2003年

12月31日

久しぶりの日記。

2003年もついに大晦日…この秋〜冬もなんだかやたら忙しかったなあ。日記の更新も(案の定)出来ず、訪れていただいている皆様、申し訳ありません。

更新が出来なかったのは他にも理由があって、実はこの3ヶ月ばかり実父の痴呆症状がひどくて、ずっと見守りをしていなければならなかった、というのもある。いやはや、最近でこそだいぶ慣れてきたけど、最初はすごかったったんだから…。「音楽日記」をやめて「ぼけ老人介護日記」にした方がアクセス数が稼げるんじゃないか、ってくらいに日々いろんな事が起こって、その度に対応に追われてホームページの更新どころじゃなかった。まだ70だからぼけるような歳でもないんだけどね…。痴呆の介護ってのはホントに大変で、コレばかりは実際体験した人でなきゃ絶対分からんでしょう。

まあ、だからといって音楽活動を止めるつもりは勿論毛頭ないので、来年もそれなりに、頑張るつもり。アンコンは東関東進出が決まっているし、「音の輪」ではソリストとして名前が載っているし→こちら参照)、他にもいろいろ演奏予定が入りつつある。
そうそう、ということで速報。来年の例の「サクソフォン発表会」は、8月6日(金)ルーテル市ヶ谷センターに決定しています(いつもの川口リリアは今回取れなかった)。ルーテル市ヶ谷はキャパ200だから、今度は超満員になるかも…(リリアはキャパ600)。来年は初心に帰ってオーソドックスなオリジナルのソロ曲をやってみようかと思っている。

  …只今、BGMはラヴェル/ピアノ協奏曲(フルネ指揮都響、ピアノ伊藤恵、Fontec)

10'45''というゆったりとした(通常は8〜9分台)第2楽章アダージョ・アッサイ。しかし停滞した感じとは無縁で、無私の祈りのように淡々と、しかも深い時間が流れてゆく。11月のチェコフィル日本公演(同じ指揮者、ピアニスト)で聴いたこの曲の演奏が素晴らしかった。たぶん両手の指でも足りないくらい実演を聴いている曲だけど、はるか昔の高校3年生の年のちょうど今頃の季節、この曲を初めて知った頃の初々しい感動を本当に久しぶりに思い出したのだった。ということで、今年のマイベストCD。

印象に残ったコンサートは年の後半に集中していて、10月の栃尾さんのバリトンサックスリサイタル、11月のベルティーニ/都響のマーラー『大地の歌』、上記のチェコフィルが競っていたが、暮れの25日に聴いたサクソフォンフェスティバルでの雲井雅人・平野公崇・原博巳の三者競演の印象が今のところものすごく強くて、他がかき消されている。

素晴らしい音楽を楽しむことができ、自分でも(素晴らしいかどうかはよく分かんないけど)音楽を実践することができるという幸福をかみしめつつ、来年もまた、よい年でありますように。