免許の思ひ出 2001/05/09〜05/17
三太の教習所日録(01/05/09)
モーニング娘。から中澤裕子が卒業した数日後、その模様をワイドショーで観ながら、三太は強く誓ったのである・・・俺も免許を取ろう!
思えば、これまでの人生、自転車より上等な乗り物を操縦したことがなく、ゲーセンのレース・ゲームすら乗ったという記憶が・・・遠い昔にあるか・・・といった程度。
幼い頃から機械系になんらの興味関心も覚えず、無自覚にチャリ一筋・徒歩命を通してきたのだが、二十歳を越えた大人たるもの、免許証の一枚や二枚、携行しとらんと格好もつくまい、と、見当違いの思いつきをして、四月某日、大金を鞄にしまい、教習所へ。
その日は入校式。一時間前に手続きを済ませてほしいとのことで、学生時代の夜型生活がまだ抜けきっていない身に鞭打って、午前十時に間に合わせて到着。ところが、入り口には「教官生研修のため木・金臨時休業」の貼り紙が・・・
え・・・、てことは、次の入校式、ゴールデン・ウィーク開け?(爆)
・・・・・・。
三太の教習所日録2(01/05/09)
免許を取るまで、普通どれくらいかかるものなのだろう?
一ヶ月? 二ヶ月? まあ、一ヶ月半くらいが平均かも。
某人は、「三週間で取れよ!」なんて気楽に言ってくれたけど、それって合宿と同じ期間なんじゃ・・・
でも、僕は運転うまそうな気がする!(根拠ナシ)
ちなみに免許の種類はマニュアルです。
んで入校式。
昼間部を選択したので、正午丁度の入校式に参加。
この時期、教習生は少ないそうで、同じ時刻に入校式に参加したのは、大学生の女の子一人だけだった。
最初にプリントが配られ、そこ漢字にフリガナをふってください、と言われる。漢字といっても、「信号」とか「自動車」とか、まるで小学三年生の漢字ドリルみたいな内容・・・
(おいおい、大の大人掴まえて、これはねェだろ! この調子だと、来週あたり卒験合格してるな・・・)
などと勝手な優越感にひたりつつ、続いて校長が挨拶に来るまでのあいだ、同室の女の子と雑談などしつつ時を過ごす。
やがて校長登場。
眉間に皺を寄せた辛気くさい顔で、いきなり
「年間の死亡事故が〜万人・・・」とか「残されたご遺族も、加害者の家族も・・・」
などという暗い話・・・。
その後、適性検査が行われる。
できるだけ早く斜線を引けとか、できるだけ多くマスの中に△を書け、とか、反射神経・運動神経をテストする設問があり、全国平均にかなり遅れて時間終了・・・。
その後、教官に校内をぐるっと案内される。
約三時間の入校式が終わり、僕はヤル気満々。
この教習所の最短記録、俺がブチ上げてやるぜ!
三太の教習所日録3(01/05/09)
教習所のカリキュラムは、第一段階の学科・技能後、試験に合格したら仮免取得、その後第二段階の学科・技能をパスすれば、晴れて卒業となる。
教習所によって履修方法に細かな違いはあるだろうが、僕の通う教習所では、学科と技能を平行して履修することができる。
初日は、学科を二時間、技能を一時間行った。
まずは学科。時期が時期だけに、教室の生徒は僕を含めて四名。指導教官はたくましい女性教官。まずは訓示ていどの軽いお話といったところ。
続けざまに学科教習。教官は、ぐんと年下の後輩OLと不倫をはじめて急に色気づき、髪の毛を茶髪に染めちゃったりした課長、といった感じの軽薄そうな男性教官。ギャグが・・・寒い・・・。
そして技能。まずはシュミレーターを使っての教習。
生徒はなんと、僕一人。わざわざ僕だけのために、ゴメンね教官・・・。
そのシュミレーター、ゲーセンの機械みたく画面にコースが出て運転するのかと思いきゃ、安っぽい作りのマニュアル・ガイド。音声に従って、シートベルトを締めたり、ギア・チェンジをしたり・・・最後の方、眠たくなって、「操作してください」の音声を聞き逃し、ぼーっとしてました。時間終了後、
教官「車、乗ったことある?」
三太「いえ、ありませんが・・・」
教官「あ、そ。ない・・・、ない、か」
どーいう意味だ!? ひょっとして、早くも俺のドライビング・テクニックのポテンシャルの高さを見抜いたというのか!? さすが教官、頭のバーコードも伊達じゃあねえぜ!!
