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EFT基本手順を一度覚えたら、それはあなたの一生の友となります。
そして感情的な問題、肉体的な問題の大部分に適用する事が出来、それらの問題からの解放を与えてくれます。しかし、私達が基本手順を問題に適用出来るようになるには、もう一つの概念を知る必要があります。それがリマインダー・フレーズと呼ばれているものです。
アメリカン・フットボールのクォーターバックがパスを投げる時は誰か特定のレシーバーに向かってボールを投げます。ただ空中にボールを投げて誰かが取ってくれる事を願っているのではないのです。それと同じように、EFTの基本手順も特定の問題に向けて行なう必要があります。そうでないと、全く効果が見られないか、効果があったとしても少ないでしょう。
あなたが取り除きたいと思う問題に“波長を合わせ”ながら、その問題に対して基本手順を用いるのです。これがあなたの心身のシステムに、どの問題がレシーバーとなるのか知らせる事になるのです。
「全てのネガティブな感情の原因は身体エネルギーシステムの混乱にある」という言葉を思い出して下さい。
あなたが或る考えや或る環境に波長を合わせると、次にエネルギーシステムが混乱し、ネガティブな感情が生じ、もしそうでなければ、あなたは通常に機能しているという訳です。例えば、高所恐怖症の人が、新聞の日曜版のマンガを読んでいる時は、問題に波長があっていないので高い所に対する恐怖感は存在しません。
ある問題に波長を合わせる事は、只その問題について思う事で成しえます。つまり、問題に波長を合わせるというのは、その問題について考える事を意味するのです。その問題について考える事はエネルギーの混乱を生じさせ、そうなってこそ基本手順を用いてエネルギーバランスを取り得る事が出来るのです。問題に波長が合っていなく、エネルギーの混乱が生じていなければ、基本手順が出来る事は何もありません。波長を合わせることは一見とても簡単なように思えます。あなたは只単に基本手順を使っている間に、その問題について考えるだけです。少なくとも理論上はたったそれだけでいいのです。
しかし、あなたがタップしたり、ハミングしたり、数を数えたりしながら問題について意識して考える事はちょっと難しい事に恐らく気づくでしょう。それが、基本手順を行なっている間、続けて繰り返す事が出来るリマインダー・フレーズを紹介する理由なのです。
リマインダー・フレーズは、その問題を表わし、ポイントをタップする度に繰り返し言う言葉や短い文章の事です。この方法で、あなたが扱う問題について、あなたのシステムに絶えず問題を思い出させるのです。
使用するのに一番良いリマインダー・フレーズは、通常、あなたがセットアップで使うために選んだ言葉です。例えば、もしあなたが演説する事の恐れに関して働きかけるなら、セットアップ・フレーズはこのようになるでしょう。
「私は(演説する恐れ)があるけれども、自分を心から完全に自分自身を受け入れます。」
この中で、カッコの中の言葉、すなわち「演説する怖れ」がリマインダー・フレーズに使う理想的な候補文になります。
このように、リマインダー・フレーズの概念は簡単なものですが、完全に理解するために、いくつか例を下に
「この頭痛」
「父に対する怒り」
「戦争の記憶」
「首の堅さ」
「悪夢」
「アルコールへの渇望」
「蛇への恐怖」
「落ち込み」
リマインダー・フレーズの修正
あなたが基本手順をいくつかの問題(怖れ、頭痛、怒り等)に対して用いているとしましょう。時々、その問題はたった1回のラウンドで消失したり、あるいは中途半端な解放であることもあります。中途半端な解放しか得られなかった時は、再度、あるいはもっとラウンドを続ける必要があります。
これらの続行するラウンドでは、最高の成果を挙げるために、若干の修正が必要となります。何故なのかを述べましょう.
なぜいつも第1ラウンドで、問題が完全に消失しないかという大きな理由の1つは、セットアップが干渉する障害を正すためにデザインされている心理的逆転が再発現するためなのです。この時、心理的逆転はいくらか異なる形で現れます。それは、プロセスの進展を完全に止める代りに、残りの進展をブロックするのです。あなたは既にいくらか進展をなしましたが、完全な解放には至る前でストップしてしまうのです。何故なら、心理的逆転が、更にあなたが良くなっていくの止めるような形で干渉しているからです。
潜在意識は文字通り受け取る傾向があるので、後に続けるラウンドでは、あなたが「残っている問題」に働きかけているという事を話す必要があります。従って、セットアップで言う言葉は、リマインダー・フレーズと同様修正する必要があるのです。
セットアップ・フレーズの修正形はこうなります。
「私はまだ、いくらかこの____があるけれど、自分を心から完全に受け入れます。」
この、「まだ、いくらか」という言葉を念頭に置いてください。少々経験を積めば、自然に使えるようになるでしょう。
以下に例を述べます。
「私はまだ、演説の恐怖がいくらかあるけれども・・・(以下略)」
「私はまだ、いくらか頭痛がしているけれども・・」
「私はまだ、父への怒りをいくらか持っているけれども・・」
「私はまだ、戦争の記憶がいくらかあるけれども・・」
「私はまだ、首の堅さがいくらか残っているけれども・・」
「私はまだ、悪夢をいくらか思い出すけれども・・」
「私はまだ、いくらかアルコールの渇望があるけれども・・」
「私はまだ、いくらか蛇への恐怖があるけれども・・」
「私はまだ、いくらか落ち込んでいるけれども・・」
リマインダー・フレーズも同じように簡単に修正されます。
「残りの」「残っている」を第1ラウンドで使ったフレーズに付けるといいでしょう。
例:
「残っているこの頭痛」
「残っている父に対する怒り」
「残っている戦争の記憶」
「残っている首の堅さ」
「残っている悪夢」
「残っているアルコールへの渇望」
「残っている蛇への恐怖」
「残っている落ち込み」