ひ と り ご と




2007/10/30
様々なイベントで「空飛ぶ輪」を実演している。

昔、空き缶を使って遊んだといえば分かる方もいるだろうか。空き缶やペットボトルを使うと危ないので、チラシを使って簡単に作れるよう工夫したところ、とにかく理屈抜きに面白い。是非おためしあれ。

教室や自宅の部屋で遊ぶにはこのままでOK。体育館など広いところでは折り目のところを更に一巻きすれば、体育館短辺ぐらいは飛ぶ。紙を選べば体育館の長辺も可能。

原理はRing WingやTube Planeで検索すると何とかなるかな。他に カルマン渦 ジャイロ効果 翼端 もキーワードかな。




2006/04/10
なんということか、6年も更新していなかった。更新は行事予定の年に1回だけ。実にまずい。

巷は、ブログが全盛で興味が無いわけではないが、いまだにメモ帳でタグを組んでいる身としては敷居が高い。何より更新がつらそうなのでこのままでしょうがないか!?

そういえば、2005年11月に仏沼がラムサール条約登録湿地になりました。5ヶ月遅れの報告です。全国の仏沼ファンの皆様、ありがとうございました。




2000/06/04
メダカ探検隊というイベントの手伝いをしてきた。

どろんこまみれで、休耕田や用水路を探し回るのだが、これが意外というか、かなり面白い。子供達も誰一人として気持ち悪がるものもなく、実に生き生きとしている。

野外体験が人格形成に役立つとか、とってつけたような理屈を書くつもりはサラサラないが、とにかく外に出て、寒さ暑さ、水の冷たさ、ぬるさを肌で感じることはとても大切なことだと再認識させられた。

農家の方が、もしこの日記を読まれたならぜひお願いしたいことがある。それは、休耕田に水を張ることだ。たったこれだけのことで、絶滅危惧種メダカや水生生物の多くが救われるのだ。注意点があるとすれば3、4年に一回、草ぼうぼうになるのを防ぐために耕起することと、水抜きのさいに水路にメダカが流されないようにくぼみを少し作ることだろうか。

本当に、あっけないほど、簡単にメダカは守れると思う。



98/11/5
新聞社からヤマセミの写真の持ち込みがあったので、写真を撮った川におけるヤマセミの生息状況を教えてくれと問い合わせがあった。該当の地区にはもともとヤマセミが生息しているので「新たな発見」ではなく「実はもともと魅力的な川」として扱って欲しいこと、写真が取られた場所が数少ない営巣場所であること、ヤマセミは非常に人気が高く報道の際には具体的な地名を伏せないと繁殖を阻害する恐れが高いと答えたところ、どうも掲載が中止となってしまったようだ。撮影者には申し訳無いことをしたようだ。

言い訳になってしまうが、写真室のカワセミは埋め立て中の沼で撮影したものだ。とまっている枝は不法投棄された産業廃棄物の一部が飛び出したもので、バックの緑が上下2段になっているのは沼に生える葦と埋め立てた場所に生えた葦のせいだ。撮影中の私の隣にはヘラ鮒釣りと鯉釣りが竿を出していた。一見きれいな写真だが、種を明かせばこんなものだ。私の写真の多くはこのようなエピソードを持っている。仲間内では撮影マナーを厳守することは常識だが、「木を切って野鳥写真を撮ろうとしている人がいる」等の苦情が私のところに来たこともある。ネイチャー写真の人気が高まるのは結構だが気配りが欲しい。ここで、誤解があってはいけないので記しておくが今回の撮影者がマナー違反をしたといっているのではないのであしからず




98/10/14
新井田川に高さ15メートルの水を吹き上げる噴水を浮かべる計画がある。思わずため息が出てしまった。しかも、オオハクチョウの餌付け場の隣にである。

そもそも、オオハクチョウの餌付け場は、緩斜面と周辺の浅瀬を掘り下げて作られたために、ハクチョウは自然の餌場と休み場を失ない離れた浅瀬に移動、人が餌を持って来ると近くに寄ってくるようになってしまった。そしてコンクリートの階段と平らな空間はユリカモメの休み場と化し、徒党を組んでオオハクチョウの頭をつつき、掠め、オオハクチョウとユリカモメの戦場となった。

まさにその場所にイカダを浮かべ5月から8月の4ヶ月間だけ噴水を吹き上げるというのだ。9月には鮭の遡上が始まるのだから当たり前の話なのだが、この施設ができれば当然周囲の草刈や浚渫等の管理が常時行われるようになる。新井田川の、いや、日本の河川に暮らす動植物はこの定期的な管理の隙間に細々と生きている。噴水を作るとは恒久的にこの場所に人的な管理が入ることを意味し、すべての動植物にとって迷惑な話である。

それに比べて、同じ市内を流れる馬淵川では多自然型河川管理が行われ、動植物に配慮した川作りが始まっている。この試みは建設省の取り組みである。今後、日本の河川のほとんどが多自然型河川に生まれ変わるのだが、それに逆行する新井田川の噴水は近い将来、景観を壊す施設として、撤去の憂き目に遭うことは明らかだ。公費の無駄遣いの何物でもない。

と、言うわけで、全面的に反対!!




