2003年
| 2月26日 |
東京フィル定期を聴く。久々に登場岩城宏之の指揮で、オール黛敏郎プロ。シーズンが始まった時から楽しみにしていた公演だ。
いきなり弦なし、サックス5パートを含む吹奏楽編成の「トーンプレロマス」から始まった。途中「マンボNo.5」みたいなフレーズを吹きまくっていた5人のサクソフォン奏者(名簿によるとS林田和之、A波多江史朗、松井宏幸、T西沢聖子、Br栃尾克樹)は、次の『饗宴』にも引き続き乗る。またなんと派手で、サックスの目立つ曲であることか。(実は私、『饗宴』のソプラノサックスソロを吹いたことがあるのが密かな自慢だったりする。)
休憩後の『涅槃』、3群のオケにより会場内に「梵鐘」が鳴り渡る中、男声合唱による壮大なお経が歌われる。目くるめくばかりにゴージャスで、しかも鮮やかに民族的だ。こんなに面白くて豊饒で独創性に満ちあふれた作品群が、みな1950年代の作曲だというのはちょっとすごい。充実した演奏会だった!
岩城さん、見たのは3年ぶりくらいだけど、老けたなあ、って感じ。大丈夫だろうか、と心配になってしまう程だ。黛作品の紹介と演奏にかける熱意というか執念には、ちょっと怖いくらい尋常でないものを感じる。
| 2月23日 |
湯河原に1泊して温泉に浸かってきた。湯河原梅林にも寄ってきたけど5分咲きってところ。すごい人出だった。

帰りは小田急経由。相模大野で下車して、最初からの予定だったが相模原ユース・ウィンドシンフォニー公演を聴く。
アマチュア一般公募メンバーによる、相模原版「音の輪」。
つい1ヶ月前に82歳になったアルフレッド・リード博士が、この演奏会のために来日し、全曲を指揮した。
高校生や大学生が大勢を占める若々しいメンバーだが、以前聴いた時に比べたらちょっと慣れてないかな、という感じもする。それでもやはり、リードさんが振る自身の作品は、他の誰の演奏よりもスタイルの表出への確信という点で威厳と説得力がある。例えば『ロシアのクリスマス音楽』は私も去年某別団体(「音の輪」ではない)で吹いたけれど、個々の技量でははるかに劣るにもかかわらず今日のほうがずーっと感動的だった。
ともあれ、「自分に出来る限りの」最善を尽くす、という、良い意味でのアマチュアリズムが感じられたところは良かった。
アンコールの前のリード博士へのインタビューで、「音楽をやっている若い人たちにメッセージを」という極めて月並みな質問に対し、「より完璧を目指して、毎日、practiceすること」と答えていた。「私も、今でも毎日、practiceを続けている」とも。
そう、「毎日」やらなくてはいけないのだ。
これを読んでいるアマチュアプレイヤーの皆さん。「練習」とは「練習日」にするものだ、と思ったら大きな間違いですぞ。
| 2月20日 |
矢崎彦太郎指揮・東京シティフィルのフランス音楽シリーズ第4回公演、「武満徹とフランス音楽」を聴く(東京オペラシティ)。
このシリーズ、昨年5月に聴いた初回の頃は少々危なっかしい演奏もしていたけれど、回を重ねる毎に良くなってきて、客も増えてきている。演奏会のコンセプト、選曲、集まってくるお客さんも含めた会場内の雰囲気も申し分ない。
今日は武満徹の命日だった。ついこの間のように思っていたけど、もう7年も経ったのか。極めて良く揃った弦セクションによる極上のアンサンブルによって、このホールの名前(「タケミツメモリアル」)に相応しい演奏となった。
後半、フォーレのレクィエム。何度聴いても、いい曲だ。二期会合唱団はさすがの声量だが、少々オペラチック過ぎてやや違和感があった。違和感といえば、この指揮者の、1拍1拍を念を押すような振り方も、ちょっとなあ…
終演後、タワー新宿店に寄る。あまりCDは買わないようにしようと思っていた矢先だったが、久々に寄るCD屋は品揃えが新鮮で、気がついたらいっぱい買い込んでいた。
