(第二回) IP ?

2.TCP/IP
前回お話したようにTCP/IPはTCP(Transmission Control Protocol)、IP(Internet Protocol)だけでなくUDP,FTP,HTTP,SNTPなどのデーター通信に必要なプロトコルを一通り含んでいます。実際TCP/IPはインターネットでは標準的に使われているのですが、その他のプロトコルももちろん存在していて、Netware等に使われるSPX/IPXや、Windows9xのNET Beui、マックのApple Talkなんかが有ります。それにしてもTCP/IPの牙城が近い将来崩れるなんて事は考えられませんけどね。

3.IP ?
PCから何らかのデーターを送信するときには相手先を指定しなければなりません、って常識ですよね。例えばEメールではtanipet@yabumi.comのように指定しますけど、tanipetがユーザー名、yabumi.comがドメインって事になります。つまり、tabumi.com町のtanipetさんって訳です。ホームページを見るときも見たいHPのURLを指定しないと目的のHPは見れませんよね。このページの場合はURLが「http://homepage1.nifty.com/tanipage/net2.htm」なのでhomepage1.nifty.comに対して/tanipageというフォルダにあるnet2.htmというデーターをhttp (Hyper Text Transfer Protocol)というプロトコルで送って下さい、という要求メッセージを送る事になります。
この時の「yabumi.com」とか「homepage1.nifty.com」(ホスト名)は人間が理解し易いように単語並び(アルファベットの組み合わせ)に表現し直したものにすぎません。

コンピュータの中ではホスト名は、「xxx.xxx.xxx.xxx」という数字の組み合わせになっています。実際にMS−DOSプロンプトから「homepage1.nifty.com」に向けてピンを打って見ると、

c:\windows> ping homepage1.nifty.com

pinging homepage1.nifty.com [202.219.63.7] with 32 bytes of data:

と表示されます。つまり、「homepage1.nifty.com」のコンピュータ上で使われるアドレスは、本来「202.219.63.7」である事を示しています。これはOSI参照モデルのネットワーク層であるIPで用いられるアドレスなのでIPアドレスと呼びますし、略して単にIPと呼ぶ事も有ります。

つまり、IPというのはネットワークにつながっているコンピュータ一台一台を識別する役割を果たしていて、識別に使う数字を組み合わせたコードをIPアドレスと言うわけです。

ということで今回はここ迄です。