<野の花を埋めてあげよう>
▲
どんなにたくさん
甘えたいと思ったか
どんなにたくさん
一人っきりで泣いたことか
でも
あの頃のあなたに
わたしの気持ち
伝わっていなかった
あなたはあなたのことでいっぱいで
愛はこごえていたんだね
いつでもわたしの方
向いていてほしかった
いつでもわたしのこと
抱き寄せてほしかった
でも
あの頃のあなたに
私の気持ち
届いていなかった
あなたはあなたのことでいっぱいで
いつも違う方 見ていたね
どんなにたくさん
愛されたいと思ったか
どんなにたくさん
生まれたことをうらんだか
でも
あなたはあなたのことが大変で
私の悲しみ
知らなかった
子どものわたしは
がまんしながら待っていた
ほんとはもっと
ほめてほしいと思ってた
でも
あなたはあなとのことでいっぱいで
いつまで待っても気づかなかった
心の中に
セピア色の穴が空いて
風が吹くたび
笛の音色が
悲しく響く
そばに来てわたしの心を埋めて
そばに来てわたしを抱きしめて
心の中に
セピア色の霧がかかって
夜が来るたび
孤独の影が
寂しく揺れる
そばに来てわたしに寄り添って
そばに来てわたしを暖めて
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
でも
もう
わたし
終わりにしようと思う
あなたへの思い
アルバムの中にしまって
先に進もうと思う
戻らない過去を思うより
今のわたしが
わたしを愛そうと思う
今のわたしが
わたしをほめようと思う
よく死なずに生きてきたね
そんなわたし、大好きだよ
あなたへの思い
アルバムの中にしまって
今日から新たな
命を生きようと思う
セピア色の穴に
野の花を埋めてあげよう
悲しみのトンネル
くぐり抜けてきたから
きっと春の野原が待っている
きっとわたし幸せをつかみとる
<夕焼けの街へ>
▲
汚れた都会の街が
夕焼けに染まると
とてもやさしい街に見えてくる
疲れた心も
夕焼けに染まると
あたたかなあかね色になって
やわらかな感情を思い出す
憎しみを捨てて
愛に出会うため
悲しみを消して
希望に出会うため
さあ
夕焼けのきれいな街をさがしに
明日こそ
旅に出よう
<あなたがひかりだった時のように>
▲
だれにも
理解されないと感じる時
ひとみを閉じて
あなたの心に
ひかりをイメージしてみよう
夜空の星たちの
ひかりのしずくと
あなたのひかりが
つながっていることを
イメージしてみよう
気持ちが
追いつめられてしまったら
深く呼吸し
あなたの心に
ひかりをイメージしてみよう
やすらぎのエネルギー
与えてくれる
月のひかりと
つながっていることを
イメージしてみよう
むかし
ずっとむかし
あなたがひかりだった時のように
たくさんのひかりと
つながってみよう
<き・ぼ・お>
▲
生きてることが
虚しくなったら
き ぼ お
と あなた自身に向かって
声をかけてごらん
あなたの中にすんでいる
「き」と「ぼ」と「お」が
きっと贈り物をくれるよ
「き」はキラキラ 光をくれるよ
「ぼ」は魔法の帽子をくれるよ
「お」は大きな空をくれるよ
それでもまだまだ虚しかったら
海辺に行って
き ぼ お
と 大きな声で呼んでごらん
ひかりのかなたにすんでいる
「き」と「ぼ」と「お」が
不思議なものをくれるよ
「き」はきらめく星のしずくを
「ぼ」はみかづき型のボートを
「お」は大海原の青い夢
ほら
心の中をのぞいてごらん
今 この瞬間に
希望が湧き立つ
心の中を
このページを見てくださってありがとう!
どうぞ、この詩の中に書いてあることを
何かひとつ 実践してみて下さい。
もしも少しだけあなたの心がラクになったら
あなたのまわりの人にも、このページを教えてあげて
ください。あなたのやさしさを広げてください。
手塚千砂子
▲
|