免許の思ひ出(01/07/18〜01/07/27)
三太の教習所日録51(01/07/18)
本日も技能一限。
今日はみきわめ・・・かと思いきゃ、復習項目に残されていた自主経路・・・ほ、ほしゅう・・・
担当はV。競技場コースの武富士まで行く。いつもの練習通りのコースをたどってゆく。武富士に到着後、またいつものコースで教習所へ帰還。進路変更のタイミングが遅いとか、寄せるときにもっと早めに寄せれば後続の迷惑にならないとか、細かいことを二、三言われたが、ま、上出来でしょ。
昨日、バックがいまいちと指摘されたので、縦列を一回だけスイスイやる。よし、明日はみきわめだ。
V「じゃ、もう一遍自主経路やるから」
ハァ!?
V「もうちょっと他の通行に気配りすること注意して」
してんだろがコラ! オメー、フザケてんじゃねーぞ! そんなことだから、生え際もVの字になってんだよ!
しかし、ああ・・・補習金額が・・・もう真っ白な灰になりそうです・・・
教習終了後、受付で卒業検定の予約をする。しめて七千三百円也。くう・・・こんなのってイジメだ・・・
現在までの補習金額 約四万五千円(ガシャチ〜ン)
三太の教習所日録52(01/07/19)
本日も技能一限。
またもや自主経路。担当は良純。
学園コースを行く。以前、デュイーと走ったときは、二度もルートを間違えてしまったが、今度は事前の復習もあり、順調に走行。
なんか、駐車車両に接近しすぎるとかでハンドル取られたり、青信号になったの気づかなかったりとかのミスがあったが、凡ミス凡ミス。よゆーでしょ。
教習所に帰還すると、
良純「状況判断が遅いね」
バッサリ。合格出ず。
ヲイヲイ! 良純ィーッ!! テメー何考えてんだコラァ! 細けーことあげつらって、なにが判断遅いだコノヤロー!!
・・・と気炎をあげる気力もなく、ただひたすら打ちのめされる・・・
もうこれ以上はシャレになりません・・・(マジで)
苦労したって人、そりゃ随分いると思うけど、ここまでって人、そうそういねーだろ・・・
なんだー? なにがいけねーんだー? 駐車車両避けるとき、手前三十メートルぐらいで進路変更するのがマズイのか? ひょっとして、それがネガティブ・イメージに働いて、発見が遅いと見当違いなこと言われてるのか?
あとは信号か。これは気をつけないと・・・つい見落としちゃうんだよな・・・で、黄色になるの気付いて急ブレーキしたりとか・・・
次回の課題は信号だな。そして、前方に障害物を見つけたら、見つけたとたんにウィンカー切ってやろう。これでダメなら、もう俺、免許取んの止めます。
現在までの補習料金 約五万円(ガシャチ〜ン)
三太の教習所日録53(01/07/21)
今日合格出なかったらやめる・・・背水の陣で教習所へ。
普段、土曜日は休日になっているが、昨日が祭日だったために、臨時に開かれている。
本日も技能一限。担当はクネ。
コースは競技場コース。武富士の前に車を持っていく。
交差点を右折する際、いつも歩行者信号が点滅し出したら、じりじり前に出ろと言われているので、出る。
クネ「出たらダメ!」
なぜ・・・
その後武富士まで難無く運転。さらに運転。何の問題もない。免許を持っている人たちと、どう違うんだという走り。が、ウィンカーを付け忘れたり、巻き込み確認を怠ったり、坂道発進に失敗してエンスト起こしたりのミスもあり、次第に合格が怪しくなってくる・・・
その後、教習所へ帰還。方向転換と縦列駐車を二つ。実にスムース。今すぐハリウッド行ってカースタントが出来るんじゃないかと思うぐらいの正確さ。
しかし、すでに合格の出てるバックがいくら良くてもなあ・・・
クネ「三太さんは、慌てすぎるきらいがありますね。肝心なのは自分で運転しだしてからなので、気を付けて下さい。特に、交差点では事故が多発してますから」
なんとか、なんとか合格させて、次のみきわめに行かしてくれ〜、頼むよクネ〜。
クネ「じゃあ、これで教習はおしまいにします。検定、頑張ってください」
・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・え?