教習所を出る間際、翌日の配車を予約。次はいよいよ実際に運転。
教習生は少ないんだけど、既に予約で埋まっている教官が多い(教官を選択できる)。が、一人だけ予約ガラ空きの教官が・・・。
いやな予感。
だが、相手が誰であろうとカンケーねえ! 「才能」って言葉の意味、俺が教えてやるぜっ!
三太の教習所日録4(01/05/09)
今日は学科三限、技能一限。
適性検査の結果が判明。「人より判断能力が劣る」「疲れているときは運転を控えるように」等々・・・。しかし、所詮はペーパー、人間の潜在能力までは測れまい!
眠い学科をこなして、お待ちかねの技能。機械は習うより慣れろ、予習も復習も全然やってませ〜ん。
しかし! 見せてやるぜ、俺の神速ギア・チェンジを! チャラ付いた気分で免許取りにきた学生連中のド肝抜いてやるぜ! おい、教官! しがみついてないと、振り落とされるぜっ!
が、いざハンドルを握ってみたら、鼻っ柱ヘシ折られました(笑)
見本もナシのスパルタ方式。しかも、五十がらみのこの教官、隣でネチネチネチネチうるせーうるせー(やっぱ、この教官ハズレだったか、クソ〜)
序盤、コース中央で、ひたすら前進とバックの繰り返し。しかし解らん! 半クラッチ解らん! 解らんけど、動いてるからいいや! アクセルなんでこんなに軽いの! ちょっと踏んだらメチャメチャ速度出てるよコレ!
教官「おいおい、もっと優しく運転してよ〜」
三太「すみません・・・初めて運転したもんですから・・・」
教官「当たり前だろ!」
エアバッグ搭載してたら、むこうの壁めがけてアクセル踏み倒してんぞコラァ!
・・・と、実際は意気がる余裕もなく落ち込む僕・・・
ついでコース外周を左にぐるぐる回る。んが! ここでも解らん! カーブのハンドル感覚が!
教官「ほらほら〜、曲がるときは自転車と一緒だって〜」
一緒じゃねェだろ!
エンストするわ、車線はみ出るわ、縁石乗り上げるわ、散々。
しかも少し慣れた頃には、隣から、ギアをセカンドにしろだの、スピードもっとあげろだの、曲がるときブレーキ使えだの、次々注文が・・・すっかりパニくって、クラッチ踏みっぱなし(笑)
あげく、中央に戻されて、最後の周回で柵にぶつけて時間終了。
教官「ATに変えたほうがいいんじゃないの? 外周、こんな下手な人、初めてだよ〜」
なんとかハンコは貰ったものの、返す言葉もなく打ちのめされて教習所を後にする三太であった・・・
三太の教習所日録5(01/05/10)
昨日までとうってかわった謙虚な気持ちで教習所をくぐる(笑)
今日は学科と技能を一限ずつ。
まずは技能。
昨日の教訓を生かして、イメージ・トレーニングはバッチリ、昨日までとの俺とはちがうぜ! シューマッハもうなる俺様の竜巻スピン・ターン、一般ピープルに拝ませてやるぜっ!(なんにも変わっちゃねーな、オメーは)
教官は髪をオールバックになでつけた、四十前半といったところのダンディーな人。昨日の酔っぱらったようなオヤジとちがい、実に紳士的だ。
だが肝心の内容はというと・・・
早速コースに出て一周したが、うまくいかない・・・
路肩に乗り上げ、いきなりパニック・・・発進できない!
コース中央に戻されてしまう。するとそこに運転席にうら若き女性(顔見えなかったけど多分)を乗せた昨日のオヤジがダンディーに近づいてきて、
オヤジ「発進と周回やったんだけどね〜、全然周回ダメだったから。発進中心でやって」
ダンディー「解りました」
恥い・・・(● ̄_ ̄●;)
それから発進の練習をしばし。ところが、この教官ペース早すぎ! ちょっと出来ると、すぐ路上へ・・・
でも、コースを曲がるときのハンドル操作はかなりマシに。路肩に乗り上げることも数度あったが、段々慣れてス〜イスイと。
・・・と、そこへダンディー、ハンドルの切り方がおかしいと注文。
再びパニックに・・・手に意識が行って、ぶつかるぶつかる!
純太郎よ! 貴様にとっては過ぎ去った思いででも、俺にとってはピュリッツァー賞ものの戦場体験なんだよ!
ダンディー「左手でそこまで持ってくるんだよ」
黙ってろバカ野郎! 人が気持ちよく運転してるときに横合いから茶々入れてくんじゃねえ!
