免許の思ひ出(01/06/20〜01/07/03)

 

 

 

三太の教習所日録31(01/06/20)

さて、今日の運勢はどうかな〜(もはや占いに拠り所を求めている)
>最悪の一日で、最悪の選択をしてしまいます。
・・・・・・。

本日は、学科と技能一限ずつ。
まずは学科。担当は矢部っち。
事故後の処理と各種保険について学ぶ。
矢部が、事故に遭遇して、子供を助けた話をする。
矢部「僕、まず声かけましてね。(机を子供に見たてて角を叩きながら)だいじょぶか〜、だいじょぶか〜、ぼく〜、ホンマにだいじょぶか〜、光浦〜」
ハッ、幻聴が・・・(−_−;)

そして技能。
担当はハイヤー。前髪、海苔煎餅みたいなんですけど・・・
前回に引き続き、自分で車を路上に出す。
ヤー「えらい急だねー。ヤクザの運転みたいだよー」
三太「ハハ・・・」
いきなり暗雲が立ち込める。

細い路地のド真ん中に停車。
ヤー「もっと左に寄せなきゃー。向こうから車来たとき怒られるよ」
三太「・・・来ないように祈るしかありませんね・・・」
その後、横断歩道の上で信号待ちしてしまう。
ヤー「もっと状況見なきゃー。前の車が行ったからって、自分も行っていいわけじゃないから」
三太「・・・はぁ・・・」
そして、入る車線を間違える(これはお決まり)。
ヤー「どういう道順で行くかってのをちゃんと判断しなきゃ。あと、車線変更するときは、ミラーで後方確認ね」
三太「・・・」
ウィンカーを早く出してしまう。
ヤー「早い早い! 今、そこの角から車出て来てたでしょ。ここでウィンカー出したら、あの車、こっちが左折するもんだと思って前出てきちゃうから。なのにこっちがまっすぐ行ったらビックリするよ」
三太「・・・ですよね・・・」
右折で車線に寄せる際、後方確認を忘れる。
ヤー「ここ、ミラーで後ろ見ないと。言われてやってちゃダメね、これ」
三太「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
占い通りの結果じゃないか・・・(泣)

何の成果も上がらぬまま、教習所に帰還。この間、ずっと後ろにオバサンの乗った教習車がくっついていたのだが、いい恥をさらしてしまった・・・
ヤー「操作はだいぶなれてきましたね」
・・・操作はね・・・
当然のように合格項目ナシ・・・

くぅー・・・
いかんいかんいかん! これは早急に対策を立てねば!
今日までで解ったことは、路上で走るコースには主に二種類のコースがあるということだ。
ひとつ目は今日走った、たくさんの学校の脇を走ってゆくコース。
ふたつ目は、競技場の脇を抜けて橋を跨いでゆくコースだ。
どこを走るかは、そのときにならないと知らされないが、おそらく次は二番目のコースだ。それを想定してイメージ・トレーニングを重ねるしかない。
でも、全く同じじゃなくて、微妙に変えてくるんだよな・・・いつも・・・

 

 

三太の教習所日録32(01/06/21)

本日は技能一限。
雨模様・・・嫌な予感・・・

担当教官は、二十七、八の、正面から見たカワハギみたいな顔の男性教官。
きのう想定した通りのコースへ行く。
よっしゃ! イメージトレーニングはバッチリだぜ!
ここで右折だッ! と思いきゃ・・・
ハギー「あ、検定車がいるから、このまま直進してくれる」
イメージトレーニング、早くも崩れる(笑)

途中から、もとのコースに復帰したものの、うひ〜、電柱にぶつかる〜!
く〜、右の車にぶつからないことを考えるあまり、歩道側の障害物との距離がギリギリになっちゃうんだよな〜。もっと意識を右に向けねば・・・

途中、停車ポイントで進路変更の際の後方確認が抜けると指摘。そうかなァ、ちゃんとミラー見てんだけどなァ〜(ひょっとして気づいてないだけ?)
雨も途中からあがり、無事教習所に生還。
しかし、受け取った原簿には、全項目復習の文字が・・・
フッザケやがってええええーーーー!!!!(久々の大爆発)
俺をここのドル箱にしようって腹か、コノヤロー! ああ!?
ヤクザよりもタチ悪ィなァ、この教習所はよー!
俺を食い詰めさす気か!! ファックユー!!!!

