1999

IRON CHEF
 最強鉄人決定戦 

予選


第2試合
放送日:平成11年9月17日
 和の鉄人 森本 正治  フレンチの鉄人 坂井 宏行
 “無”  “料理人の王様でありたい”
【主宰の口上】
  日本の料理史に刻まれるキッチンスタジアム最後の闘い。それが「最強鉄人決定戦」です。先週の予選1組を制したのは陳建一でした。その相手となるのは果たして誰か。

【素材】
  ピーマン
(赤・黄・緑 各50個、白・黒・茶 各30個)

【ゲスト】
 
真野 響子 (女優)
北大路 欣也 (俳優)

【作品】
  森本正治(6品)
 ピーマンカクテル
    ウォッカのソーダ割りに黄色ピーマンのピューレを加えました。
 ピーマン茶碗蒸し
    生クリームの甘みとピーマンの微かな苦みが、絶妙に調和した作品です。
 ピーマンスティック 肉みそディップ
    甜麺醤と豆板醤、それにオイスターソースを使った肉みそを白ピーマンのフライに詰めました。
 ピーマンすいとんのしゃぶしゃぶ
    赤ピーマンのピューレを使ったすいとんが絶品。独自の歯応えが新しい時代の和食を感じさせます。千切りピーマンのシャリシャリした食感も、スープと不思議にマッチして新鮮。試食が楽しみな作品です。
 森本流ピーマン寿司
    マグロのヅケに見立てた赤ピーマン、干瓢に見立てた茶色ピーマン。さらに白ピーマンでガリと、奇想天外な発想でピーマンを自らの原点である寿司にまで昇華させました。
 金団茶巾と和風タルト
    ロール状にすることは諦め、急遽タルトに変更して見事に失敗をカバー。赤ピーマンのジャムが光っています。

坂井宏行(5品)
 赤ピーマンのムース トマトのクーリ
    赤ピーマンの魅力をストレートに凝縮した前菜です。
 ピーマンとカニのミルフィーユ
    赤と黄色のピーマンを使って鮮やかに仕上げました。まさにドラクロワの真骨頂とも言える、バランスのとれた傑作です。
 ハモ入りピーマンロワイヤル
    坂井が得意とする繊細な一品。ピーマンとハモが渾然一体となっています。
 ピーマンのラタトゥイユ
    南フランスの伝統料理であるラタトゥイユをピーマン中心で作り上げました。ラム・ローストやフォアグラ・ソテーなど、一皿の中に様々な食材の魅力が集約された大作です。
 ピーマンのカラメリゼ
    トロッとしたピーマンが、さほど甘くないアイスと素晴らしいハーモニーを奏でています。

【審査員】
  栗本慎一郎、真野響子、北大路欣也、細木数子、道場六三郎

【主宰のお言葉】
  「最強鉄人決定戦」に相応しい、芸術的な作品を作った二人の鉄人。しかし決勝戦行きのキップは1枚しかありません。

それでは発表します

ひたすら無の心で闘った森本と、積極的に勝利を奪いに行った坂井。主宰がこよなく愛してきたピーマンがその闘いに1つの答えを出します。キッチンスタジアムに捧げられた二人の作品が、まさに「食の芸術」。決勝で陳建一と包丁を交えるのは果たしてどちらか。さぁいよいよ発表です。森本正治か?それとも坂井宏行か?

【勝者】
   坂井 宏行

【ジャッジペーパー】
 
   栗本   真野   北大路   細木   道場 
 森本 正治    19     19     19     19     18  
 坂井 宏行    20     20     20     20     20