ダンディー「あーあー、だからそこでチョコチョコ切らないで、もっと一気にグーッと・・・」
曲がれてんだから別にいいだろ! 車ってのはなァ、人さえ轢かなきゃ何やっても結果オーライ、オールオッケーなんだよ!
・・・と言えるはずもなく、ひたすら落ち込む・・・
最後に、
ダンディー「はい、駐車して」
三太「ハァ?」
しまったーっ! 予習忘れてたー!!!
えー、確かギアをRに入れてハンドブレーキを・・・
ダンディー「先にハンドブレーキね」
はう〜
ダンディー「車に乗らなきゃ解らないこともあるけど、家で勉強したら解ることもあるからね。手順はしっかり学習しといてください」
三太「・・・ハイ(;□;)」
手渡された教習原簿には、しっかりと復習欄に発進と周回のチェックが・・・。
ひょっとして、僕って、人より覚えが悪いのかなァ〜(やっと気づいた)。でも、昨日よりうまくなってる! 頑張れ俺!(もう自分以外信じられない)
続いて学科。最初の講習と同じ女性教官。
この人、まるで放置プレイを楽しむ女王様のような喋り口調。
女王様「交差点で原付で右折するときは、二段階右折になりますんで、よお〜くちゅーいしましょうねえ〜」
は〜い!(●´○`●)
三太の教習所日録6(01/05/11)
今日こそは素直な気持ちで教官と向かい合おう、そんな誓いを胸に(笑)教習所に向かう僕。
今日の予定は技能一限を挟んで、学科二限。
技能にそなえて、教本を再読する。
三太「発進は・・・フムフム、駐車は、フムフム、カーブのときフムフム・・・(この間、約三十秒)。よっし、持ってきた小説読もっと(現実逃避)」
そして技能・・・。
担当教官は妖怪人間のベロにそっくりな四十後半ぐらいの男性教官。実に親切な教官で、懇切丁寧に見本を見せてくれる。発進から始まり、外周を左回り、右回り、ギア・チェンジも織り交ぜつつ、流れるようなドライビング・テクニックを披露。約五分くらいもお手本が続いたろうか。その間、三太が考えていたことといえば・・・
「早く運転したい! 俺の思い描いていたイメージが消えぬうちに! 教官! あんたには聞こえないのか!? このマツダ・カペラが、早く俺に愛撫してほしいと、エンジンを震わせてむせび泣いているのが!」
と、車は中央のコースへ。そこで、バックと前進を繰り返しながら、発進の練習・・・。
クソ〜、なめるな〜、いくらなんでも三回目ともなりゃあ、発進ぐらい朝飯前よ!
ガクン、ブォーン!(もの凄い急発進)
ガクッ、プスッ・・・(エンスト)
ベロ「はい、もう一遍やってみようね」
三太「・・・」
やがて外周を左回りに。これはかなり順調! 慣れてきた慣れてきた!
ベロ「じゃあ、次の直線でサードに入れて、カーブ手前でアクセル放して、セカンドに入れてからカーブ曲がってみよう」
パニック!・・・になったと思ったかな?
フフフフ・・・この注文、すでに想定済みよ! イメージ・トレーニングは万全、余裕のよっちゃんだぜ!(古っ)
車はカーブを曲がり直線へ・・・
三太「さあ、カペラよ・・・おまえの新しい力を見せてくれ!」
クラッチを押し込み、ギアを握りしめる!
三太「イ・ク・ゼ!」
ガコン(ギアを入れる音)!
三太「! こっ、これが三速の走りか!? 感じるッ、感じるぜ、おまえのエナジーを! 小さな嵐を宿したかのようなエンジンの回転、微妙に異なるアクセルの手応え、絵の具を溶かしたように流れていく外の景色! ・・・俺は今・・・風になった・・・!」
ベロ「ギア、オーバートップに入ってるよ」
三太「あう・・・(;д;)」
気を取り直してカーブ手前でセカンドに入れたつもりがトップに。車線はみ出て大脱線!
やがて、コース中央の交差点を横切り、右回りの外周に。
しかし! 突然言われたもんだから、再びパニック襲来。
信号待ちからの発進が・・・出来ない! あんだけやったのにィ〜
なんとか外周へ。左が右に変わっても、順調順調! もうカーブは完璧だぜ!