・・・と、思うも束の間、原付を巻込みそうになったのを思い出して、深く落ち込む・・・

 

 

三太の教習所日録33(01/06/22)

えーっと、今日の占いは・・・

>最悪の日で、何かが壊れます。

・・・・・・・・・・・・・・(−_−;)

本日は技能一限。
担当はホテ男。
駐車車両との車間距離に気をつけて走るが・・・う、うまく行かね〜
進路変更の際、たびたび後方確認を忘れる。
ホテ男「ギア、トップにして。はい、合図出して。確認して。ハンドル切って。ほらほら。ハッハッハッハ・・・」
呆れたようなホテの笑い。
く・・・何の進歩もない・・・

ホテ「僕からみてると、ただ運転してるだけに見えるんだよね」
ただ運転してるだけの男が、額に汗なんぞかくか!(ヘタレ)
ホテ「いろいろ考えて走らないと。考えないから、不測の事態に対応できないんだよ」
その考えのうちに入ってねーから、「不測の事態」って言うんだろ! 第一、俺は考えてねーんじゃねえ! 考える余裕がねーんだよ!
ホテ「あと、コースを憶えてね。ポイント、ポイント、しっかり頭に入れて」
停車車輛はポイントごとにありゃしねーだろ! 物を教える立場だからって、人を見下した態度ばっかり一丁前になりやがって! 世の中には、厳しくやってもらったほうが、あとあと身についていいよ、なんてことを抜かすバカ野郎がいて、俺自身、そういう経験がないわけではないが、それだからって、ああ、あの時ビシバシやってもらってホントによかったなー、なんてマゾみてーなこと本気で思うほど、頭おかしかねーんだよ!! 日本が銃社会だったら、とうに撃たれてんぞテメー!

ホテ「悪いけど、合格点はあげられないなァ」
再再度全項目復習にされた原簿を見るなり、気持ちが萎える三太だった・・・
俺、運転なんてしちゃいけない人なのかな・・・

 

 

三太の教習所日録34(01/06/25)

本日は学科一限、技能一限。

まずは学科。担当はギョ。またおまえか・・・
悪条件下での運転について習う。
ギョ「ズバリ言ってね・・・」
はいはい。

そして技能。
担当はデュイー。なんだか久しぶりデュイー。
事前に、側方間隔について、相当イメージトレーニングを重ねる。
ちょうど真ん中ぐらいを狙って・・・真ん中ぐらいを・・・ブツブツ・・・

橋を越えて競技場の脇をすり抜けるコースへ行く。今日のデュイーはいつにもまして無口だ。
そして、課題だった対向車があるときの駐車車両との間隔。
おお、うまく行ってる・・・! 取れてんじゃないの、間隔!

んが! 前に原付が。追い越してやろうと右に寄ると、後ろから十一トントラックが! うわー! 全くミラー見てなかったっス〜! あぶあぶあぶ危なーい!!!!(笑)
さらに、見通しの悪い交差点を、速度落とさずに通過。
さらにさらに、交差点を右折する際、目の前のバス(対向車が隠れて見えない)だけ追っかけて、対向車の有無を確認せずに曲がってしまう・・・

進路変更の際の確認はかなり改善したものの、こんな有様じゃあ・・・(涙)
でも、先週までの運転と比べると大分よくなったし、ひょっとして一つくらい合格がもらえるかも・・・と思ったら甘かった!
今日も合格ナシ(号泣)。・・・・・・・・・・・・。

もうやめたい・・・

 

 

三太の教習所日録3501/06/26

本日は学科一限、技能二限。

まずは技能。昨日と同じルートへ行く。
・・・やはり、ここまでデキが悪いと、何かとサービスがあるようだ。最近、自分で教習所から車を出すよう言われることもなくなったし・・・
担当教官は、猫背のにーちゃん。
道路左に駐車している車との間隔は、大分取れはじめてきた。しかし、右左折時の確認が抜かる。
くう・・・どうしても憶えられない・・・
猫「駐車はそんな感じでいいんだけど、右左折の時の寄り方が甘いんだよね〜。あと、合図も遅いよ」
もう何度言われたろう、同じこと・・・(泣)
やがて、一車線の道路で、前の車が右折のため待機しているのに行き当たる。前者に倣って、その左脇をすり抜けていくが・・・
猫「こういうときは、一旦待った方がいいよ。先に行かしてあげるのも手だから」
いったん停まるって、そんなことしたら、後ろの車に迷惑かかるだろ!
それともなにか、後ろから煽られたら、オマエ体張って抗議しにいく覚悟があるっつーんだな!

