(第一回) OSIモデル

メール/ネットサーフィンをしている人なら,一度はTCP/IP(ティーシーピー・アイピー)という言葉は聞いた事があると思います。インターネットプロバイダの接続設定に出て来たアレです。でも聞いた事はあっても、TCP/IPがどんなものかを理解している人は少ないんじゃないかと思うんですよね。かく言う私も曖昧に理解してしまってるんで、「UGの前にまずTCP/IPだろー」ということで、皆さんと一緒に勉強してゆけたらいいな〜という思いからこのページを初める事にしました。(イージーですね...^^;)
私自身がこんな風なので、間違った事も書いてしまうかも知れません。なんで、鵜呑みにせずに、間違ってるとこを見つけたらBBSカキコで指摘して下さい。(他力本願モード)

1.OSIモデル
OSIてのはOpen Systems Interonnectionの略で、いわゆる「みんなが使う通信」の事ですね。みんなが使うのにそれぞれが勝手な使い方をしてたら混乱するんで基準を作りましょ、というのがITUとかISOとかで規格化されています。そのなかで、OSIには7層の概念があって、そいつらがこんな感じでまとめられています。層(レイヤー)が上(大きな数字)になるほど高度な処理をしていると言って過言じゃないでしょう。また、低い層の上に上位層が乗る形で構成されていますから、(例えば)レイヤー4を終端しようと思えばレイヤー1〜4を終端する必要が有ります。ってゆうか、必然的にそうなります。

一般的なOSI参照モデル

レイヤー

説  明

アプリケーション層 電子メールやファイル転送といった、直接ユーザーに接する層。

プレゼンテーション層 データフォーマットを変換し、表現体系を共通のものにする。

セッション層 システム間の接続の確立と切断を管理する。

トランスポート層 ネットワーク層では得られない信頼性を提供する。

ネットワーク層 システム間の接続を確立するための経路制御をする。

データリンク層 隣接する機器間での通信を制御する。

物理層 ハードウェアそのものに接する層。


難しいのでこの辺にしましょ! ただ、この表はあくまでも「一般的なモデル」です。ここから先は、インターネットで使う「TCP/IP」に限って話を進めたいと思います。さて、この表をTCP/IPの階層化モデルに特化して書き直してみましょう。
そうすると、こんな感じになります。(↓) これをみると判る様に、IPはインターネット層に、TCPはトランスポート層に属している事が判ります。厳密に言うと、TCP/IPはTCPとIPを組み合わせたプロトコルのみを示す事になるんだけど、現実は、TCP/IPを基盤とした通信プロトコル全体を(広義に)TCP/IPと読んでいます。つまり、UDPプロトコルを使っていても、UDP/IPとは言わないって事です。
各層のプロトコルにどんなものがあるかは、この表を参考にして下さい。

TCP/IPでのOSI参照モデル

レイヤー

説  明

アプリケーション層 FTP,HTTP,TELNET,SMTP,POP3,等

トランスポート層 TCP,UDP

インターネット層 IP

ハードウェア層 PPP,Macアドレス,
EtherNet,RS−232C

どうも知恵熱が出て来そうなので、第一回はここ迄にしましょう。 (^-^)/~~