白菜対決 
放送日:平成11年4月2日


【主宰の口上】
  「中国の宝」とさえ言われる特級調理師。その特級調理師を3人も揃えている、日本で最もレベルの高い店が挑戦状を叩きつけて参りました。しかも今回闘うのはその3人の中でも最高峰の技を持つ女性調理技師。

【挑戦者】
  赤坂「タンメイホウ」総料理長 崔 玉芬(56)

〔経歴〕
1962  20才 中国政府御用達の店北京四川飯店にて修業を開始する

【鉄人】
  陳建一(中華)

【素材】
  白菜
(淡路島産 白菜 30個)

【ゲスト】
 
岸本 加世子 (女優)
谷村 新司 (歌手) 「あの北京決戦から2年ぶり」

【作品】
  挑戦者(6品)
 白菜の宮廷風クレープ包み
    白菜のシャキシャキした食感を最大限に引き出した作品。辛みと甘みが舌の上で複雑に縺れ合い、しっとりしたクレープが全体を優しく包み込みます。アクセントに揚げた春巻きの皮を添えました。
 大正エビの白菜巻き エビミソソース
    プリプリした海老の身と柔らかく仕上げた白菜がバランスよくマッチング。上湯スープを使った濃厚な海老味噌のソースが絶品です。口直しに白菜の浅漬を添えました。
 キンキのナイタン煮込み
    毛沢東や周恩来など、中国政府の要人に愛された最高峰の宮廷料理です。
 豚の角煮と白菜のマスタード漬け
    毛沢東が大好物だった料理です。八角の香りが効いた豚の角煮と蒸しパンの程よい甘さが絶妙に調和。白菜のマスタード漬けが最高の組み合わせを演出します。舌の記憶にいつまでも残る料理です。
 清湯白菜
    周恩来の大好物。トロトロになった白菜が、スープに甘みを加えています。
 白菜の春香デザート
    白菜と梨の角切りが春を告げる、爽やかな作品です。

鉄人(5品)
 白菜のさわやか前菜
    白菜とキクラゲの食感が新鮮。程よい酸味が春にピッタリです。
 陳皮あんかけ白菜ロール
    フワッとした食感と陳皮のほろ苦い味わいが、不思議なハーモニーを奏でています。
 白菜のトロトロ煮
    にんじんの摩り下ろしと白菜の甘みが見事に調和した傑作。カニ肉が味に深みを加えています。
 土鍋四川煮込み
    豆板醤と豚バラ、鯛の頭などを煮込んだ四川の王道料理。後から辛さが追いかけてくる陳の自信作です。
 白菜のシャキシャキ炒めとスープ
    白菜のシャキシャキした食感を最大限に引き出した料理。オイスターソースとゴマ油を使った味付けも完璧で、ついつい白いご飯が欲しくなる作品です。白菜の魅力をさり気なく引き出したスープも絶品です。

【審査員】
  栗本慎一郎、岸本加世子、谷村新司、岸朝子

【主宰のお言葉】
  本場中国ではなく、まさか日本にこれほどレベルの高い料理人がいたとは。まさに灯台下暗しでした。

それでは発表します

宮廷料理を受け継ぐ中国の宝特級調理師と鉄人陳建一が壮絶な闘いを見せた「白菜対決」。毛沢東と周恩来も見つめる中、その結果が告げられようとしています。日本で最もレベルが高い中国料理店の厨房と、鉄人のいるキッチンスタジアム、果たしてどちらに軍配が上がるのか。さぁいよいよ発表です。鉄人か?それとも中華の勇者か?

【勝者】
  挑戦者:崔玉芬

【ジャッジペーパー】
 
  栗本 岸本 谷村
 崔 玉芬    20     20     19     19  
 陳 建一    19     19     18     17