そして、いつもは右折するところを、そのまま直進。Uターンしろという。
猫「ここの信号、矢印出るから。そのときに行っていいからね」
対向車の様子を窺っていると、うしろのワゴンから警笛が。しかも二度。さらに、Uターンし終えると、わざわざ僕の車の左側に出て、
「早く曲がれよコノ野郎!」
と、がなり立てる。
あ゛あ゛っ!! 俺様の車の後ろに付いてるご老公の印籠が、目に入らねェのか!? 仮・免・練・習・中と目立つように書いてあんだろがオッサン! こいつを町で見かけたら、ヤクザも道を譲る天下御免の交通手形なんだよ!
つーか、猫! そのタイミングで行けっつったのオメーだろ! あのハゲ(いや、すぐさま視界から消えたからわかんないけど)に車の指導員として何か言ってやれよ!
と、横を見ると、青ざめて固まってやがる・・・・・・
てゆーか、内心僕もビビッてた(笑・ヘタレ)

やがて車は教習所へ。ひとつ合格点をもらう。完全に慈悲だな・・・

休み時間を挟んで、学科に向かう。
担当は、いつぞやの陳ピラ。死角と危険予測について学ぶ。

そして、再び技能。教習所に通ってはじめて技能を一日二限こなす。
担当教官は、Vシネ。
今度は、多くの学校の脇を通り抜けていくルートを走る。ここでも車を教習所から出すのは教官。しかも、今回はルートを自分でズンズン進んでっちゃいますけど・・・
ここまで情けをかけられるようになったか、僕も・・・

学校のグラウンド脇で、運転を代わる。
右左折の際の車幅寄せ、左右確認をきっちりやる。あれだけ苦労した、対向車が来てるときの駐車車両との間隔も、危なげなくクリア。慣れてきた慣れてきた! 僕のイメージトレーニングも、これ一本に搾ってやってたからな〜。成果が出てるぞ!

車は裏道へ。対向車が来ると、いつもパニックになってしまうので、今回は、時速二十キロ足らずでゆっくり走る。と、後ろから白い乗用車に追い越しを食らう。
V「これぐらいゆっくりのスピードで全然いいから。今の追い越しは気にしないで」
や、優しい・・・。路上にあがって、初めて人の情に触れた気がする・・・ありがとう、V・・・サインはV・・・

車は橋を通過し、立体交差を潜る。商店街へと向かう通りに合流し、小さな橋を越えて、女子校の角を右に。と、目の前に車道のド真ん中をチャリで走っているオヤジが! ヲイヲイ! なにやってんだよオヤジ! 昼間っから酒ばっか食らってんじゃねーぞ! しかも、よく見りゃ、その五十メートル先にも、同じく自転車で車道を悠然と行くオバハンが。この地域の交通ルールは一体どーなってんだ! 何でもアリの無法地帯か!
対向車線に車はない。ここは合図を出して、追い越しをかけるべきなのだが・・・ムムッ(古っ)、よく見ればもうすぐ交差点にさしかかるではないかっ! 交差点では追い越しは禁止。自転車を追い越しても、追い越しには当たらないとはいえ、それはあくまでむこうが歩道寄りを走ってる場合ではないのかっ!(いや、わかんないけど、多分) そこで交差点を過ぎてから、追い越しをかける。その際の合図・確認もバッチリだぜ! くぅ〜、ナイス判断! でも、Vからは何のお言葉もナシ。ひょっとして、あれぐらい自分の判断でやれて当たり前だった?

