1999

IRON CHEF
 最強鉄人決定戦 

予選


第1試合
放送日:平成11年9月10日
 イタリアンの鉄人 神戸 勝彦  中華の鉄人 陳 建一
 “Gusto di Mamma”  “常楽我吃”
【主宰の口上】
  料理を芸術にまで高めることに成功した、このキッチンスタジアム。新しい時代の訪れを前に、私はこの戦場を閉鎖する決意をしました。そしてその最後を飾るのは、4鉄人がお互いに包丁を交え、その最高峰を決する「最強鉄人決定戦」。

【素材】
  東京X
(骨付き半身 1頭分、心臓・肝臓・腎臓 2頭分)

【ゲスト】
 
横綱 曙関 (横綱)
菊地 桃子 (女優)

【作品】
  神戸勝彦(4品)
 東京X四種盛り前菜
    (バルサミコ酢豚)中華とは違うバルサミコ酢豚の甘みと酸味の調和が新鮮。
    (レバーペーストのカナッペ)まろやかで深い味わいに仕上がっています。
    (トマト詰めしゃぶしゃぶ)トマトの爽やかな酸味がポイント。
    (ヒレ肉のナス巻き)東京Xならではのジューシーな味わいが絶品です。
 スモーク豚 豆とキャベツのスープ
    スペルト麦独自の食感が、作品の素晴らしいアクセントになっています。
 パッパルデッレ ミートソース
    ミートソースの中で、東京Xのしっかりとした歯応えが見事に活きています。トスカーナ伝統のマンマの味です。
 東京Xのロースト
    珍しい豚の霜降り肉を存分に堪能できる一品。肉汁の旨みが作品全体から伝わってきます。トリュフを使ったシンプルなソースも抜群の相性です。

陳建一(5品)
 内臓と豚バラの四種前菜
    腎臓と心臓の和え物は臭みゼロ。雲白肉はさっぱりした文句無しの美味しさ。さらに豚バラの腸詰め、ひまわり菜炒めなど4つの魅力に溢れています。
 四川風東坡肉
    神戸を意識して、中華風パスタを添えました。とろけるような脂身と溢れる肉汁のバランスが絶品です。
 ヒレ肉の潮州醤炒め
    東京Xの旨みが凝縮された傑作。潮州醤を使った複雑なソースが見事です。
 おぼろスープ
    豚肉の香りが口の中に心地よく残る、静かな力作。ふんわりした食感は、まさに陳の芸術です。
 麻婆豆腐
    まさに本場四川の味。辛さの中で東京Xの甘みと香ばしさが輝いています。四川山椒の痺れがクセになる一品です。

【審査員】
  加納典明、菊地桃子、曙関、岸朝子、石鍋裕

【主宰のお言葉】
  あまりにも壮絶だった今日の闘い。この最後の判定も鉄人を苦しめることになりそうです。もし負ければ、これが最後のなるわけですから。

それでは発表します

東京Xという無限の可能性を秘めた素材を使って全力を出しきった二人の鉄人。それぞれの応援団も発表の瞬間を固唾を飲んで見守っています。最強鉄人決定戦の決勝に進めるのは当然一人だけ。歴史にその名を刻んで一歩足を踏み出すのは果たしてどちらか。さぁいよいよ発表です。神戸勝彦か?それとも陳建一か?

【勝者】
   陳 建一

【ジャッジペーパー】
 
   加納   菊地   曙関   岸   石鍋 
 神戸 勝彦    19     19     19     16     16  
 陳 建一    20     20     20     19     17