EFT講義 6 核となる問題を発見する

 


 EFTの効果がみられない時というのは、通常それが効かなかったという事ではありません。

 効果がないという訳ではなく、結果が見られない本当の理由はEFTを適切に用いていないという事なのです。恐らく充分に、具体的にアプローチしていなかったのかも知れませんし、隠れていたアスペクトが現れたのかも知れません。私達はこれらの可能性についてこれまでの講義で述べてきました。

 私達が探究する必要がある、洗練されるための重要な要素がまだあります。それは核となる問題を発見するということです。時々、相談する人によって持ち出された問題は、核心となっている問題(より深い、もっと重要な潜在している問題)から来る症状に過ぎない場合があります。核心となっている問題が1度見つかれば、通常それを特定の出来事にまで細かくして手順通りに扱う事が出来ます。

 いくつかのEFTトレーニングテープには、たくさんの核心となっている問題についての実例があります。例えば、「From EFT to Palace of Possibilities」セットのネイトの高所恐怖のケースを学習して下さい。ネイトは他の高所恐怖症の人達とステージに上がりましたが、僅かな進展しか得られませんでした。しかし、問題の探索をいくらかした後、本当の核となっている問題は、昔彼が軍隊にいた時にヘリコプターからパラシュート降下するようにせかされ、からかわれた際に感じた、もの笑いにされた感覚でした。この核となっていた問題を処理すると彼の高い所に対する恐怖感は消失しました。それに加えて彼の視力は向上し、高かった血圧も薬を使わずに劇的に下がったのでした。

 核となる問題を見つけるのは1つの技術です。熟練するためには経験が必要となります。幸い、迅速に核となる問題を見つけるのに役立つ常識的な質問がいくつかあります。

 ここにそのいくつかを述べます。

・この問題で思い出す事が何かありますか?

・あなたが思い出せる中で、一番最初に今感じているのと同じ感情を感じた時はいつですか?

・この問題の奥にある深い感情があるとしたなら、それはどういった感情でしょうか?

・もし人生をもう1度繰り返せるとしたら、省いてしまいたい出来事、あるいは人物はいますか?

 しかし、これらの質問に対してよく返ってくる答えが、「分かりません。」である事を承知しておいて下さい。この答えを聞いたら粘り強く続けて下さい。こう言うのです。「それじゃ、当てずっぽうで答えてみて下さい。」この当て推量はふつう的を得ているものです。

ゲアリー

EFT Tutorialより
 


資料提供:EFT web site (www.emofree.com)
翻訳:Kuni