車は順調に進む。一旦、公園の脇に停車する。
V「ミラーのあとの目視が長すぎるのが気になるんだなあ」
僕も気になってました。
三太「じゃ、チラッと見るぐらいでいいってことですか?」
V「そうそう。それでいいから。ミラーで後ろ見る癖つけとかないと、あとで苦労するから。あと、左折するときまでの間が長いよ。確認してるのはいいんだけど、あんまり確認しすぎると後ろがつかえるから」
なるほど・・・慎重にやってたのは、全部ムダだったというわけか・・・

そして車は無事教習所へ帰還。今までのRUNで、一番いい出来だった。
V「おおかた出来てるね。項目七までね」
おお! いきなり四項目合格か! どうしたV! カミさんとの間に子供でも出来たか!(笑)
V「さっき言った、目視と左折のときのこと、あれさえやれば、あとはトントン拍子でいけると思うから」
と、渡された原簿を見ると、全項目要復習(思わずボンネットに叩きつける)。
言葉だけかよ! 行動で示せ、バカヤロー!!

 

 

三太の教習所日録36(01/06/27)

本日は学科一限、技能一限。

まずは学科。担当は、不倫課長。なんだか懐かしい。バッジの肩書きを見ると、課長補佐となっているので、今度からは不倫課長補佐と呼ぼう!(本当にどーでもいいよね、こんなこと・・・)
車の整備点検について学ぶ。
補佐「高校卒業して就職したときに、二週間の研修終えて、バス停でバス待ってたら、あこがれの同期の女の子が、僕に声かけてきてね、明日、用事ある? って。ムヒョヒョヒョヒョヒョ」
ねむ・・・

そして技能。
担当はクネ夫。昨日、Vと回ったのと、同じコースを行く。
合図・確認のし抜かりは、ほとんど無くなる。まァ、こんだけ同じ道走ってりゃ、誰でも覚えてくるけどね・・・
しかし、入る車線を間違えたりの凡ミスを二度も・・・
さらに、自転車の側を通過する際、徐行しろとブレーキを踏まれる。
また、交差点はもっとゆっくり曲がれ、と昨日Vが言ったのとは、まるで正反対のことを言われる。
クネ「交差点曲がるときは、別に慌てなくていいから。もっとゆっくりね」
別に慌ててないんですけど。余裕で曲がったんですけど。言い訳だけが胸で渦巻く。
そして、街路樹の生い茂る日陰の多い道を行く。いつもみたいに、左手の公園添いに停車しないで、そのまま直進する。突き当たりの信号で停車。
と、信号が赤から黄色に。発進しようとして、クネにブレーキを踏まれる。
クネ「おいおい、前、赤だよ!」
くっ・・・、ここの信号、紛らわしいんだよな〜。赤矢印→黄色→赤という変わり方をして、それだけならまだしも、このルート、赤→黄色点滅になる信号が、結構多いんだよな〜。だから、黄色になると、早とちりしてしまうわけよ。これで引っかかったの、二度目だ・・・

う〜む・・・しかしながら、側方間隔についてはもう完璧。かなり接近した車間距離でも、スムースに通り抜けられるようになった。よっしゃよっしゃ、ウッシッシ。

コースを一巡して、無事教習所に生還。ひとつ跳んだ項目で合格を貰う。たぶん、こんな変則的な合格の与え方をするのは、僕の進み方が異様に遅いからだと思う・・・ああ、ハズイ・・・

 

 

三太の教習所日録37(01/06/28)

本日は技能一限。

担当は初顔になる三十にさしかかったぐらいの男性教官。童顔でチビ。この顔はどこかで・・・と思ったら、そう! 林家一平だ!
というわけで、一平ちゃんと競技場の脇を抜けるコースを行く。

交差点での右左折と合図・確認に重点をおいてやるよう、あらかじめ言い含められる。
それらは、ほぼ完璧にこなしたものの、片側一車線の道路を走行中、道路脇で電信柱で工事をしている車両二台に行き当たる。中央線を踏むと判断して、ウインカーを出したのだが・・・
一平「今のは、出さなくていいから。だいたい車体が半分隣にはみ出ると思ったら、ウインカーだして」
し、知らなかった・・・。中央線出れば、ウインカー出すもんだと勘違いしてた・・・

さらに、幹線道路に合流したとき、右側車線に入ると・・・
一平「なんでこっちに入るの?」
三太「あー、ええーと、あのー(地名が出てこない)、ずっと行くと、そのうち左側車線が狭くなるから、今のうち入っといたんですが・・・」
一平「基本的に、直進するのに右側ずっと走ってたら、違反だから。なんだか、あまり考えないで右側入ったように思えたんだけど」
いや、きちんと考えて入ったんですけど。
一平「つっこんで訊いたときも、すぐに答えられなかったでしょ」
いや、地名が出てこなかったから、曖昧に聞こえただけなんですけど。
一平「駐車車両を避けるときの合図の判断と、車線のことさえ気を付ければ、あとはまァいいと思うけどね」
渡された原簿をのぞくと、またも飛んだ項目に合格をもらう。かなりサービスしてもらってるな・・・俺・・・
つーか、このままひとつずつクリアしてっても、補習四回受けなきゃいけない計算になるんですけど・・・