東洋と西洋〜フランス・イタリアの吹奏楽曲集 フランツ・リスト音楽院シンフォニック・バンド(Hungaroton) 曲目がなかなかすごい。サン=サーンス/東洋と西洋、ナルディス/宇宙の審判、レスピーギ/ハンティングタワー、カセッラ/序奏・コラールとマーチ、オネゲル/バスティーユへの行進、ミヨー/ウェスト・ポイント組曲。なんたってナルディスのUniversal
Judgementですよ。ヴェルディが吹奏楽のために一大スペクタクル交響詩を書きました、という雰囲気の曲で、はるか昔、大学生の頃初めて聴いてすごい曲だと思っていたのだが、それ以後全く耳にしたことがなかった。
演奏もとても良い。ハンガリーの音大バンドということでどんな演奏か全く予測がつかなかったが、聴いてみると非常に音楽的に溶けあったヨーロピアンなサウンドだった。響き自体が快いので、何度でも聴きたくなる。東京K成などには逆立ちしても出せない音色だ。
Miniature ダニエル・ゴーティエ(Sax)(MDG) ロンデックス門下のカナダの若手サクソフォニストのソロアルバム。サヴァリ、ドゥメルスマン、アーバンという19世紀のオリジナル曲から、イベール『物語』、ピアソラからベンソン、スワーツ『クロノス』など最新作までバランス良く入っている。音色はやや軟派だがなかなか良い演奏。
バーンスタイン/キャンディード序曲、「ウェストサイド・ストーリー」シンフォニック・ダンス、交響曲第2番『不安の時代』 ジャッド/フロリダ響(Naxos) 安い割に結構いいという評判をあちこちで聞いたので試しに買ってみた。確かに、フロリダ響、上手い。キャンディード序曲の実測4分5秒は最速記録かも。
トゥリーナ/セビーリャ交響曲、幻想舞曲集、リズム、ローシオの行列 カスティーリャ&レオン響(Naxos) トゥリーナの作品集がNaxosから出た。リードの編曲で去年演奏した『ローシオの行列』所収。むちゃくちゃ明るい音色でさすがスペインのオケというか。
メンデルスゾーン/真夏の夜の夢(完全全曲版)、『ルイ・ブラス』序曲 ネルソン/パリ室内管(Virgin Classics) 「真夏の夜の夢」にはちょいとうるさい私だが、これは良いです。Oxford
& Cambridge Shakespeare Companyの俳優達による台詞入り版ということだが、音楽部分も聴き応えがある。「夜想曲」の夢見るような美しさ!
ドビュッシー/ピアノ曲全集 クロスリー(英Sony、4枚組) 3000円ちょっとで購入。ポール・クロスリーのドビュッシーと言えば、初出当時はかなり話題になっていた録音(1992年の新録音)だが、もう廉価盤に降りて来たとは。
| 2月18日 |
仕事の帰りがけ、久しぶりに大森駅ビルのレコファンに寄ったら、以前にも増してコアな中古CDが新着で並んでいた。米Crystal原盤のアラン・ホヴァネス作品集2枚を購入。自作自演の交響曲第9番『聖ヴァルタン』、フィルハーモニア管の『そして神は大いなる鯨を創り給うた』をはじめとするオーケストラ作品集(1枚850円だった)。
『聖ヴァルタン』はサクソフォンを使う曲ということで自分のページにも載っけているのだが、音源は初めて見た。『鯨』は以前、日フィルの演奏会で聴いたことがある。鯨の鳴き声のテープとオーケストラが共演するという不思議な曲だった。アメリカ人が鯨というものに対して抱いているであろう神性を感じ取れる曲だと思うが、鯨というと蛋白源くらいにしか思っていないポンニチ人の感覚からすると、なんか滑稽な感じがしなくもない。
他にロジェストヴェンスキーのメロディア原盤シューマン交響曲全集2枚組とか、セゲルスタムのシベリウス交響曲全集(Chandos)バラ売りとか、ジェイムズ・デプリースト指揮オレゴン響のチャイコフスキーとか、眺めていたら頭がくらくらしてきた。わりと一貫性のある揃い方なので、誰かが一度に大量処分したのだろう。
