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<子どもをつい虐待しちゃうママへ>
子育て、大変ですね。
あなたはがんばり過ぎていませんか。
「母親なんだからしっかりしなきゃ」
「主婦として何もかもちゃんとしなきゃ」
「人にアレコレ言われないようにしなきゃ」
と思い過ぎていませんか。
そして、あなたは「わたしはこんなにがんばっているのに、だれもわかってくれない!」という不満がいっぱいになっていませんか。人間だったらだれだって、大変なことを一生懸命やっていたら、認めてもらいたいし、ありがとうと言ってもらいたい。やってもやっても「当たり前」では、不満がつのり、イライラしてくるのは当然!
その上、子どもは思うようにならないし、自分のやりたいこともがまんしている毎日では、ストレスもたまる一方ですよね。
そこで、気持ちのはけ口が子どもに行ってしまって、暴力や言葉の虐待・・・・・
あなたは「私はダメな母親だ」と自分を毎日責めていませんか。
いけないと思うけど、つい手が出ちゃう。もう手をあげるのだけはやめようと毎日思うのに、コントロールがきかない。カッとなってたたいた後は、心の中で謝るのだけど、またくりかえしちゃう。そして「私は親として失格だ」「私には愛がないのか」と自分を責めて、追いつめて、どうしようもなく苦しくなって、でも、毎日子育てから逃れられず、「この子さえいなければ、、、」と殺してしまいたい気持ちにまでなって、首に手を掛けたり、口と鼻をふさいだり、ひざの上の子どもを突き落としたり・・・・・・。
またそんな自分を責めて、苦しんで、死にたくなって・・・・・・。
あなたはそんなにがんばらなくていいのですよ。
あなたはきょうから自分を責めないでください!
自分をもっとラクにしてあげましょう。
肩の力を抜いて、ついでに手も抜いて、「いいお母さん」になるのをやめましょう。「ちゃんとした母親像」を捨てて、夫にも、夫の実家にも「いい母親、いい妻」を演じるのはやめましょう。がんばり過ぎては、ストレスがたまります。
それから、夫、自分の実家、それがダメなら夫の親、友達、知り合いに、「子育てが苦しい」「手伝って」「助けて」「このままだと子どもを虐待しちゃう(すでにしていても)」と本音の話しをして、助けてもらいましょう。
助けを求めることは、恥ずかしいことではありません。ダメなことでも弱いことでもありません。
1人でがんばって、ストレスをためて、子どもに当たってしまっては、子どももあなた自身も、心に傷を負ってしまいます。その心の傷が原因で、先々いろいろなことで悩みを抱えることになってしまいますよ。それよりも、あまりがんばろうとしないで、あなたがラクになる方法を考え、誰かに手伝ってもらう方が、子どもにとってもあなたにとってもずっといいのです。
あなたは子どもの頃、つらかったのですか。
子どもの頃、事情があって親に甘えられなかった、寂しかった、いつもがまんしていた、親が怖かった、いつもビクビクしていた、暴力を受けていた、ほめてもらえなかった、言葉でひどいことを言われていた、等の体験があったのですか。もしも、その時の心の傷が癒されていないと、大人になっても、子どものときの感情を無意識のうちに引きずって、感情が不安定になったり、子どもを上手に育てられないということがあります。
「私だって甘えたい」「私はそのくらいのことがまんしたのに、この子は何よ!」「私だってやってもらいたい」
という気持ちになったりしませんか。
子どもの頃の満たされない気持ちがムクムク出て来て、悔しくなったり、いら立ったり・・・・・。本当は子どもをかわいいと思っているのに、つい
たたいたり怒鳴ったり・・・・・。
そんな人は、まず自分の心を癒しましょう。子どもを誰かに預けてカウンセリングに通えればいいのですが、できなければ夫に思い切って過去を話して、理解してもらいましょう。それだけでも気持ちは軽くなると思いますが、いずれ時期を見計らってちゃんと癒しの作業はしておきましょう。これはとても大事なことなのです。
もしもあなたが、夫にも誰にも話せない、話しても分かってもらえない「つらい過去」
があり、でも誰かに聞いてもらいたいと思ったら、どうぞ私にお手紙をください。(こ
のサイトから「聞いてもらいたいことがあるので個人メールのアドレスを教えて」とメ
ールを下さい。折り返し個人メールアドレスをお知らせします)。知らない人間に書く
のですから、恥ずかしくないでしょ。うまく書こうと思わないで書きなぐってください
。(秘密は守られます)
手紙を書くことで、ふっと気持ちがラクになったり、自分の本当の気持ちを客観的にみることができたり、心の整理が少しできたり、ということがあります。また、身近な人に話すきっかけになったり、何か今までと違う流れができるかもしれません。