・・・け、けんてい・・・?
クッ、クネ・・・
クネ・・・
クネーッ!
クネーーーーッッッ!!!
クネーーーーーーーーーーーーーッッッッ!!!!!
みきわめも合格だー! バンザーイ!!
もう、哀れみでもなんでもいいや! 受かれば!
思えば、路上に上がってからは、いつもクネに救われてるなー。クネから六つも合格もらってる。これ、全体の三分の一以上。
クネ・・・、その頭頂がいよいよピンチになったら、いつでも俺を呼んでくれ! 全身の体毛を総動員して、オマエのドナーになってやるよ!
今回の教習で、クネの車に乗ること五回。キムキム、デュイーを抜いて、最多の乗車になる。
僕が免許取って一年以内に事故ったら、始末書書かされるのはクネなんだな・・・そのときはまたよろしく(オイオイ!)
教習を終え、受付で卒業検定の手続きと補修費の精算をする。
しめて五万五千四百四十円也・・・ご、ごまんごせん・・・あうう・・・(;д;)
受付嬢(オバハン)「もう、次来たときは、この原簿はありませんから」
そうか・・・、この原簿とももうおさらばなんだな・・・
九行ある申し送り事項欄のうち、八行半に渡ってびっしり書き込みがされているという、すさまじく荒れ果てたこの原簿とも、ようやく・・・ああ、もう配車のオジサンに持っていくとき、恥ずかしい思いをしないですむ・・・
いつもは無口なオジサンなのに、今日は「頑張って」って言われたもん・・・たぶん、こんな人、初めてみたんだろーな・・・
思えば、技能初日、オヤジの「こんなヘタな人初めてだよ〜」と言った一言は、この惨状を見事に予言していたわけだ・・・
あれから三ヶ月、ようやくたどり着いたぞ! アイガーの頂が見えるこの場所に!
検定は来週の火曜日だ!
がんばるぞー! ふんばれ、三太!
・・・と、気合いを胸に帰り道をてくてく歩いていると、右足のかかとに、ぐにっとした感触が・・・
い、犬のウンコ・・・(T▽T)(十五年ぶり三度目)
でっ、でも、これでウン(運)がついたな!
あは、あはははははは・・・・・
三太の教習所日録54(01/07/24)
今日は卒業検定。いつもより早い時間に教習所へ。指定された教室に行ってみると、約二十名ほどの教習生が。
ペアを組んで路上での実技検定がスタート。
検定員はベロ。僕と同乗するのは、卒検受けるのは、これが二度目といううら若い女の子。先に彼女が乗車する。その間、僕は後部座席で待機。
走るコースは学園コース。見知らぬ道を走らされるものとばかり思っていただけに、やや拍子抜けする。
先に乗る女の子の運転を観察していると、さすがに一度落ちているだけあって、ヘタだ。ちょっと得意な気持ちになる(すぐ調子にのるタイプ)
やがて車はとある公園に停車。ここから僕の運転となる。ここから別の広い公園の脇まではベロの案内がつく。
三十キロ制限のところを、四十二、三キロで走り抜けて行くが、まあ、余裕なんだからいいでしょ。フフ、後ろのねーちゃんも驚いてることだろうよ・・・第一段階からあわせて、人より十五時間も多く乗ってる男のダイナミックな運転に!
順調にコースを走り、広い公園に停車。ここからは自主経路になる。ベロの指示なしで、パチンコ屋の前まで車を持っていく。
信号を右折して、直進。左折して広い通りに合流・・・というところで事件は起きた!
ガクッ(ブレーキを踏まれる)
ベロ「止まれるから。止まらないと」
結構手前で黄色に変わったものだから、停止線を踏み越えてしまうと判断して直進しようとしたのだが、ペロめ・・・余計なことを・・・!