| 2月16日 |
雨の中(途中雪にもなったようだ)、渋谷のアクタスにデュオ・ルマリエを聴きに出る。なかなか面白いコンサートだった。公式見解はこちら。
サクソフォン2本のデュオというのは、お手軽に出来る(バリトンもソプラノも必要ないし、気の合う仲間があと1人いるだけで済むし)割には、常設ユニットとして活動を続けている例がほとんどない。「デュオ宗貞・渡辺」はどうなったんだろう? 平野さんのVol.333は? アマチュアプレイヤーの活動もあまり見たことがないのは何故かなあ。10年くらい前、当時所属していた吹奏楽団の仲間M氏とデュオをでっち上げて、シュターミッツのデュオ1曲と中川良平編「マイ・メロディ・ブック」1冊だけをレパートリーにしてお座敷をこなしたり、ACFに応募して一次選出を通ったりしていた身としては、不思議に思うのだった。
考えるに、デュオというのは、各人のソリスト的技量が露わになってしまうので、吹奏楽育ち(合奏育ち)の日本のアマチュアプレイヤーの間には広まりにくく、広まらないから底辺が拡がらず結果として頂点も高まらない… ということなのではないか。そういえばデュオだとアンサンブルコンテストにも出られないし(吹連の出場規定では「編成は3人以上8人以下」なのだ)。これのほうがアマチュアがデュオをやらない理由としては大きいかもしれない。実にくだらない規定だ。
今日はCD「アヴェ・マリア」の発売記念コンサートでもあったので、早速買ってお二方のサインを戴く。店頭にサヴァリの五重奏曲の楽譜(Lemoine)があったので一緒に買った。昨年のルデュー・カルテット公演に服部さんがゲストで加わって演奏された曲。SSATBという変わった編成なので、面白い使い方が出来そうだ。
例によってタワーとか東急ハンズとかをうろうろしていたら、すっかり帰りが遅くなってしまった。
| 2月12日 |
都民芸術フェスティバル第3回。バルシャイ指揮の東京都交響楽団。
日フィル、東フィルと聴き進んできて比べるに、都響は弦、木管、金管それぞれの「群」の音色が確立されていて、色々な意味で「大人のオケ」だなあ、と思った。『ロメオ』の序奏、木管と弦の掛け合いで盛り上がる部分の立体感とか、真ん中へんの金管が吹き鳴らすメロディの音色とフレージングのはまり具合とか、そういう細部が実に見事で、「プロフェッショナル!」と唸らされるものがある。矢部さんのメンデルスゾーンも良かった。2楽章の歌わせ方などさすが。
前半の曲目が地味めだったのが、この催しの客層を考えるとちょっと残念かな。なにしろ「今日のメンデルスゾーンって、うちにあるのと違う…よね?」「うん、違ったみたいだけど…」(終演後の雑踏の中で聞こえてきた会話)というような方々がたくさん来ている訳で。せっかくの機会なのだから、こういう(マニアではないけれど、コンサートを聴きに来るのが好きな普通の)お客さんにもっと単純にわかりやすくアピールしようという考え方があっても良いかもしれない。
アンコールにチャイコフスキー「アンダンテ・カンタービレ」。
| 2月9日 |
今年初めてリサーチの練習へ。
午前は椎名町のスタジオでSaxパートの指導、午後はいつもの練習場に移動して、木管分奏の指揮とグラズノフのコンチェルトのソロ代吹き(本番は6月14日、ソリスト雲井雅人氏。近日正式告知予定・乞御期待)というメニューで、朝から夕方まで食事の時以外ほとんど座っていない。
分奏で振ったのは「ウェストサイド・ストーリー」のシンフォニックダンス。いきなりその場で「振ってよ」と言われて高さ40cm以上ある大きなスコアを渡されたのだが、知らない曲じゃないけれど、変拍子だらけで初見で振るにはなかなか辛いものがあった。