ここでまた二速→三速→二速のギア・チェンジをするのかと思いきゃ、前に教習車が。十分な直線が取れない・・・
前の車の教習生、かなりの初心者らしく(おまえもだろ!)超安全運転。しかも時々停車するものだから、相当気を配らなくてはならない。
ええーい、チンタラ走ってんじゃねえぞコラァ! 三太様のお通りだァ! 子雀どもは脇へどいてろ!
・・・なんて威勢のいい文句を吐くどころか、手に汗ビッショリ!(笑) ぶつからないようにするので、もう必死!
結局、最後まで前の車の後詰めを務めて時間終了。原簿を覗くと今日やった項目すべてに「要復習」・・・。僕、コース出てからひとつも合格点もらってない・・・ねえ、あの坂道登るのいつ?
でも外周回るのはかなり上達したぞ! ド派手なコースアウトとかなかったし。今日の教官はアタリだったな〜、隣でゴチャゴチャうるさくないし。なんか自信が出てきたぞっ!(もう自己満足以外にモチベーションが持てない)
そして学科。二限とも同じ教官。ナイナイの矢部を短足にした感じ。しゃべり方も矢部そっくり。
矢部「横断歩道の前で停車している車があったら、自分も一時停止しなくてはならない、この問題、○か×か答えてもらいましょ〜か〜、はい、じゃ〜、岡村さん。岡村さ〜ん? 何言うてはるんですか〜、岡村さ〜ん・・・・・・さ〜ん・・・三太さ〜ん」
ハッ! 幻聴が・・・
三太の教習所日録7(01/05/14)
今日は技能一限、学科一限。
先週の周回での調子の良さを頭の中でリプレイしつつ、いざ技能!
教官は、三十後半くらいの男性教官。酒の飲み過ぎなのか、血圧が高いのか、野良犬のように濁った眼をしている。むこうの人らしく、広島弁で話しかけてくるのだが・・・この教官大ハズレ! メチャメチャ怖いっス!
野良「そろそろサードぐらい入れれんといけんじゃろがァ」
野良「ハンドルの切り方がおかしい言うとるじゃろがァ、ったく、ちっとも解っとりゃあせんわ」
等々。注文もバシバシ飛ぶ。案の定パニック。脱輪・はみ出し・エンストのオンパレード。もう散々。
あまりにもウザイんで、途中から返事をしないで、完全無視。
しかし、ひょっとして怒ってないかナ〜、と気になって、却って運転しづらくなる。俺って、ショボい・・・
直線でサード、カーブ手前でセカンドへのギア・チェンジを繰り返しトライするが、一度の偶然を除いて全て失敗。むろん、そのたびに隣からチンピラのような恫喝がとぶ。
野良「だから、カーブ出るときの速度が遅い言うとるじゃろが! 全然車らしゅうに走っとりゃせんやないかァ!」
アァ!? テメー、マジでいい加減にしとけよコノヤロー! 俺はスシ屋のオヤジじゃねェんだ! 隣でふんぞり返って、偉そうに次から次へと注文付けてくんじゃねえ! いい年こいて、似合いもしねー茶髪しやがって! 勘違いだらけのテメーの脳ミソでも解るように、ハッキリ言ってやるよ! 俺は人から指図されんのが大っ嫌いなんだよ! 特にテメーのように下等な方言で気安く人に話しかけてくる、夜郎自大も甚だしい田舎モンは、生理的に受けつけねーんだよ! テメー、教習生の払う金で飯食わせてもらってんだろ? あんまり俺様の機嫌を損ねさせるんじゃねェ! 威張り散らしてねェで、黙って座ってろ!
・・・などとは、おくびにも出せるはずがなく・・・
野良「全然できとらんじゃないかァ、俺がここで言うとること、全部ムダか? ああ?」
こっ、怖い〜〜、もう半泣き! オシッコちびりそう!
それ以降の罵詈雑言の雨霰。内容もボロボロのまま、教習終了・・・
どうやら、僕って人よりかなりトロいらしい。それもハンパじゃなく・・・。
もう、ぼかぁ、ダメダメ人間だ・・・ダメ村ダメ太郎だ・・・
教習を終えて、待合室を通るとき、人からジロジロ見られている気がする。とうとうノイローゼの初期症状か?(笑)
落ち込んだ気分のまま、学科教習。
教官は以前にも会ったことのある、不倫課長。
やっぱりギャグが寒い。しかも前使ったギャグ、使い回ししてるし・・・
課長「そこら辺、クーラーの風が当たって寒かったら言ってね。寒くっても、寝ちゃダメだよ。寝たら・・・死ぬで(何故か関西弁)」
三太(激さむです、教官・・・)
三太の教習所日録8(01/05/15)
昨日の敗北感を引きずりつつ教習所に足を踏み入れる・・・
今日は技能一限のみ。
時間まで、ラウンジの長椅子に腰掛け、眼を閉じてギア・チェンジのイメージ・トレーニング。うまく出来る気がまったくしない・・・
担当教官はつぶらな瞳をした五十代前半の男性教官。まんまハイヤー(タクシーではなく)の運転手といった感じ。すごく気さくな挨拶をされる。今日はアタリか?