この瞬間、僕の検定は終わる。信号無視は、即0点だ。
緊張の糸が切れたあとの走りは、もうボロボロ。その通りから右折する際、左側の車線が狭くなるから、いつもあらかじめ右側のレーンに入っているところを、左側に入ってしまう。気付いたときには、時すでに遅し。車線の狭さに加え、駐車車両で通行しづらい・・・ま、そのぐらいの条件なら、特に焦ることもなく行けるぐらいのレベルには達してるんですけどね(さすがに)
やがて指定されたパチンコ店へ。横付けすると、
ベロ「入ったらダメ! ここ歩道だから!」
ハンドルを取られる。これも0点。しかし、信号無視の時点ですでに0点なんだから、怖い物なしだ。
大体、これ歩道か? 縁石もなんにもねーから解りづれーんだよ。
教習所へ帰還して、方向転換。まずは女の子。うまい。
そして僕。なんとか入れる。が、出る際脱輪。これも0点対象。もうどうにでもなれ。
検定を終えて合格発表まで、一時間半ほど暇がある。
もはや結果といっても、わかりきっているのだが・・・
空き時間を利用して、郵便局を探す。炎天下のなか、歩き回ってやっと発見。補修費の五千円を下ろす。ほ、ほしゅう・・・(;д;)
そして合格発表。むろん、僕の番号はない。今回、不合格だったのは、僕を含めたった二名。ハズい・・・
教室から出たその足で補習を受けに行く。
担当はミッチー。ひさしぶりだね。あいかわらずふてぶてしーなァ、テメーわ。
学園コースを走る。
指示、一切なし。なくても、何度となく走ったコースなので、体が覚えている。
ミッチー、静か。あのころのオレとは違うからな。ダメ出しするとこ、ねーだろ。
と、歩行者とすれ違う。
ミッチ「間隔足りねーな。そーゆーとこの配慮が足りねーんだよ」
やっと面白くなってきたなァ、このドライブ。
しかし、以後再び沈黙。教習所に帰還してからの方向転換も、まあうまくできる。
ミッチ「ま、検定頑張って」
はいよ。
受付で再度検定の手続き。補修費、しめて五千四十円也。
次の検定は木曜日だ。
三太の教習所日録55(01/07/26)
本日は卒業検定。
いっぺん落ちているだけに、教室へ入るのが・・・ああ、ハズい・・・
Vから検定について説明があったあと、路上へ。
今回は受験者が多い関係で、僕は三人組のチームに振り分けられる。はるばる鹿児島からやってきた男子学生と、化粧っ気のない女の子と組む。検定員は、入校式やテストなど、節目節目でよく会うおじさん。肩書きをみたら、部長と書いてあるから、たぶん教官の中で偉いほうの人なんだと思う。眉のあたりが王貞治に似ているので、ワンちゃんと呼ぼう。普段、教習しない立場の人なので、車番号なしの車に乗車。なんか、得した気分。
で、肝心のコースだが・・・
前回と違って、競技場コースへ。
ワン「君は検定二回目だから、一番手ね」
そんなこと、みんなの前で言わなくったって・・・ああ、ハズい・・・
しかし、この起点になってる場所、どこだ? 今まで行ったことない・・・しかも止める場所が電気店の前。猫と駐停車で行ったときに、さんざんイチャモンつけられたいわくつきの場所。どこに止めればいいのか、よく覚えてない・・・
さらに、コースでやるバックの試験は、縦列駐車。おとといの補習は、いったい何だったんだろう?
ワンちゃんの運転で、スタート地点まで行く。見知らぬ細い路地を抜け、田圃脇の幹線道路へ。あれ? ここって、以前猫とUターンしたときに変なオヤジに煽られた場所・・・懐かしい・・・
そして運転を交代。後ろの九州男児は、なぜかハァハァ言っている。おまえが緊張してどーすんだ・・・
車は順調にスタート。電気店の前まで案内すると言いながら、ほとんど言葉がない。ま、すぐに普段走ってた道に合流したので、さして問題ないんだけど。
問題の電気店にさしかかる。目の前には、別の検定車。う・・・どこに停めれば・・・
ワン「よし、じゃあ、ここ停めて」
サービスしてくれた。ラッキー。ここから武富士の前までは案内がつかない。右に合図をつけて、発進の機会を窺うが、流れが速い。後ろの車に煽られる。
どこのアホどもだ、コノ野郎! こっちゃ大事な試験の最中なんだよ! 車降りろ、クソ虫!