グラズノフは実は最近ちゃんとさらう時間がなくて、10代の頃にルソーのレコードを聴きながらコソ練をしていた時代の遺産で吹いてしまったようなもんだけど、結構なんとか吹けてしまうものだ(伴奏練習の代吹きなので、カデンツァとかは吹けなくて構わない訳であります)。いやはや。数年前に練習して本番にもかけた曲を今吹いてみたら、跡形もなく忘れていて1から練習し直し…なんていう事態を最近よく経験しているだけに、20年以上前にさらった曲が今これだけ吹けることには自分でもちょっとびっくり。
やはり、何事も、若い時に叩き込まなきゃ駄目、ということか? ギクッ
| 2月8日 |
仕事の残りを(昨日の夕方は途中放棄したのだ(^^;)休日出勤でやっつけたあと、サントリーホールへ。都響第565回定期。ルドルフ・バルシャイ補筆完成版マーラー「10番」の、補筆者自身による日本初演。
いやあ面白かった! マーラーの10番、私自身は第1楽章アダージョだけはよく聴くけど、完成版にはそれほど親しんでいる訳ではない。CDも持っていないし、クック版も数年前にインバルが都響を振った演奏会を聴いただけだ(あまり印象が残っていない)。この状態で予習もなしで1時間半は退屈するかと思っていたら、とんでもない。次から次へと繰り出される効果的な響き、カスタネットやグロッケンシュピールなど、多くの小物打楽器の鮮やかな使用、テナーホルンやギター(!)など特殊楽器の数々と、うひゃあ、よくここまでやるよ、という感じの、一瞬も目が離せない面白さだった。あまりに奔放な編曲ぶりに、これはマーラーじゃない、と思う人ももしかしたらいたかもしれないが(確かに、スケルツォなんかまるでショスタコーヴィチだった)、しかし逆説的に、聴き終わった後にはしっかりと、「これぞマーラーだ!」という満足感が残るのだった。
両コンマスに、管は全パート2人の首席奏者揃い踏みの総力戦による演奏も素晴らしかった。稀なる集中ぶりと響きの深みは、ここ何年かの都響のベストに入るのではないか。
| 2月7日 |
都民芸術フェスティバル・オーケストラシリーズ2回めは、東京フィル(パスカル・ヴェロ指揮)。
到着が遅れて1曲め(ローマの謝肉祭)は聴けなかった。東フィルの音色は、面白みはあんまりないけれどプレーンで安定している。それでいてダイナミクスは日フィルと同じくらいあるし(といって、日フィルみたいにいかにも頑張って吹いてますっ、という感じではない)。日フィルは、すごくいい音がするかと思うと全然「気」のないオシゴトぽい音が出てくる時もあって、そのムラが面白いと言えば面白いんだけど。
メインプロの『巨人』、なかなかユニークな解釈で、オケの健闘もあって面白く聴いたが、ちょっと曲の長さを感じさせる演奏になってしまったかも。前半も含め、ヴェロ氏らしさが十全に発揮されるところまでは行かなかったような気がするのは,練習時間が少なかったんだろうか? しかし加藤さんってなかなか良いヴァイオリニストですね。何度も聴いているはずなんだけど、気がつかなかった。
アンコールにビゼー「カルメン」よりジプシーの踊り。
それにしても、同一会場・同じ席で聴き比べるというのがこんなに面白いことだとは知らなかった。吹奏楽コンクールを客として聴いて、出場団体に自分で勝手に点数を付けていた若い頃を思い出した。音楽の聴き方としてはちょいと邪道だが。
| 2月6日 |
たまたま早く帰れたので、N響定期(Aプロ)を聴きにNHKホールに行ってきた。
2月の客演はN響名誉指揮者ヘルベルト・ブロムシュテット。
何の気なしに行ったコンサートだったけど、大正解だった。ブラームスが本当に素晴らしくて、行って良かったと思った。植え込みの1本1本まで丁寧に整えられた庭園を見るような、隅々まで磨かれた、それでいてスケールは小さくならず、推進力もある(75歳であのテンポの速さはちょっとすごい)という、まさに理想的なブラームス。いやあ、さすがブロムシュテット、聴き逃してはいけない。練習がしつこいので楽員の受けは悪いらしいが、出てくる音楽の説得力はやはり、ただごとではない。Cプロも行きたい(首席クラ磯部氏が難曲ニールセンのコンチェルトを吹くのだ)けど、早く帰れるかなあ。
