ブリ対決
放送日:平成11年1月29日


【主宰の口上】
  和の鉄人森本に和食の本道を叩き込む、と言いながらも連敗続きの大田軍団。そこで今回は和食の神髄である塩使いの名手を送り込んで参りました。

【挑戦者】
  神戸「かんぽの宿・有馬」料理長 函城 弘行(33)

〔経歴〕
1981  18才 中学卒業と同時に、大田忠道の城である中の坊・端苑にて修業を開始する
1989 23才 塩使いの腕前と料理センスを認められ花板となる

【鉄人】
  森本正治(和食)

【素材】
  ブリ
(氷見産の寒ブリ 6本)

【ゲスト】
 
達川 光男 (広島カープ監督)
斉藤 慶子 (女優)

【作品】
  挑戦者(5品)
ぶりのあぐり焼き
    試食直前にあぶり焼きにして戴きます。満月の塩がぶりの甘みを引き出す一品です。
ぶりの煮こごり
    内臓のコリコリした歯応えとゼリーの食感が、心地よい調和を見せています。
ぶりの味噌焼き 紅白結び
    大田軍団の初勝利を祝うかの一品。揚げたふきのとうを白味噌に練り込みました。
ぶりの酒粕鍋
    ハードな活粕、ソフトな練り粕と2種類の酒粕を使い、複雑な味わいを演出。ぶりの甘みも見事に活きています。
ぶりの手ごね寿司
    いくらと玉子の甘みが絶妙の相性。満月の塩を入れて炊き上げた米がぶりの風味を完璧に引き立てています。

鉄人(5品)
ブリのマンゴーなます
    かきなますをヒントに、ブリを使って森本風にアレンジしたオリジナル料理です。
ブリの叩き風サラダ
    ブリの胃袋が見事な食感のアクセントになっています。ブリの脂が旨みを引き立てる一品です。
ブリのエピス焼き
    塩とピナッツオイルを塗り、オーブンで焼き上げたブリにエピスという混合香辛料を振って二度焼きにしました。ペッパーとブリの甘みがサワークリームの酸味と絶妙に調和した創作料理です。
ブリしゃぶと大根スープ
    ブリの切り身を大根スープでしゃぶしゃぶして戴きます。臭みのないブリの中骨と腹骨で取ったスープが見事。おろしきゅうりを入れたポン酢ソースとのマッチングも完璧です。スープを取った大根はスライスにして黒胡椒で戴きます。
石焼きブリンバ
    一見韓国風ですが、コチュジャンの代わりに柚子胡椒を使うなど、和の食材を多用した傑作です。

【審査員】
  栗本慎一郎、斉藤慶子、達川光男、細木数子

【主宰のお言葉】
  三度目となった大田軍団と鉄人森本の審査発表。このキッチンスタジアムに“三度目の正直”などという甘い言葉はありません。

それでは発表します

大田軍団の塩使いの名手が鉄人森本を襲った今日の「ブリ対決」。闘いの中で披露された技の数々は、歩く古文書という名に相応しい伝統の技ばかりでした。森本の発想と大田軍団の和食の奥義、果たしてどちらに軍配が上がるのか。さぁいよいよ発表です。鉄人か?それとも大田軍団の勇者か?

【勝者】
  鉄人:森本正治

【ジャッジペーパー】
 
  栗本 斉藤 達川 細木
 函城 弘行    15     18     19     19  
 森本 正治    17     19     20     18