本の紹介

●能楽についての本

「ザ・伝統芸能」
文化庁監修、大蔵省印刷局、1998年。1200円(税別)。
能楽のほかに、歌舞伎・文楽・大衆芸能のことから構成される入門書。
おもしろいイラストと資料の絵・写真がカラーで載せられている。
素朴な質疑応答やインタビューのコーナーもある。


「伝統演劇を学ぶ」
京都造形芸術大学編、角川書店、1999年。4800円(税別)。
能楽・歌舞伎・文楽の歴史的背景、舞台空間、芸態、思想などが
総合的に紹介されている。京都造形芸術大学教授でもある
観世榮夫師の協力による。


「能・狂言事典」
西野春雄,羽田昶編集、平凡社、1999年。6200円(税別)。
曲名編、事項編、人名編にわかれていて、調べたいことがすぐに引ける。
参考図書目録もついている。なにより能と狂言の解説が一冊というのが結構便利。
でも少し値が高いけれど・・・。


「能百番上・下
増田正造,戸井田道三、平凡社、1998年。825円(税別)。
あらすじ、みどころの解説がわかりやすい。
一冊が薄くコンパクトサイズなので、観能前にサッと読んだりしやすいかも。


「能・狂言図典」
小森保治,森田十史郎編、小学館、1999年。3800円(税別)。
能・狂言の現行曲の解説にはすべて写真がついているのが魅力。
資料にも写真や図版が多く取り入れられている。


「能 狂言 道しるべ」
観世清和監修。児玉信(文),森田十史郎(写真)、主婦と生活社、1997年。1500円(税別)。
観世清和師の巻頭エッセイつき。
本を開くと薪能やホールでの演能写真に圧倒される。貴重な写真も多い。
また、囃子方、狂言方、能面打の方、能装束制作者などの
インタビュー・エッセイもある。


「能楽入門@初めての能・狂言」
横浜能楽堂(企画), 山崎有一郎(監修),三浦裕子(文)、小学館、1999年。1500円(税別)。
「ドキュメント演能のすべて」と題して能「大江山」の
開演前から終演までを写真を多用しての説明がある。
開演前の楽屋や鏡の間の様子の写真もある。


「能楽入門A能の匠たち その技と名品」
横浜能楽堂(企画), 山崎有一郎(監修),三浦裕子(文)、小学館、1999年。1500円(税別)。
能の囃子を中心とした内容。写真により細かなところまでが目でわかる。
若手の囃子方のインタビューもある。他の本とは一味違う楽しさがある。


「能百十番」
増田正造,三上文規(写真)、平凡社、1996年。1553円(税別)。
写真が美しい。
とくに薪能の写真が素晴らしい。。
曲の解説が単なるあらすじではないのも嬉しい。


「能をたのしむ」
増田正造,戸井田道三、1976年。850円。
「ねむい能とねむれぬ能」「能を読み世阿弥を読む」などと
題して、なかなか興味深い内容が詰っている。
もう一歩能のことを知りたいという人にちょうどよいかも。


「能の物語再発見」
中森晶三、たちばな出版、1998年。2200円(税別)。
おもな曲の解説に《雑学》として能の背景や言葉の説明が面白い。
著者の巻頭言も無視出来ないというより、
ここを読めばこの本の意味・価値がわかると思う。
著者は観世流シテ方。


「能の鑑賞講座 一二三」
三宅襄、檜書店、1997年。2400円(税別)。
曲の位、曲趣、舞台経過が詳しく書かれている。
おもな小書の説明もある。
能をもっとよく知りたい、理解して楽しみたい人向きの本。


「能劇そぞろ歩き」
横道萬里雄、能楽書林、1996年。1600円。
名人といわれた能楽師のことが綴られていたり、
復曲能が演じられるまでに出た問題や意見などを、 能について現場からの視点で考えることができる。



●その他の能楽に関係のある本

「心より心に伝ふる花」
観世寿夫、白水社、1991年、980円。

「狂言役者―ひねくれ半代記」
茂山千之丞、岩波書店、1987年、640円(税別)。

「能の表現」
増田正造、中央公論社、1994年、660円。

「能は生きている」
林望、集英社、1997年、620円。

「林望が能を読む」
林望,森田拾史郎(写真)、青土社、1994年、2400円(税別)。

「古典教養そこつ講座」 ⇒⇒⇒⇒⇒おもしろすぎ!そしてなぜかホッとする!!
夏目房之介、文藝文春、1997年、438円(税別)。

「鎌倉薪能 古典を生かす」
中村晶三、玉川大学出版部、1979年、950円(税別)。

「エッセイで楽しむ日本の歴史 上」
文藝春秋編、文藝春秋、1997年、670円(税別)。

「世阿弥の能」
堂本正樹、新潮社、1997年、1000円(税別)。

「古典の細道」
白州正子、新潮社、1970年、1000円(税別)。

「源氏物語と能 雅びから幽玄の世界へ」
馬場あき子,堀上謙(写真)、婦人画報社、1996年、2500円(税別)。

「源氏物語図典」
秋山虔,小町谷照彦、小学館、1997年、3400円(税別)。

「源氏物語の女性たち」
瀬戸内寂聴、NHK出版、1997年、830円(税別)。

「平家物語の女たち」
細川涼一、講談社、1998年、640円(税別)。

「地獄の思想」
梅原猛、中公新書、1997年、720円(税別)。

「源義経 物語と史蹟をたずねて」
土橋治重、成美堂出版、1996年、560円。

「近代能楽集」
三島由紀夫、新潮社、1968年、400円。

「能の心理学」
佐藤和彦,高橋豊、河出書房新社、1997年、2281円(税別)。

「能と精神分析」
金関猛、平凡社、1999年、2800円(税別)。




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