| 2月2日 |
都響プロムナードコンサート。
今月の都響への客演はルドルフ・バルシャイ。激安ショスタコーヴィチ交響曲全集CDで時の人となったロシアのベテラン指揮者。燕尾服のよく似合う、いかにも指揮者って感じのダンディで威厳のある爺さんだ。
まずは小手調べ、という感じの名曲プロだが、なかなか良かった。特にモーツァルトが良かったのが意外、と言っては失礼かもしれないが。今風のシェイプアップされたモーツァルトではなく、かといっての時代がかった「巨匠風」の表現でもない。隅々まで充実した、こういう真っ向勝負のモーツァルトは久々に聴いたような気がする。麻季ちゃんのソプラノも素敵。この曲を歌うために生まれてきたのかと思えるほど、ギャラントな雰囲気を全身から発散している。ソプラノ歌手とは思えないような(^^;美人だし。
『新世界より』。自分から聴きに行くようなコンサートではまずプログラムには乗らないような曲だけに、久々に聴いたような気がする。しかしこの曲、ポピュラー音楽みたいに聴いてしまいがちだけど、結構大変な曲なのね、と実感。考えてみれば書かれた年代はマーラーの『復活』なんかと同じ頃な訳で。
バルシャイさんの指揮、決して見やすくはないが、情報量のものすごく多い棒だ。振りながらひっきりなしにいろんなパートに細かく合図を出している。来週の定期はバルシャイ版マーラー『第10』の日本初演だそうで、こういう人のマーラーというのは楽しみだな。
アンコールにシューベルト『ロザムンデ』間奏曲。
タワーレコードのサービスポイントが満点(3000円分)たまっていて、引き換え期限があと数日だったので、終演後渋谷へ出て寄ってきた。須川さんの3枚組新譜Saxophone Exhibition(東芝EMI)を入手。いやはや、須川さん、またすごいCDを出したものだ。まだ聴いていない。ゆっくり聴こっと。
| 2月1日 |
「なめら〜か」練習。午前は初顔合わせのカルテットで、3月15日に出演予定の横浜楽友協会室内楽演奏会のための練習。曲は懐かしや、ジャンジャンの四重奏曲。全曲吹くのは十数年ぶりかも。
いろいろあって(^^;、始まったのは結局11時過ぎだった。1時間ちょっとしか出来なかったが、非常に充実した練習だった。そりゃそうだろう、今度のメンバーはいわばなめら〜かの「切り札」とも言うべき人選なのだから。久しぶりに新しく結成した本格カルテットだけに、様々なもくろみやアイディアが思い浮かぶ。楽しみだ。
午後は2人が用事で帰ってしまい、集まったメンバーは結局、バリトン・バスが4人にソプラノ1人(私)。バリトンのパート練習みたいになってしまった。せっかく見学者もいたのに。こういう時に限って人がいないんだよなあ。
夜はいつものメンバー(事務局Jくん、宴会部長とめちゃん、T嬢、私)で、Jくんご案内のランドマークタワー5階のカフェバーみたいなとこで軽く飲む。新年会代りかな。
最近大荒れに荒れていた、我々の仲間関係の某掲示板(やっと収まってきたところだが)の話題がひとしきり。一連の騒ぎを傍から見ていてつくづく思ったのだが、誰かがあることについて語るときは、実は「そのこと」についてではなく、より多く「その人自身」について雄弁に語っているものだ…。ホームページなどというものを開設して色々な文章を公開している身としては、ちょっと怖いものがある。
その、話題の掲示板のトップには、「文章はその人の人となりを表します。」という管理者による但し書きが載っているのだった。うむ、何となく見過ごしていたけれど、まさに、その通りだ。…深いなあ。