また、あなたの地域の公民館や児童館、児童相談所、保育園などに電話をして、子育てや癒しの講座、相談、子育てグループなどについて聞いてみましょう。市役所、区役所などでもいいし、手当たり次第電話を掛けて、あなたにとってよさそうな情報をさがして、コンタクトを取るのがいいと思います。どこの地域でも、今は相談窓口も増えているし、民間のサポートグループも増えています。そういうところに思い切って出掛けていくと、気持ちを切り替えていくきっかけになると思います。
キーワードは、「流れを変える」です。
つまり、今までの毎日と違うことをするのです。毎日同じことのくりかえしが、家事であり、子育てなのですが、そんな毎日の中でも、今までやったことのないことを何か実行し、それを続けてみることが大事なのです。毎日同じことをして、毎日イライラして、そして子どもに当たってしまう。何も変わらない毎日の中で自分だけを変えることはとてもむずかしい! 雲の上の仙人でもなければできないことです。だから、今までと違うことをして、今までの流れを変えて、何かきっかけをつかむことが必要なのです。
近所に「虐待していることがばれたら困る」「家の中のことを知られたくない」という気持ちから、相談できない、仲間に入れない、というのもわかりますが、一人で苦しみを抱えていては、事態はどんどん深刻になってしまうと思います。「今のどうにもならない状況を何とかしなければ」と思うのだったら、どうぞ勇気を出して、一歩前に足を踏み出しましょう。あなたのために力になろうとしている人たちは、けっこう世の中にはいてくれるのですよ。そういう人達に出会っていきましょう。出会うきっかけを作っていきましょう。
どうぞ1人で苦しまないで!
☆☆ 工夫をしましょう ☆☆
少しでも気持ちを切り替え、あなた自身がラクになる方法を考えてみましょう。
「今の状況では自分がラクになることなど絶対ムリ」
「いろいろ考えてやれる範囲で工夫してみたけど、ストレスは解消されない」
「何をやっても子どもをいじめてしまう自分を変えられない」
「そんな簡単に変えられれば苦労しないわよ!」
等と言う声が聞こえてきそうですが、まず
気持の持ち方のポイントを覚えて下さい。練習すると必ずできるようになります。
1、100%完全に自分を変えよう、変えなきゃいけないと思わないようにしましょう。「変えなきゃ」「もっとがんばらなきゃ」「ちゃんとしなきゃ」と思い続けることで心に重圧を与え、ストレスはふえる一方です。
心を癒したり、ストレスによってバランスがを崩れた自律神経やうつ症状を回復させるには、ある程度の時間(月日)が必要です。時間をかけて自分を変えていくことはできても、短い間にコロリと人間を変えることなどできません。自分で自分に重圧をかけないようにしましょう。
2、「ダメだ、ダメだ」と自分を否定し、自分を追いつめないでください。
「私は本当にダメなんです。何もいいとこありません」と、虐待しているお母さんはほとんどそう思っています。「虐待したっていいんだ、私はいいことしてるんだ」と思っている人はいないでしょう。
でも、きょうから思考パターンを変える努力をしましょう。
自分で自分をダメだ、ダメだと追いつめることは、自分をいじめていることになります。自分で自分をいじめていると、子どもを無意識のうちにいじめてしまうのです。自分をいじめるのでなく、自分を変えようと努力しているあなたを、優しく見守るあなたになりましょう。
3、夢を見ましょう。
子育てから逃れたいと思えば思うほど、いつまでたってもーー永久に子育てから逃れられないような気持になってくるものです。
そんな時は、二年なら二年、三年なら三年と、子育てに期限をつけて、その後にすることを楽しく考えてみましょう。一つや二つではなく、やろうと思うことをできるだけたくさんノートに書いて、一つ一つについて具体的に必要事項を調べたりしてイメージをふくらませます。
それを一回だけするのではなく、くり返し「○年後には○○をする」と言い聞かせ、実現したときの自分を楽しくイメージします。(不安に思いながらイメージしては逆効果です)
これは、神経を安定させる脳内ホルモンの分泌をよくしますので、イライラが少なくなると思います。
4、少しでも自分のいいところを見つけて自分で自分をほめるようにしましょう。「いいところは一つもありません」と言わずに、見つける努力をするのです。欠点がない人はいないし、また長所が一つもない人もいないのです。
たとえば、毎日子どもを怒鳴ったり、たたいたりしているのが、ほんの少しでも減ってきたら、「少しうまくやれたね。よくやれたね。この調子で、だんだん変わっていけるよ」と、ほめて、優しい言葉をかけてあげます。
こうでなければいけないという「完全な母親像」と比較して、「まだダメだ」「もっとこうでなければ」と思うのではなく、「今の自分」のいい点をさがしてほめるのです。毎日何かいいことができたらほめる、という練習をすることで、だんだん好きな自分になっていきます。
これを肯定トレーニング(ラブライフトレーニング)といいます。