98/08/08
コウモリ惨殺そしてバットハウス

8月1日のデーリー東北に掲載された事件、尻内橋の橋げたの隙間で繁殖するヒナコウモリの親子200頭以上をかき出し集め、エアガンで撃ち、踏みつけ、羽を毟り取り、花火で焼き殺した、コウモリの惨殺事件について、皆様はどのように思われたでしょうか。

教育、家庭環境、自然保護のあり方など様々な問題に思いを巡らせたことと思いますが、私のそれは、「むごい....。」そして、「またか!」でした。

「またか!」は、「蕪島におけるウミネコの殴打殺害事件」と、以前から継続的に発生している「蕪島付近でのウミネコのひき逃げ事件」の二つに起因します。前者は報道されて皆さんの知るところですが、後者を知る方は少ないと思います。ここで簡単に説明すると、ウミネコの巣立ち時期、まだうまく飛べない巣立ちビナが蕪島の道路や砂浜にあふれます。この雛が故意に車でひかれ、いえ正確にはつぶされてしまう事件です。私にとって今回のコウモリ惨殺事件は、これと同質の事件であり「またか!」なのです。

子どもが、手にした玩具で動物を標的にすることはよく見られることです。無論、罪の意識はそこには存在せずに成長とともにその行動はなくなるでしょう。現に、私たち浜の子どもは魚釣りの際に、共釣りと呼ばれる方法、釣った魚をその場で刻み、新鮮な餌に変えて釣りをしていました。その際に内臓の一部、浮き袋を道路に並べ、車に引かせ遊んでいました。農家の子どもがカエルのお腹に空気を詰めて同様に遊ぶのも、トンボのお尻に藁を差し飛ばすのも、蟻の行列を幼児が踏みつけて遊ぶのも、罪の意識が芽生えれば消えていく遊びでした。日々の生活の中に他の命があふれているからこそ、誰もが多かれ少なかれ通った道だと思います。

しかし、今回の事件は、エアガンを所有する、または車を運転できる年齢に達し、罪の意識を有するはずの人間が、意識的にヒナコウモリを巣からかきだしたのです。こうなると、問題は「むごい」だけでは済まされません。今後の私たちの保護活動の手法にも制限が加えれれます。

希少種や一般的に見栄えがする種を保護するときに、その存在を明らかにし、人の目を引き付けて密猟や、犯罪行為を牽制する方法があります。この方法は実に有効ですが、今回は事件前の報道、尻内橋の取り壊しに伴い、ヒナコウモリが危機的状況にあることが報道じられたことが、犯人の目をあの場所に向けてしまったと考えられます。

天然記念物コクガンの観察会で、地元の漁師が「そんなに珍しいのなら、獲って売ればなんぼになるべ。」と呟き、「野鳥の会ならあの鳥がどこにいるか教えてくれ」と聞いてくる、愛鳥家(密猟した鳥を飼う人)。枚挙にいとまがないほどにこの土地には非常識があふれています。そして今回の事件。

8月3日のデーリー東北に「尻内橋にバットハウス」の紹介がありました。これは現在の尻内橋に繁殖するヒナコウモリを新尻内橋に引越しさせるための第一段階です。同記事内に当会の会長でもある向山満先生の「来年にはまたたくさんのヒナコウモリが戻ってきますよ。」とのコメントがありましたが、この確信に満ちた言葉にはそれなりの裏付けがあります。向山先生は、天間林村の天間館神社において数千頭にも及ぶヒナコウモリを引越しさせた経験を持っており、そのノウハウに基づく発言です。

尻内橋のバットハウスは、繁殖地がなくなるので、その対策として考えられたものですが、新たに人的な被害から守るための砦の役割をも負わされてしまいました。しかし、それとて新尻内橋へのバットハウスの移転は河川法上許可が下りる見通しは立たっておらず、取り壊しまでの延命措置に過ぎません。しかし、私たちは、今できることをしなければなりません。

皆さんの、ご意見、お知恵をお聞かせ下さい。



97/10/04
三沢市が市単独による仏沼の買い取りを公表した。一見良いニュースに見えるが危ない話だ。

肝心のビオトープ計画が欠陥そのもので、絶滅が危惧される希急種の移行は不可能だからだ。

そもそも、希急種の繁殖時期と放牧や採草の時期が一致しては、繁殖が成立しない。希急種を集めておいて繁殖途中で一網打尽。広大な罠と同じである。希急種の繁殖地と隣接できるのは秋に収穫する水田だ。