・・・と思いきゃ・・・
・・・アタリでした! やったー、バンザーイ!
とにかくこの教官、飴と鞭の使い分け、うますぎ!
ハイヤー「あー、ぶつかるぶつかる。もっとハンドル切らなきゃ」
三太「(あー、今日もダメか・・・ぼかぁダメ夫だ・・・ダメ山ダメ夫だ・・・)」
ハイヤー「でも、もうちょっとだね。惜しいとこまで来てるよー」
三太「(惜しい? そうか、惜しいのかっ! 次こそはやってやるぜー!)」
芸を仕込まれる猿のように掌で転がされる単純な僕。
でも、それだけ教え方もうまかった! 昨日はギア・チェンジのタイミング、細かな方法について、全く掴めなかったのだが、ギアを変えたら二秒ほど半クラッチのままにすると、ノッキングしないとか、具体的な時間に換算して言ってくれるし、アクセル・ブレーキのタイミングに慣れるまで、根気よく付き合ってくれるので、こちらも注文にビクビクしないで、運転に専念できる。
すると、いきなり二速・三速・二速のチェンジがスイスイと・・・
ハイヤー「どう? 昨日と比べてうまくいってる?」
三太「はい、そりゃもう見違えるくらいに!(感動) 教え方ひとつで、こうも違うもんかと思いました!(ヨイショもしちゃうぞ!)」
ハイヤー「あとは、もうあそことあそこのカーブだけだね。もう少しだ」
最後はキチンと飴でしめる。後味を悪くしない、手慣れたやり方だ。
まったく、昨日のチンピラに爪の垢でも煎じて飲ましてやりたい気分だ。
しかし、その一方で、ウィンカー出しつつ障害物を避けることができない・・・
ウィンカー出すのに気を取られて、壁にぶつかるぶつかる! 危なーい!
でも、それ以外はほぼ完璧だった!
乗車五度目にして、なんとか発進・速度調節をクリア。
かなり遅れてるっス・・・ねえ、あのS字クランク、いつ走るの?
三太の教習所日録9(01/05/16)
本日は学科教習一限のみ。
標識を教わる。
ひたすら眠い・・・
これで第一段階の学科は全て終了。
明日は中間試験。
今日勉強して頑張ろうっと。
三太の教習所日録10(01/05/17)
今日は技能一限。
教官はダウンタウンによく引っ付いている木村ナントカって人に似た、三十前半くらいの男性教官。人相は怖いけど、物腰はマイルド。
いまだ車線をうまく取れないため、まずはタイヤ位置をレクチャー。コースに出て、左右のタイヤで車線を踏みつつ走行するという、曲芸にチャレンジ。まるでJACKの採用試験受けてるみたいだ・・・。
新しい注文が飛ぶと、パニックに陥るのは今まで通り。
木村「はい、じゃあ、そこ右折して」
三太「ハイ(@。@;)」
おおっ、でもイイ感じ! 外側に膨らんだりしなかったぞ!
木村「そこ、右側車線なんだけど」
三太「Σ( ̄□ ̄;)・・・」
木村「日本は、左側通行だからね」
三太「ハイ(;д;)」
やがて路肩に寄せて停車する訓練に。
思った以上に、これが難しい。キムキムもちょっとキレぎみ・・・
なんとか車線取りは合格を貰ったけど、技能七回目にして、まだこの段階・・・補習必死か?
昼休みを挟んで、中間テストを受ける。
全五十問、九十点以上で合格。これにパスしてないと、仮免検定が受けられない仕組みになっている。
こりゃ何としてでも合格するしかないでしょう!
だって、トロい上にバカって、最悪じゃん!
担当教官は、石原良純に若き日の金正男を足して二で割ったような、とっつぁん坊やの教官だったのだが、この人、試験の最中にバンバン、ヒントを出している・・・
出来レースかこりゃ? こんなテスト、猿でも受かるぜ!
で、結果はといえば、不合格。
・・・・・・(T▽T)・・・・・
僕って・・・いったい・・・