やっと発進。
ワン「早く発進しなきゃ」
あの流れで出来るか! やれというならやるけどさ。こっちは信号を見落とさないよう、ゆっくり運転でやってるから。
道を行って、信号待ち。
ワン「左のレーンに入ろう。左折するんでしょ?」
するけど、いいじゃん。前が動き出してからでも。
その後、武富士へ。ブレーキ踏まれたり、ハンドル取られたりすることもなかった。ま、合格でしょう。
鹿児島君に運転を交代。さすが薩摩隼人だねぇ。合図がキビキビしてるよ。駐車が苦手みたいだけど、ま、気にすんな。合格だよ。多分。
やがて車は教習所のコースへ。縦列駐車を行う。まずは鹿児島の彼から。ちょっと左に寄りすぎてるけど、うまくやんな。頑張れ頑張れ。
が、いざ始まってみると、こいつ、なかなかうまい。なんかエール送って損した(誰も応援してくれなんて言ってないだろ)
そして僕。ちょっと車体が斜めになるが、駐車範囲には入っている。
三太「完了です」
車を出し、降車。
ワン「運転がすごく遅い。それ気をつけて」
嘘? 制限速度守ってただけだぜ、オレは? いつも以上に信号に注意してたから、ひょっとして、自分でも気付かないとこでスピード落としすぎてたかな。ま、いいや。今日みたいな運転は、どうせ二度としないから(笑)
教室で待機している女の子を呼びに行って、僕の検定は終了。
待つこと一時間半。
合格は間違いないと思いながらも、緊張するヘタレな僕。
結果は無論、検定合格。それから約三十分の休憩を挟んで、即卒業式になる。
卒業式に当たって、様々な書類が配られる。悪代官みたいな目つきの初老のおっさんが、その一々について説明する。
JAFの入会案内、住民票、免許申請書類・・・
代官「そこに書いてある必要書類を持って、免許センターで筆記試験を受けて下さい」
そうだ・・・筆記があったんだ・・・まだ終わりじゃないんだ・・・
しかし、この悪代官、なんで一人キレてんの?
代官「耳がちゃんと聞こえるか、口がちゃんときけるか、免許センターの担当官は、名前を呼んだらちゃんと返事するかどうかでそれを判断するんだ! キャンセル待ちで返事をしない若者が云々、教習所と免許センターは違うんだ!」
わかったから次いこーぜ。
やがて校長登場。入校式以来だ。一人ずつ名前を呼ばれ、前に卒業証書を受け取りに行く。何か、今年の春前にも、こんなことをやったような気が。
校長「事故を起こしたその責任は、みなさんが負わねばならない・・・」
相変わらず辛気くさい話が好きですな。
校長「今日、卒検に臨んだときの気持ちを忘れないで運転してください。私からは以上です」
そういえば、教習所に来るのは、これが最後になるんだな。
デュイー、ポク、キムキム、角ちゃん、V、クネ、ヒロミツ、矢部っち、ギョロ、ハイヤー、その他大勢・・・ああ、数え切れない思い出が走馬燈のように・・・巡るわけないだろ!
返す返すも金、金、金だよ!
だいたい、免許交付手数料1750円てなんだよ!
この上、まだ金むしり取ろうってのかよ!
ちっきしょー、日本の免許制度はどうなってんだ・・・ブツブツ
明日、ペーパーテスト受けに行ってきます。
三太の教習所日録完結篇(01/07/27)
朝早くから免許センターへ。
遠い・・・なんでこんな郊外にこんなもん建てるんだ・・・
受付になっている教室で書類を提出し、視力・色覚検査。
試験会場へ入ると、奥行き五十メートルぐらいの教室に、びっしりと人が。適当に席を選んで、筆記試験の始まるのを待つ。
今回の筆記試験は全百問、正答率九割で合格となる。合格者は待合室の電光掲示板に表示される。
いざ、筆記。うーむ・・・模擬には出なかったぞ、こんな問題(当たり前だ)
すべて見直しできないまま、時間終了。
うう・・・、やっぱダメかな〜。もっと予習してくりゃよかった(しろよ!)
