は古い場合、水道局にも配管図面がなく誰もわからないのです。
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■建物の解体をしてみませんか
木造住宅の解体手引きとでも申しますか
対象物件;15坪(50u)平屋 周囲障害物無しの条件にします。
出来れば作業は二人以上で・・・ 一日目
二日目
三日目
四日目
五日目
六日目
工事期間が長くなるのは仕方ないです。意外に処分で苦労されたことでしょう。
工事中の注意事項守りましょう
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■工事完了です
騒音や振動で近隣、通行人の皆さんにご迷惑をおかけしました。 |
■部分発注と請負些細な工事も受注するハメになってきた。 職人一人、それも単なる電動ハンマーでハツリをする半日仕事なのです。 その他の職人は別途に片付け掃除、処分の仕事と細かい指示書でまったく知らない職人さんが 集まるのです。 未経験の仕事例えばビルの解体工事業者と木造住宅の解体業者、手壊し専門の解体業者、 店舗・内装の解体業者と解体業種だけでも数種類の得手不得手があるのです。 かつてはお風呂屋さんで燃料にするため契約して解体完了現場に同様にスクラップも 集積しておけば、それぞれの業者が車で引取りに来てくれた時代もありました。 これを専門業者と勘違いして、単に解体業者と思い込むと作業日程や分別、費用の面で まずクレームがでてきます。何十年も経験を積んだ企業なら大丈夫ですが、壊すだけだから・・・ と単純に考えて参入した業者では無理もないです。 同様に建設全般についても言えることでここでは大きく分けて基礎工事、配筋、生コン、 大工、内装、左官、板金、塗装など何十種類かの業者が入って一棟のビル、住宅が完成 するのですから誰でもご存知のことと思います。工程が遅れればその後の予定業者が 現場に入れないから順送りに迷惑がかかってきます。 そこでこれらをもっと細分化して部分発注するなら連絡業務にかかわる職人がまた必要になり 中途半端な情報・仲間で取り組むことの難しさがクレームとなるのです。スムーズに作業が 流れれば一番理想的ですが・・・ 結論は適材適所・網のように張り巡らした情報網と信頼がより効率的に工事を完工させる のでしょうね
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■ところ変われば「ネズミを処理してから解体に着手しろっ」 「ゴキブリを退治してくれないと飛んでくるっ」 事情があり急に解体工事をすることになり、欠かせない水道のメーターが ないときがある。そのようなときには隣家に声を掛けて有料で拝借します。 今回は 居住地域によって住民の性格?も違います。隣家の両側、奥の家とお願い したが口裏を合わせたように「お断り」なのです、参りました。 瓦葺で土壁ですから埃が否応なしに舞い上がります。 なんだろう、ここの住民さん達はなぜ水道を貸してくれないのだろうか・・・ この時は施主・工務店の了解を得て2日ほど現場を空け、メーター取り付けが できたことでした。 量とすればお風呂の3回分でしょうか、ドラム缶に2缶です 使用料は¥5,000円でお願いしています。
住みたくないよね〜近隣とは普段から仲良くしようね
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■危機一髪=ベニヤ板ある温泉街の冷凍庫解体でした 建物が数棟ある中で一番奥の冷凍庫の解体を依頼され着工のときでた。 ビルや一般住宅では二階建ての高さでワンフロアーのちょっとした吹き抜けの感じです。中段が設けられモーターや冷凍機などが設置され躯体の解体前に内部のものはできる限り分別のため搬出するのです。 ミニ重機を搬入して中二階の床を一階から解体し始めた途端!窓ガラス・窓枠が一気に落下したのです。
立ち入り禁止の表示もないこの建物の中に誰も入らなかったのが不思議なくらい自由に出入りのできる配置だった。幸いなことに温泉中心街から少し離れていたことと近くに学校がなかったこと、若者が少ないことかもしれない。もし子供が遊びで入っていたら大事故になったに違いありません
一気に落下コンクリート壁の中に埋め込まれた断熱材一階の入り口から眺めた中二階はH鋼で補強され丈夫な感じだったのに・・・ 床のベニヤ板が腐り、根太に使った角材とがちょうど”豆腐に鎹(カスガイ)”でまったく効果がなかったのです。 ベニヤ板は御承知のように薄い板・チップ材などを合成して厚く張り合わせて一枚の板に仕上げたものなので湿気を嫌い腐る一番の条件になるのでしょう。次が接着材を食べる虫がいるのでしょう、羽蟻ではないようですが角材が腐ってきたために強度はまったくなくなっていました。 中二階の根太を一本抜くと一気に床が・・、柱が・・下に落下し窓枠ごとガラス窓まで一緒に落ちて下に誰かがいたら事故になるとことだった。
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