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ダブルス上達 ペア
 皆さん、テニス楽しんでいますか? ダブルスの楽しさにはまっていませんか? ダブルスは一人では戦えません、
考えを同じくする仲間が必要です。1+1=2以上にするのがダブルスの魅力ですが、
足を引っ張り合って、マイナスになっているペアが多いようです。

その昔、月さんがデビューしたのが
この世故テニス。付け焼刃で、勝とう!
なんて言っちゃって、ああ、恐ろしいや
曽根茂子さんのキャラ、大好きです。最近彼女の
イラストを見ませんが、主婦業に専念でしょうか。
復活して欲しいものです

愛と皮肉のダブルス人間模様   テニスつれ連れ草   テニス文化講座
サービスは1本と思ひたるに

リード
 つれづれなるままに,世の人のサービスは2本打てると思ひしが,速さだけが取り柄でノーコンのサービスを打ちて,
自分を追い詰める事いと多し。ってな訳で今回は矢の話から、つれ連れってみましょうや

イラスト=高橋道彦  そう言えば、この頃イラストを、スポーツイラストの名人高橋さんに描いてもらっていました。
恐れ多くも賢くも

イラスト案=焦りのプレーヤーが背中に矢を準備して,弓を打つ。相手は1本の矢でしっかり狙う

第1段 セカンドサービスの達人に
 吉田兼好師匠がこんな名言を「或る人弓射る事を習ふに,諸矢をたばさみて的に向かう」。
 師の曰く「初心の人,二つの矢を持つことなかれ。後の矢を頼みて云々」。
 そうです。よくぞ言ってくれました。これぞサービス上達の極意です。
 セカンドサービスがあると思うから邪心丸出しで,入りもしないファーストサービスを打ってしまうのです。
 今度友達と、練習試合する時に,サービスを1本だけでやってみてください。
 それこそ大事に大事に打ちますよ。「ウッソー,サービス1本じゃ,なんか実力が出せないー」なんて言う人がいたら自
分の弱さの証明です。
 だって考えてください。キミたちのファーストサービスの確率はどのくらいありますか? 
 それが7割を越えていれば全く問題ありません。でも自覚で7割と言う人は多分実質5割に満たないでしょう。
 セカンドサービスだけで,えっ? ファーストサービスだけでじゃないの? と思うキミもまだ甘い。
 ファーストと言うには,心の底で次があると思っています。しかもいつものファーストを打とうと思い,入らず現実のギャ
ップでストレスがたまってしまいます。

 そこで皆さんに問題です。いろいろあるショットの中で1プレー中1回しか打たないショットを挙げてください。何でしょう
か。
 サービスは2回打てます。ストロークは何回でも,レシーブとアプローチショットが正解です。ただし,サービスは2回打
てるのですが,有効なのは1回だけですから,これも1回しか打てないショットと考えた方がいいでしょう。
 それを世の中の人はサービスは2回も,も,この「も」が問題です。結局給料日前の生活の如く焦りまくったセカンドサ
ービスになる事が多い今日この頃に気付いておられるでしょうか。あっ,エースも1回しか打てませんね。
 矢は1本と思いて集中して打つ。これで一矢を報いたりして。ラリーだってこれが無二の1球と思えと,偉い人が言って
ました。

参考に弓道教室から  弓道って奥が深いですよ。古い路、旧道だったりして。失礼
 「弓ってどういうふうに引くんですか?」  「テニスどう打つんですか?・ に置き換えましょう

 「ほんとは息と腰なんです。手先で引くな、といわれます。吸った息を丹田(たんでん)におろしていく。
会(弓を引き絞った状態)では、『水中の息』で、かすかに漏れるくらいに吐きつづける。
矢が離れるまで。あとは目仕(めつか)いなんですね。
常に鼻頭(びとう)を通して半眼。的を見るときだけ変わります。
上位のかたは、まばたきもなさらないんですよ。息と目なんです」

 静寂の道場に、弦音(つるね)と的に中(あた)る音だけが響きます。 
「弓道の精神は、礼に始まり礼に終わるに、つきるんですよ」 テニスでは0に始まり 零で終わってはいけませんよ。

 皆さんのプレーするテニスは
ダブルスがメインですよね。
でしたら、高めるべきはコンビネーション
松岡修三のテニス教室に紹介されて
いた集中力アップの、イメージト
レーニングカード
この絵を、瞬きせずに20秒凝視。
凝視した後に、目をつぶる。
ホラ残像が浮かんできたでしょう
そうしたら、イメージが心の中に
しっかり残りますよ



第2段 タイブレークの達人に
 プロでも,R.フェデラーを筆頭にR.ナダルなどタイブレークに強い人は全体的に勝負強い事が証明されています。キミ
たちはタイブレーク好きですか?
 普通のゲームですと,0ー15ー30までなんとなくプレーして,40まで追い込まれた時に始めて焦り始めます。2〜3
本ミスしても,ゲームを失う訳ではないので,心のどこかで安心しているのです。
 本人は何とかなると思っていたのですね。確かに0ー40からはかなり集中してプレーします。顔も引きつっています
が,それはそれは良いプレーを披露してくれます。だったらいつも顔を引きつってプレーすれば勝てるのにね。
 でも考えて下さい。顔が引きつるまでの0ー15ー30のプレーは何だったのでしょうか。集中していなかったのです
か? まあ全部のポイントに集中出来るのは無理ですから,多少手抜きはあったとしても,流したプレーでお茶を濁して
いた訳です。
 そんなテニス倦怠期プレーヤーにお勧めがタイブレークです。なんてったってタイブレークは集中力が身に付くので
す。バレーボールだってサーブ権があるときに得点するよりも,ラリーポイント制の方がスリリングでしょ。
 ミスはそのままポイントが動きます。直接響くので1ポイントを丁寧にとりに行くようになります。
 40まで大丈夫なんていう切羽詰まらないと動かない症候群がすぐに直ります。

