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改めて健康と云う言葉を使うととても大層な感じがしますが、造り手としてとても気に掛かる言葉です。
現在、住宅建材のほとんどが合板やラッピング材に変わり、我々も質感を合わせるために、このような素材を使わざる得ない状況にあります。
それに伴い木材を扱っていたときにはなかった様々な問題が生まれてきました。
合板を保管する部屋は刺激臭が充満し、涙と鼻水が止めどもなく流れます。合板の棘が刺さると赤くはれてしまいます。
私たちは住宅の最終段階に作業を行うのですが、新建材から発生したガスが充満した現場では、のどが腫れたり涙や鼻水が止まらなくなります。
一日作業するだけで、このような症状がでるのですから、そこに暮らす人間はどうなってしまうのでしょうか。
「化学物質過敏症、つまり一部の人間の過敏反応なのだから」とうそぶく人もいますが、我が家族は新築建造物内では涙と鼻水が止まらなくなります。周りを見渡しても、かなりの方に同じ症状が現れています。本人たちはそれとは気づかずにいることが多いのですが・・・・。
私が健康にこだわるのは、私自身が苦しんでいるからなのです。
私の症状は軽微な方かもしれませんが、最低限、私に症状がでない素材、塗料、仕上げ方法を使うように心がけています。
植物性の自然塗料や柿渋などを主に使いますが、植物アレルギーの人もいて、決定打が無い現状ですが、それでもできうる限りの気配りを心がけています。
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