蛍光管交換で復活!

 

まず冒頭に、ネタ提供のKomatsudairaさんに感謝いたします。おかげで101が復活! 例によって紹介ページをここに作成させて頂きました。氏の蛍光管交換のページはこちらです。

本当に久々の101ネタです。LCDが暗くなって現役を206に譲っていた101のLCDを明るくして復活させよう、っていうのが今回のお話です。交換する部品は冷陰極放電管(Cold Cathode Fluorescent Lamp)、俗にバックライトとか、蛍光管とか言われるものです。このページは以降「蛍光管」と呼ぶ事にします。
まずは最初に交換前と交換後の明るさの違いを見て下さい。交換前、交換後、ともに206/101のLCD明度はMAXです。101の淵の色を比較してもらうとわかりますが、写真自体の明るさに多少の差が出てしまいました。これを差し引いても交換後の明るさがよく分かると思います。
ただ、問題がないわけではありません。表示が緑がかってしまったのです。これは蛍光管の個別の発光色の問題ですが、緑色の補色関係にあるマゼンダのラッカー塗料を蛍光管に塗ってあげれば調整可能なようです。
他にも、OSのディスプレー設定のカラープロファイル調整で何とかなるかもしれませんので、いずれ試してみたいと思います。

Figure-1 明るさの比較

それでは、交換までの作業を順を追って紹介したいと思います。

Figure-2が今回の交換に使用した蛍光管です。通販で購入したためか、写真のようなプラスチックケースに保護された状態で届きました。この蛍光管は長さ158mm、直径2mmφのもので、名古屋のパソコンショップR-OAさんから通販で購入したものです。R-OAさんでは、蛍光管の単体販売の他にも交換サービスにも応じて頂けるようですので、自分で交換する自信がない人は頼んでみる事も可能かもしれませんよ。ただFIVA-10xにおいては、今回使用した蛍光管を使うと多少サイズが合いません。だから、交換サービスにをやって貰えるのかどうか、微妙ですね。(^-^;A

Figure-2 蛍光管(158mm長、2mmφ)

じゃ、交換作業です。
LCDパネルの取り出しまでは、101ネタ#10「フタもバラそう!」を見て下さい。LCDパネルを取り出したら、「TFT液晶部分」と「バックライト部分」の二つに分解します。Figure-3を見て下さい。赤い下矢印()の部分の穴と爪でとまってますから、慎重に外して下さい。上側が「バックライト部分」、下側が「TFT液晶部分」です。

Figure-3 LCDパネルをばらす

次に、「バックライト部分」を「蛍光管部分」と「ガラス部分」に分解します。ここは金属部品で挟み込んでいるだけなので、Figure-4のように取り外します。

Figure-4 ずらして外します。

「ガラス部分」はガラス板と白いプラスティックの板で構成されています。「蛍光管部分」は蛍光管と電気配線、それと留め金兼用の反射版の金属部品で構成されています。今回の交換で重要なのは「蛍光管部分」である事は当たり前、ですね。(笑)
そうしたら、次は「蛍光管部分」から蛍光管の部品本体を取り出します。まずは配線の片方がテープ状に張りついていますから、これをベリベリと剥がします。蛍光管の両端はゴムキャップで絶縁されていますが、このゴムキャップが金属板に押さえ込まれていて外れないので、まずは押さえ込んでいる金属の爪を押し広げてしまいました。多少の変形はあとで修復出来るので大丈夫です。

Figure-5 蛍光管の取り出し

こうして取り出すとFigure-5の状態になりますが、向かって右側のゴムキャップはかぶせてあるだけなので、そのまま引っ張って外します。問題は向かって左のキャップですが、T@niはFigure-6のように切れ込みをナイフで入れて外しました。これら左右のゴムキャップは後で必要になるので大切にとっておいて下さい。ゴムキャップの切れ込みですが、T@niとは逆の方向から入れた方が交換後の取付作業が楽になります。(T@niは後の祭り...)

Figure-6 ゴムキャップの切れ込み

取り外した蛍光管から配線を半田ごてで熱して外します。その後、新しく購入した蛍光管に同じようにハンダ付けで配線します。蛍光管の電極に極性は無いので、左右を気にする必要はありません。Figure-7が交換後の蛍光管と古い蛍光管の比較です。長さの違いがよく分かると思います。太さも新しい蛍光管の方が多少太いですね。これ以上太い物だと金属の留め金に通らないでしょうから、この太さ(2mmφ)が太さの限界でしょう。また、写真では分かりづらいのですが古い蛍光管は全体的に黒ずんできており、とくに両端は真っ黒にすすけてしまっています。

Figure-7 上:交換後の蛍光管、下:古い蛍光管

さて、それでは新蛍光管をLCDパネルに組み込みます。組み込み手順はここまでの逆順なので遡って作業します。この時に注意すべき点ですが、左右のゴムキャップは絶縁を兼ねています。このキャップは必ずはめましょう。
LCDパネルを組み上がったらFigure-8のように10xの筐体に載せてみて下さい。蛍光管が長くなったために問題点が二つあります。
1) 蛍光管がはみ出る。(Figure-8 右の写真、赤枠内)
2) 蛍光管が長くなったので配線が足りなくなる。(Figure-8 左の写真、赤枠内では配線を延長しています。)

Figure-8 新蛍光管の取り付け

これらをFigure-8のようにうまく調整してあげれば完成です。ただ、このままふたを締めると、右写真のゴムキャップの厚みが引っかかって撓みがでます。そこで、T@niはゴムキャップの厚みを少しナイフで削ってあげました。削るときには中の電極がでないように注意して下さい。

じゃ、ふたを元通りに固定して電源を入れてみましょう。無事にBIOSアップの画面が表示されるときは感動ものです。多少の緑がかった色はのちのち修正可能かもしれないので、とりあえずは気にしない事にします。
尚、KomatsudairaさんはLCDの左右が暗くなったと言っていますが、T@niの所では確認されていません。ただ、明度を低くしていくと右側が多少暗いようです。実用上は問題ない明るさなので、これも気にしない事にします。