三十分後、遂に合格発表のときが。僕の受験番号は10733。
またこんな田舎に足運ぶのはイヤだ〜、どうか合格させてえ〜、神様お願い!(爆)
電光掲示板に、一斉に番号が映る。
10733、10733・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・あ
・・・・あった・・・・・・・!
あったーーーーーー!!!!!!!!!!!
やったー! 受かったー! バンザーイ!
免許だー! 追加の試験代払わなくて済むよー!(結局それ)
これも日頃の行いがいいからだな。
再び教室に集められ、免許が交付される午後四時頃までここにカンヅメであることが発表される。
しかし、ここの職員の横柄な態度、どうにかなんねーのか? 公僕としての意識がまったくなっちゃねーなー。こんなんだから行政改革すすめろとか言われんだぞ。
待たされること二時間。免許交付手数料を徴収。同時に交通安全協会への寄付金を求められるが、いや、あんまりお金ないもんで・・・でも、みんな払ってるよな・・・いやいや、周りがどうとかじゃなくって、今僕が何をしたいかだ!(笑)
おばちゃん「協会へ寄付いただけますか?」
三太「ハイ」
あう〜(;д;)
気の弱い僕・・・。+千五百円の出費・・・
続いて、写真撮影。ぞろぞろ列になって別室へ。マグロの缶詰を生産するような流れ作業の手際で次々写真が撮られていく。
撮影が終了してから、さらに待つこと四十分。
今度は講習。今更なんの講習だと思いつつ受ける。さえないオジサンによる、免許点数の解説。ここまでさんざん待たされたおかげで、他の人たちもダルそう。
約三十分の講習が済んで、ついに免許証の交付が始まる。
名前を呼ばれ、免許を受け取る。
撮影のとき、まばたきしてしまったので写りが心配だったが、妙な半開きの目になっていなかった。よかった。三年使うんだからな。
・・・しかし、写真うつりの悪さは相変わらずだな・・・
こりゃ、どっから見ても「小学三年生の女子児童に淫らな行為をしようとして現行犯逮捕された音三太容疑者(24)」じゃねーか・・・
受け取り確認の用紙にハンコをついて、免許センターを後にする。
帰宅後、さっそく車を借りて一人で運転してみる。若葉マークも忘れずに、と。
いつも通ってる道なのに、車で走るとなったとたん雰囲気が違って感じる。
隣に誰もいないほうが気が楽だとばかり思っていたが、不安です・・・(笑)
この手の汗は、空調が今一つという理由だけじゃないね(笑)
終わった・・・
遂に終わった・・・
この日まで長かった・・・
教習所に通い始めたのがゴールデンウィーク明けだから、たっぷり三ヶ月かかっての免許取得だ。補習だなんだで、結局、四十万近く払った。こりゃ、大型取れてたな(笑)
適当なところで迂回して帰路についていると、偶然、昨日まで通っていた教習所の車と行き会う。右折したいらしいが、流れが早くて困ってるみたいだ。手前で停まって、道を譲ってやる。
ハンドルにセミみたいにかじりついてる茶髪のねーちゃんが、ぎこちなく頭を下げる。こっちには目もくれないで、仏頂面のまんま右腕だけすっと挙げる助手席の教官。
おいおい、ねーちゃん。歩道またぐときは、歩行者がいなくても一旦停止だぜ。
頑張れよ。
この三ヶ月間、前半は技術面で、後半は金銭面で何度も挫折しかけた。免許を手にしても、なんだか金で買ったような気がして、あまり後味がよくない。しかし、最後までやり遂げて後悔することなんて、なにひとつないものだ。いずれ、あきらめずに免許を取っておいてよかったと思える日も来るだろう。
冷房を止めて、窓を開けよう。
初めてのドライブだからね。
この風の感触は忘れないぞ。うんうん。
家路を急ぐ車が列をつくっている。
東の空が次第に暮れてゆく。
遠くからセミの音が聞こえ、また風に溶けていく。
よかったと思う日は、意外に近いかもしれない。
・・・あっ、今、信号、赤になってたような(爆)
おわり