この練習によって、上記の1と2の思い方も、だんだんできるようになってきて、自分で自分にストレスを与えることが少なくなります。そうすると潜在しているプラスの力が出てきて、子どもにも余裕を持って接することができるようになります。
夫婦の間がうまくいっていない。経済状態が悪い。自分だけ社会から取り残されてしまうという焦り。仕事と育児を両立させる辛さ。など、感情を爆発させてしまう苦しい状況もあるのでしょうが、肯定トレーニングをすることで、何とか切り抜けていく力が生まれてきます。
あなたの中には、やさしや愛、勇気、向上していく力、命をいつくしむ意識など、すばらしいものがたくさん潜在しているのです。これらのものを引き出すためには、自分のいいところをいつでも見て、ほめること。肯定すること。この練習で、あなたは少しずつ自分をプラスの方向に変えることができるのです。
しかし、自分をいじめていては、これを引き出すのがとても難しくなってしまいます。
このことを信じて、本気で練習して見てください。肯定トレーニングで母子ともにラクになったケースはたくさんあります。
肯定トレーニングのやり方は、「わたしは・ぼくは
たいせつないのち」(れんが書房)の解説に載っています。(このホームぺージにも出ています)
さて、気持の持ち方を変える努力をしながら、
行動面でも具体的にいろいろやってみましょう。
☆ 母親であり、主婦であることから離れましょう。
一週間のうち何時間でも子どもから離れて、気分転換をしましょう。夫や周囲の人の協力が得られない人は、お金を使ってでも、1人の時間を作ることをお勧めします。
☆ 公民館をアチコチあたって、保育つきの講座、セミナーなどを探しましょう。(公民館主催の場合は、保育も参加費も無料。もし見つからなかったら、「保育つきの講座をやって下さい」と公民館側に要求しましょう。)
☆ 一般の人が作っているいろいろなサークルに参加しましょう。
まず公民館をいくつか回って情報を集めます。どこの公民館にも、そこを利用しているサークルや講座のチラシがたくさん置いてあります。自分に合いそうなものを選んで、思い切って参加してみましょう。地域によっては有料で保育が頼めることもあります。(受講料も保育料も安いのがいいです)
☆ 子育ての仲間作りに参加しましょう
公民館で、子育てしているお母さん達のグループをさがして参加しましょう。(保育付きです)子育ての悩みや心の苦しさについて話せる場があるというだけで、追いつめられた気持がラクになります。
☆ ヨガ、気功を習う
ヨガや気功は、自律神経を安定させるのに効果があります。育児に疲れた心身をリラックスさせるのに、お勧めです。しばらく続けると、気持が安定して感情のコントロールにも役立ちます。
☆ 早朝に、自転車を走らせる
どうしても1人の時間を作るのはムリ、という人にお勧めです。子どもや夫が起き出す前の一時間くらい、自転車に乗って好きな道を走ってきましょう。朝の空気にはエネルギーが満ちているので、不思議に心が落ち着きます。1人の解放感も味わえます。昼間眠くなったら昼寝をちゃんとしましょう。
その他、スポーツをするとか、楽器を弾くとか、あなたなりの気分転換を考えて、何かやってみましょう。うつっぽくなっていると、外に出るのもめんどうになりますが、そこを何とか、肯定トレーニングで気持を活性化させて、日常と違うことをやってみてください。
人に会うのがイヤな人は、樹木の多い場所、海岸など、自然のエネルギーが満ちているところへ思い切って出掛けてみましょう。大自然のエネルギーのなかに身を置いていると、知らず知らずのうちに、心が癒されてきます。
行動する前に気持のチェックを
自分のために時間を作って行動する時に、大切なのは気持です。「自分のために時間とお金を使うことに罪悪感がある」と心のどこかで思っている人は気持を切り替えて下さい。罪悪感を持ちながらでは、いい効果は期待できません。
体や心を休めることは必要なことであり、命にとって欠かすことのできない大切なことです。育児で疲れた心身をリラックスさせ、気分転換することは、自分のためだけでなく、子ども、家族のためにも必要なことで、ぜいたくやわがままではありません。この点の気持の切り替えをしっかりしましょう。
そして、今、やっていることに集中して、楽しむことです。上手に楽しめたり、有意義な時間の使い方ができたら、また自分をほめてあげましょう。
あなたと子どもを、将来にわたって傷つけないために、どうぞ、あなたの心と体をラクにしてあげてください。
●<命を大切にしようよ!>
●<命はすばらしいもの>
●<まず大人から>
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●<あなたへ>
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ラブライフ運動(命を大切に運動)推進ネットワーク代表 手塚千砂子
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