完全なる料理の鉄人
 最後の聖戦 

放送日:平成11年9月24日
 
 
パリ「アルページュ」オーナーシェフ アラン・パッサール(42)
〔経歴〕
  芸術家の家系に生まれ、わずか8才にして料理を学びはじめる。
  アラン・サンドランスやミッシェル・ゲラールのもとで、その才能を開花させた。
1996  39才、「ミシュラン」3ッ星を獲得。
 
【ゲスト】
 
橋本 龍太郎 (前内閣総理大臣)
三田 佳子 (女優)
梅宮 辰夫 (俳優)

【主宰の口上】
  私の記憶が確かならば、これが最後の試合。この戦場をここまで盛り上げてきたのは、決して鉄人の力だけではありません。そう、挑戦者の存在なくしては何も始まらなかったのです。そこでこの最後の闘いは、彼らと一緒に目撃したいと思います。

【キッチンスタジアム・データファイル】
 
キッチンスタジアムで行われた試合 308試合
完成料理皿数 14,113皿
主宰が摂取した総カロリー数 238,9995kcal
多く使用された食材
  フォアグラ 893個
  754尾
  伊勢海老 827尾
  松茸 964本
  4,593個
  トリュフ 1,489個
  キャビア 4,651g
  フカヒレ 784枚
食材の総額 843,354,407円

【歴代挑戦者】

【素材】
  龍崗鶏【ロンコンカイ】
(龍崗鶏 20羽、卵 50個)

【実況スタッフ】
 
実況中継 福井 謙二
パッサールサイドリポート 阿部 知代
坂井サイドレポート 太田 真一郎
解説 服部 幸應

【作品】
  アラン・パッサール(4品)
 ロンコンカイのブイヨンスープ トリュフソース
    ロンコンカイで取ったブイヨンに野菜の旨みを加えてスープにしました。トリュフの香りが口の中で広がります。
 ロンコンカイのわら蒸し
    師匠ミッシェル・ゲラールのスペシャリテをパッサールなりにアレンジしました。セージとわらの香りがロンコンカイの旨みと見事にマッチしています。ソースはエストラゴンとヘーゼルナッツオイルで作りました。
 プーレ・オ・クルベット
    日本の食材・松茸をパッサールなりに使った注目の一品。淡白なロンコンカイをコクのあるソースで濃厚に演出しています。フレンチの皿で実現した車海老と松茸の出逢いが新鮮です。
 ロンコンカイのロティ ドラジェ仕立て
    ココットの中で1時間じっくりと焼き上げ、お菓子ドラジェの甘みで仕上げました。世界ナンバー1の技が凝縮された傑作です。

坂井宏行(4品)
 半熟卵の内臓赤ワイン煮と春巻風
    ロンコンカイの身と軟骨を入れた春巻が絶品。絶妙の柔らかさに仕上げた半熟卵が、レバーと砂肝の赤ワイン煮をやさしく包み込みます。
 ロンコンカイポトフ
    韓国の名物料理・サンゲタンにヒントを得た坂井の自信作。薄味ながらも奥深い傑作です。
 ロンコンカイの中華風ローストサンド
    中華の北京ダックをアレンジした作品。扇風機で乾かしながら、時間をかけてパリパリの皮に仕上げました。ジューシーな味わいが印象に残る、まさに新時代のフレンチです。
 ささみの赤ワイン煮といちぢくソルベ
    甘く煮詰めたささみの赤ワイン煮がいちぢくソルベと意外にマッチしています。

【審査員】
  橋本龍太郎、三田佳子、梅宮辰夫、チャイ・ラン、岸朝子

【主宰のお言葉】
  私の記憶が確かならば、これが309回目の結果発表です。これを最後に私のこの腕がどちらかの料理人を指すということはありません。

それでは発表します

料理界の歴史を塗り変えてきたキッチンスタジアム。数々の伝説を作り上げてきた世界でただ1つの料理の戦場が、今その使命を終え、ひっそりと幕を閉じます。世界最強の三ッ星シェフ、アラン・パッサールと最強鉄人の座に就いた坂井宏行。総勢200人もの料理人が直接見守る中、世紀の判定が下されます。世界ナンバー1シェフの称号を手に入れるのは果たしてどちらか。2000年に向けた最後の伝説が生まれる瞬間。いよいよ発表です。アラン・パッサールか?それとも坂井宏行か?

【キッチンスタジアム最後の勝者】
   坂井 宏行

【ジャッジペーパー】
 
   梅宮   三田  チャイ
ラン
 岸   橋本 
 パッサール 
  18     16     20     16     19  
 坂井 宏行 
  17     17     19     18     20