私だったら、仏沼全域をビオトープとして保全し、仏沼の水位の安定のために周辺の水田を減反から除外することを目指すのだが。

このままでは、トキや大潟村のオオセッカの二の舞だ。どちらも現場の意見を無視した保護策による絶滅だ。この点で環境教育牧場は同じ道を歩んでいる。日本の農業環境貢献説はますます影が薄くなってしまう。



97/09/23
白浜にシギやチドリがやってきている。
独特の寂しげな鳴き声が大須賀に流れる。
秋の風の渡る浜にはアベックがポツリ、ポツリ。
釜の口は潮煙で霞んでいる。
実にゆったりとしたそして贅沢な時間だ。
28日の「イワシと浜なべの会」が楽しみだ。



97/09/14
今日の探鳥会でチュウシャクシギが出た。物寂しげな鳴き声は秋を感じさせてくれる。 幸せなひとときだった。

その足で、長苗代の田圃に出かけた。目の前をクイナが行ったり来たりで楽しませてくれる。滅多に人前に姿を見せてくれない鳥だけに、何とついている日だろうと御満悦であった。

しかし……、
クイナはしきりに水路の中を覗き込んでいる……ヒナが落ちている。

女房子供以外に人影が無いことを確認し、
ズボンと靴下を脱ぎ捨て、畦を走り回り、ヒナを追い込みコンクリートの水路へと飛び降りた。
ヘドロの匂いと泡しぶき。
助けられたのは、4羽のうち1羽だけだった。

見かけの環境が変わっていないのに、減少している動物たちの多くは、これが原因ではと私は思っている。圃場や林道整備に伴う側溝などの形状ミスだ。ヨーロッパでは環境や動植物に配慮をしない農家には一切の農業補助金を支給しないと聞く。それゆえに、日本の農業環境保護説は、他国から受け入れられない。

その後、どぶの匂いをさせたまま、娘の忘れ物を取りに他人の家を訪問した。

天国から地獄へとはこのことだ。




97/07/22
河川モニターという組織がありその会議に参加する機会があった。

建設省の管轄だが、その内容は実に画期的なものだ。
これまでのコンクリート護岸一辺倒から多自然型河川管理へと移行するという内容だった。
しかも、河川のおよそ7割近くがその対象となる。

川畔林などは基本的に残される。馬淵川では動植物の為に、斑状に地区を設定し一年毎に草刈りをすることとなった。これまでの河川管理からは考えられないことだ。 ここで大きな問題が一つある。それは、善意の環境美化運動、たとえば一斉の草刈り、花壇の整備などが多自然型河川管理と相容れないことだ。

以前、環境美化運動のメンバーと何度か意見交換をしたことがあるが、種の多様性とか多自然型河川管理を理解することができないようであった。むしろ、これまでの環境美化運動を否定されるとして不快感をあらわにすることのほうが多かった。

善意の活動だけに、これからどのようにして、「種の多様性」や「多自然型河川管理」を理解して頂くか。これからの、一番の課題となりそうだ。




97/07/11
八戸市民の森のキャンプ場から夜景が見えるように木を伐採するらしいと通報があった。

まさかと思いながらも八戸市に確認してみると、間伐は行っているがそのような計画はないとのことであった。しかし、話しの出所がかなり信頼できるルートなので、もしかしたら管理を委託されている機関が、気を利かせて間伐のついでにやってしまうという内輪話が流れてきたのかも知れない。事態を見守るしかなさそうだ。

それにしても、市によると「ヘビが出る」とか「遊具施設を作れ」とかわがままなクレーム?が有るというのには驚きだ。




97/06/ 1
八戸市民の森に出かけた会員から今年はサンコウチョウが多いとの一報が届いた。それではと八戸短大近くに出かけたがこちらは外れてしまった。が、ホトトギス、カッコウ、渡りの終盤にあたる鳥たち、コメボソムシクイ、コサメビタキを楽しむことができた。それにしても、海沿いのガスが強い。一本先の電信柱が見えない。




97/05/24
カッコウの初鳴きは妙地区で5月13日の報告があった。確か、去年より10日ほど遅いようだ。それでも、寒い寒いといいながらも季節は移っていく。5月21日のことになるが、我が家のスズメのヒナが孵った。それにしても白銀・鮫地区は特に寒い。今日(5月24日)もストーブが必要だ。




97/05/23
季節がら傷ついた野鳥の保護を求められることが多くなった。オオハクチョウに始まってゴイサギ、ハイタカ、マガモである。オオハクチョウは首に釣り糸が食い込んで食事ができずに体力が消耗したものだ。通報で駆けつけ捕獲したのだが二日後に死んでしまった。ほとんどの場合、私たち人間に捕まる時にはかなり衰弱していて、車で移動中に死んでしまうことも多い。ただ今回の場合は、首を絞められ狭くなっていた場所に食べ物が溜まってそれが腐敗し、釣り糸を取り除いたためにそれが胃の中に流れ込んで死んでしまったと推測される。悲しい気持ちになってしまう。

それでも、こうして通報があることの善意は本当にありがたいと思う。




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