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30歳を過ぎても親と同居している成年男女を「パラサイト・シングル」とよぶのだそうだ。
少し前に「パラサイト・イブ」という本がベストセラーになったが、パラサイトとは「寄生」という意味
らしい。
先日、その名付け親の大学教授がテレビでインタビューに答えていた。
現在日本にはパラサイト・シングルが1200万人もいるそうで、人口の十人に一人がパラサイト
シングルという事になる。
このような状況になった原因はいくつか考えられる。
まず50代、60代の親の世代が裕福になっているということ。
都会の郊外に一戸建てを持ち、子供には自分の部屋が与えられているので、親も子供も
お互いの存在が気にならない。
子供世代からすれば、親と同居することで生活費を節約し、車や旅行などの楽しみに自分の
収入を使うことが出来るし、親は子供と一緒に住むことで、寂しさを味わわないですむ。
極端な少子化現象が、パラサイト・シングルの増大と直結しているのが分かる。
結婚して家庭を持てば、こんな優雅な生活を送ることは出来なくなるのだから。
私は十代の頃から一人で暮らしているので、パラサイトではないけれど、自分の好きなように
生きたいという気持ちは理解出来る。
でも、こういう状況が好ましいとは決して思っていない。自分勝手かも知れないけど……。
パラサイト・シングルやフリーターなどモラトリアム人間の急増は、日本の社会や未来に
どんな影響を及ぼすのだろうか。
そんな事を考えていたら、数日後に発売された週刊誌に「パラサイト・シングル税をかけろ」
なんて記事があった(^^;)
そう言いたくなる気持ち分からないでもないが、誰がパラサイト・シングルなのかを判断するのは
難しいんじゃないかしら。
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