工事中
ハードカバー版
1.
2.
Uに関してはファンの間でも賛否両論があり、拓が情けないとか、全然違う話だとかちらほら耳にします(笑)。私としては、作品の完成度からいえば、「氷室冴子」ついにここまで来たか!と思わず唸りました。何が凄いといっても、ここを書いたら絶対名場面になる!というのを書かないで読者の想像に委ねる心憎いまでの演出が(笑)。「少なくとも眠ろうとした…」以後の展開を書かなかったり、書けば絶対名場面になったであろう、救急車で運ばれた翌日の美香さんと当然翌日も病院へいったであろう里伽子がどんな会話をしたかなどは、100通りにも想像できませんか?黒い服や宗教団体のパンフレットといった小道具を使った複線の張りかたも見事です。私がUを読んで得た結論:人間には血をみないと絶対にわかりあえないことがあるんです。
文庫版:改編点
父の名前が伊東になった。
文明の機器、携帯電話の登場
弟にあげた小遣いが1000円から5000円に急上昇
ウインクがアムロになった。
松野の伝言にイニシャルがついた。
ローストビーフが地鶏のワイン煮込になった。
弟の名前が慎一から貢に戻されていた。