 

 

三太の教習所日録38(01/06/29)

三太「対向車、対向車、ぶつかるう〜う〜!!」
ガシャン、ドシャン! ブルルルン・・・
教官「あーあ。やっちゃったか〜。こりゃ八百万ぐらい請求されるよ。払える?」
三太「あうう〜(泣)

ハッ! Σ( ̄□ ̄;)
夢か・・・。不吉な・・・

本日は学科二限、技能二限。
朝、配車係のおじちゃんに止められる。今やっている項目すべてが終わったら、駐停車に入るので、技能二限目の予約は一限目の結果を見てからにしてくれ、という。
心配しなくても、一挙に三つも合格もらえるような奇跡、起こりっこないですから・・・(涙)

まずは技能から。
担当はポク。競技場の脇を抜けるコースに行く。
ポク「早く学科の16受けてね」
学科の16といえば、高速乗る前に受けねばならない学科だ。
あいにく、そう急いで受けなきゃならないほど、技能進んでないんですよ・・・
さすがに、もうかなり道に慣れてきつつあるのだが、ポク、手を出しすぎ。別に気付いてないわけじゃないのに、遅いんだよ、という表情で、横からハンドルを取ってきたり、ギアを入れたりする。
判断が遅いということか? しかし紙一重じゃねーか。オマエの運転の仕方に俺を合わさそうとするな! 細けーことネチネチ突っ込んでねーで、テメーもキンタマぶら下げてんだったら、心広くかまえてドーンと座ってろや!

教習が終わり、原簿を見ると、申し送り事項の欄には、合図・確認・右左折・側方と、一からやり直せと言わんばかりに、今まで言われた点のすべてが列挙してある。むろん、合格項目ひとつもナシ。
ふざけるな、この野郎! 俺が出来なかったんじゃねえ! オマエがさせなかったんだよ!
あーあ、これで補習予定がまた一時間増・・・

昼休みを挟んで、再び技能。
担当は角ちゃん。外は小雨もよい。
角「車、車庫から出したことある?」
ヲイヲイ、いきなりタメ口かよ。いつから俺と仲良くなってんだよ、オメーわ!
三太「いえ、まだ出したことないですけど」
というわけで、自分で車を車庫から出す。このぐらいは簡単に出来る。久しぶりに自力で路上に出る。
角「コース、二つあるけど、どっちが得意?」
・・・ここまでお情けをかけられると、もはや言葉もない・・・
僕が選択したのは、多くの学校脇を通り過ぎるコース。
無難にこなしたつもりなのだが・・・

角「左折の手順が一定してないのよね」
曲がれてんだからいーじゃん!
角「今、横断歩道の上に停まっちゃったでしょ。こういうときは、隣の車線に行かなきゃ。それから進路変更して戻ればいいんだから。そこらへんは、臨機応変に対応していかなきゃね」
いきなり言われて対応できるか、そんなもん!
角「今、進路変更したけど、どう? 自分ではうまくいったと思う?」
三太「ハイ。かなり」
角「タイミングはね。でも、前見て変更しなかったでしょ」
三太「・・・ハイ」
角「あ。今の進路変更、合図も確認もなかったよ。私がしなきゃいけないの?」
うらー!! ナメた口きいてんじゃねーぞ、このアマ! そんなことだから、女性教官の中でも、テメーの人気は一番下なんだよ! 
だいたい、言ってっことが分かりにくいんだよ! 手順がどうとか、確認が遅いとか、そんなことどーだっていいだろ! 人さえ轢かなきゃ、オールオッケー、結果オーライなんだよ! 道交法見てみろよ! 信号無視して渡ってきた歩行者がいたら、後続の追突を防止するために、急ブレーキ踏まないで、人はね飛ばしてでも前進めとは書いてねーだろが! 俺は俺の好きなよーに運転してーんだよ! 昔っから、運転席と大使館は治外法権て決まってんだろ!? 結果見てから判断しろ! 

