スズキ対決 
放送日:平成11年9月3日


【主宰の口上】
  6年間に渡り、様々な挑戦者が訪れたこのキッチンスタジアム。そして今日ついに関西日本料理界の超大物が足を踏み入れます。魚を扱うために生まれてきた料理人。

【挑戦者】
  神戸「しげ松」主人 重松 良三(52)

〔経歴〕
1967  関西の老舗料亭で修業開始
1981 34才、神戸に自らの店「しげ松」を開店

【鉄人】
  森本正治(和食)

【素材】
  スズキ
(九州近海で獲れた 平スズキ1尾、スズキ8尾)

【ゲスト】
 
多岐川 裕美 (女優)
高橋 英樹 (俳優)

【作品】
  挑戦者(6品)
 スズキの内臓 葉わさび和え
    コリコリした胃と肝の食感が調和。わさびで臭みを消しています。
 スズキのハモしんじょ包み
    松茸の香りが秋の訪れを感じさせる一品。ホクホクしたスズキの身が絶品です。
 スズキの炭火塩焼き
    スズキの魅力を堪能できる作品。七輪で炙っていただきます。
 スズキのあら炊き
    カマ下の部分を軽く焼いて洗った後、酒、みりん、醤油で煮込んだ作品。職人の仕事が実感できる傑作です。
 スズキの空揚げ キャビア添え
    スズキに皮と薄切りにした身に、小麦粉を降ってカリッと揚げました。その香ばしさにキャビアが絶妙の塩気を与えてくれます。
 スズキの炊き込み御飯
    その仕上がりが楽しみです。

鉄人(5品)
 スズキの洗い 松茸醤油
    白ワインとジンを使ってスズキを洗いにして、茹でた胃袋を添えました。松茸と醤油をミキサーにかけた松茸醤油がポイントです。
 平スズキのフリッター
    平スズキの脂をうまく利用しながら、中はふっくら、外はカリッと揚げました。薄味のフリッターをキャベツやXO醤を使った特製ソースが引き立てます。
 平スズキの肝和え丼
    平スズキの肝臓のほかにイカワタを使って、コクを演出している作品。ご飯との調和が見事です。
 平スズキの中華蒸し
    酒、ネギ、生姜で平スズキを蒸した後、オイスターソースをベースにした特製ソースで仕上げました。
 平スズキのあらスープ
    試食直前に揚げビーフンにあらスープをかけていただきます。揚げた中骨は香ばしいコクを演出。平スズキを薄く延ばして揚げた煎餅も楽しみです。

【審査員】
  栗本慎一郎、多岐川裕美、高橋英樹、岸朝子

【主宰のお言葉】
  最後に相応しい和食と和食の素晴らしい激突。自ら決めた閉鎖を躊躇ってしまいそうな、そんな気持ちのする素晴らしい闘いでした。

それでは発表します

最後まで目が離せない闘いとなった今日の「スズキ対決」。関西日本料理界の大物挑戦者と、和の鉄人森本の闘いは見応え十分でした。キッチンスタジアムの歴史に残るこの一戦に果たしてどんな判定が下されるのか。和の鉄人森本は守りきることができるのか?さぁいよいよ発表です。鉄人か?それとも和食の勇者か?

【勝者】
  鉄人:森本正治

【ジャッジペーパー】
 
   栗本   多岐川   高橋   岸 
 重松 良三    19     17     19     17  
 森本 正治    20     20     20     20