 プレッシャーにも強くなる事受け合いです。さらに試合に強くなりたいのであれば,3オールから試合をしてみましょう。
すぐに5ー6なんて緊張する場面がやってきて,うれしくなってしまいます。
 さらにサドマゾ大丈夫であれば,セカンドサービスだけでやってみましょう。これは強くなります。しかも毎回がゲーム
ポイントのようなものですから,逆境に耐えられる人間が育ちます。ダイハードのブルースウィルス状態にいつもいると
思えばいいでしょう。毛が薄くなるのがチト心配ですが,,,。
 

第3段 サンフレッチェの教え  今は低位置にあえいでいます。
 サッカーの広島サンフレッチェの名前の由来知っていますか? サンは3でフレッチェは矢なんだって。もう歴史が得
意な方はお分かりですね。
 毛利元就が息子を3人集めて,「1本の矢は簡単に折れるが,3本まとめれば折れにくい。だから兄弟3人,協力しあ
って,戦国の時代を生き延びろ」と教えました。
 これって教訓としては正しいのですが,イイチャモンをつければ,矢は3本まとめたらどんな名人だって弓で打てませ
ん。だから例えとしては正しくないことになります。矢は折るためではなく,射るためのものです。それよりも1本ずつで
も,早く正確に打てるように練習したほうがいいのです。
 ダブルスだって,そうです。二人で協力はするのですが,重なり合っても無駄な部分が出てしまい,次にオープンコー
トが出来てしまいます。ケーキの入刀だって,何も二人でやらなくたっていいんです。あれは一人でカットする方が楽に
決まっています。ポーチを二人で「ツインビーム」なんて叫んで打っても,力が倍増する訳はありません。ポーチはペア
に任せて,キミは次のフォローに回るのがダブルスってなもんです。
 もっとも最初は二人で重なる位の方が,センターを抜かれません。ボールがセンターに来たら,二人が重なるように
集まって,前の人が取るのが分かったら,後の人はカバーに回るのが理想です。これをカバーガールの法則と,言わ
ないか,,,。
 一番困るのが,二人で平然とセンターを抜かれ,お互いに「ごめんね」と言いながら,心の中では「今のは私のボール
じゃないわよね。取ってよね,簡単なんだから」と思い始めることです。顔で笑って心の底で文句を言うようでは勝てま
せん。

第5段 光陰矢の如く  Time goes like an arrow
 そうですね。「テニスを始めて苦節云十年,歳はとれども我が腕は上がらじ」とお悩みの方は多いものです。
 「テニスは簡単だと思ったけれど,結構底が深い」なんて感慨深げに話す方がそうでしょう。時間は経つのが早いなん
て言う人はまだまだ時間感覚が遅いのです。
 矢なんて遅いでしょう。朱蒙の矢は早い,速い。先回なんて、お嬢さんを助けるときに、3本一度に打っていました。
ホンマカイナ。ミサイル,スペースシャトルの時代のテポドンではいけません。
 テニスはスピードが命です。共通一次だと思って時間を区切って急ぎましょう。
 例えば,キミたちのガラス以上の氷細工のバックハンドを強化したいとします。コーチのボール出しでバックを打ち調
子を上げました。でも練習なのに試合になると,もうバックは逃げ回ってフォアでばっかり打っている自分に気付きま
す。「そうだ,今回はいいから次のレッスンで絶対にバックを完成させよう」。そう言いながらいつもの自分に戻ってしま
うのです。
 いいじゃないですか,練習で失敗したって。練習試合で使って,余裕のある試合で使わなければキミのショットは幻の
バックになってしまいます。本番に備えて練習は欠点を補強するものです。バックが苦手なのは,フォアばかり打って,
バックを打つ暇がなかっただけのことにいつになったら気付くのでしょうか。
 サービスだってそうです。練習で仮にファーストが入っていても,試合のプレッシャーの中で使えない夢のサービスで
はどうしようもないのです。試合で使う自分ではノロノロと思っても現実に即したサービスを徹底的に練習しましょう。今
はノロノロでもそれがノロに変わり,近い将来,やや速くなり,エースも時々とれるようになります。それはいつでも入る
セカンドサービスを打てるから,落ち着いて打てるのです。
 テニスの欠点は、ガンと同じです。矯正に丸山ワクチンを待てないのです。気づいた欠点の矯正は早期発見、早期治
療しかありません。
 さあ,これでキミたちも「矢でも鉄砲でも持って来い」と言えるようになったかな?

本日のご教訓
 サーブは1本と思え
 光陰矢の如し テニスはスピードだ
 気づいた欠点の矯正は早期発見、早期治療






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