巨大伊勢エビ対決 
放送日:平成11年6月11日


【主宰の口上】
  東京中華の元祖とも言うべき、あの「南国酒家」がついに挑戦者を送り込んで参りました。1960年代のインテリ達が魅了された、その味を再現してもらおうではありませんか。

【挑戦者】
  赤坂「南国酒家」料理長 長田 誠(44)

〔経歴〕
1976  20才、「南国酒家」で修業を開始
  以来24年間、「南国酒家」一筋に修業を続ける

【鉄人】
  神戸勝彦(イタリアン)

【素材】
  巨大伊勢エビ
(オーストラリア産巨大伊勢エビ 12尾)

【ゲスト】
 
片岡 鶴太郎 (俳優)
細川 直美 (女優)

【作品】
  挑戦者(4品)
 エビのフカヒレのスープ
    南国酒家の名物料理「カニ卵入りフカヒレスープ」をアレンジした作品。エビの風味が活きています。
 エビとフルーツの甘酢炒め
    フルーツの甘みを計算した長田が最も得意とする味付け。エビのプリプリした食感が魅力です。
 蒸しエビサラダ
    千切り大根とキクラゲの歯ざわりがアクセントとなっている創作料理。周囲に散らしたピータンの塩気がさり気なく効いています。
 レタスチャーハンとエビスーラータン
    ご飯が全くべとつかないチャーハンの繊細な味付けが絶品。レタスのシャキシャキした食感をエビの旨みがフォローしています。エビのダシが効いたスープも完璧。コクのある味がチャーハンと絶妙の相性を見せます。

鉄人(4品)
 エビの三種前菜
    コレンタの粉をつけて揚げた煎餅は噛む程にエビの旨みが口の中に広がります。マリネは酸味と甘みのバランスが見事。ナスのエビタルタルサンドはマヨネーズとフルーツが爽やかな作品です。
 エビのカルパッチョ ブイヤベースソース
    魚介類の旨みを凝縮した芸術的なブイヤベースが、エビの魅力を引き立てています。
 エビミソカルボナーラ
    エビミソの甘みとスパイシーな黒胡椒が見事に調和した傑作。舌の記憶に残るインパクトのある料理です。
 ジャンボエビソーセージ
    鉄人らしいアイディア作品。カリカリに焼いた生ハムと中のプリプリしたエビが不思議とマッチ。適度な脂がエビの旨みを後押ししています。カレー風味のソースも見事な出来栄えです。

【審査員】
  加納典明、細川直美、片岡鶴太郎、細木数子

【主宰のお言葉】
  古き良き東京を思い起こさせてくれた今日の挑戦者の料理。王道の自信というものを改めて実感いたしました。

それでは発表します

東京中華の元祖、南国酒家の全てが明かされた今日の「巨大伊勢エビ対決」。東京の文化創造に一役かってきた歴代の総料理長達も、判定の瞬間を静かに待っています。フルーツの酸味と甘みを使いこなした挑戦者と、確かな技で斬新なイタリアンを完成させた神戸。勝利を飾るのは果たしてどちらか。さぁいよいよ発表です。鉄人か?それとも中華の勇者か?

【勝者】
  鉄人:神戸勝彦

【ジャッジペーパー】
 
   加納   細川   片岡   細木 
 長田 誠    15     19     19     15  
 神戸 勝彦    19     20     20     19