・・・が、どう考えても苦しい自己弁護に、次第に気も萎える。
結局、交差点の項目で合格を貰ったものの・・・それひとつだけですか・・・
角「運転は、できてるのよ。だけど、肝心なところで、ひとつ抜けるの。それがね〜・・・」
あー、ハイハイ(キレぎみ)
角「学科の16、早く受けてね」
じゃかあしゃい! 分かっとるわい!

すっかりうち萎れた気分で、学科に向かう。
人間の能力と運転の関係について習う。担当はキムキム。
ねむ・・・。なんか面白いこと喋ってよ、キム。

さらに、続けて高速道路の運転の仕方について学ぶ。さんざん早く受けるよう言われた学科の16とは、この教程を指す。
担当はギョロ。
あ、今日は「ズバリ」って言わない・・・
どうしたんだろ。心配だ(笑)

 

 

三太の教習所日録39(01/07/02)

本日も教習所。
学科一限、技能一限。

まずは学科。担当は良純ちゃん。運転適性について習う。
教習所に入ったときに受けた適性検査について、詳しい解説を聞く。それによると、僕はトロい人らしい。運転を見るかぎり、当たってる・・・
なるほどね。今の苦境は、すでに予言されていたというわけか・・・

ところで、初めて聞いたのだが、免許が下りて一年以内に事故をすると、その人を担当していた教習所の教官までもが、指導が行き届いてなかったという理由で始末書を書かされるそうだ。
こんな制度さえなかったら、僕は今ごろ免許取れてるんだ・・・ブツブツ・・・

そして技能へ。担当はベロ。懐かしい・・・
競技場コースを行く。
ベロ、静かなのはいいが、道を教える口調が、なんだかぶっきらぼうだ。気にくわないとこがあるんなら、そうとはっきり言ってよ・・・
内容はというと、もうずいぶん走っているにもかかわらず、大ポカを二つやってしまう。左折の際、巻き込み確認を丁寧にするあまり、右側から横断歩道を渡ってくる歩行者を見落とす。さらに、おなじく左折の際、巻き込み確認を意識しすぎて、信号が赤になるのを見落とす。
また、発進したらアクセル踏んで、早くスピード上げろ、と注文がつく。こないだスピード出したら、車間距離あけろって言われたから、慎重にしてたのに・・・

戻ってきた原簿を見ると、合格項目ゼロ。
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
補習、六回ですか・・・・・・・・・

個人的に、こりゃいかんな〜と思うのは、制限速度が気になって、目がスピードメーターに行くことが多いこと。多分、これを無くせば、もっと周囲を見る余裕が出来るはず。ミラーと目視による後方確認も、もう雑なぐらい、パッパとやっちゃおう。そうすりゃ、信号や歩行者の見落としも減るはずだ。
多分・・・

 

 

三太の教習所日録40(01/07/03)

本日は学科一限、技能一限。

まずは技能。担当はキムキム。なんか、やけに機嫌がいい。別になんでかなんて知りたくないけど・・・
昨日と同じコースを走る。
一応、自分なりにイメージを固めて臨む。が、またもや信号を見落とす。さらに、路肩に駐車していた車の向こうに、道をふさがんばかりに止めてあるトラックを見落とし、走行中一旦停止するという、はなはだまずい進路変更をしてしまう。また、停車した車に乗ろうと車道側に回ってきた人を避けようとしたら、隣の車線からダンプが・・・見えてたけど、どうしたらいいか、わかんなかったんだよ〜

僕って、相当が視野が狭い人みたい・・・
まったく全体的な状況が掴めん!
返ってきた原簿がどうだったかなんて、もはや言うまでもない。

あー・・・・
たぶんさー、毎年いろんな人が教習所に来るんだろうけどさー、ここまでトロい人って、そうはいないよねー・・・
もう止めたい・・・

負け犬気分で学科へ。
担当はV。特徴的な事故について学ぶ。
眠い・・・。

これで学科は一通りの教程を終了。まだ危険予測の項目を残しているが、それは技能とセットなので、技能の進み具合をみて、後日行うことになる。
もうこの教室に来ることはない。さようなら、二番教室・・・
明日、卒業検定の中間テストを受けねば・・・

 

 

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