206からRAS接続! (旧話題)
我が家はフレッツISDNでして、ダイヤルアップルーターとしてOMRONの「MT128−NET/D」(注)を使っています。このダイヤルアップルーターはNTT−MEの「MN128−SOHO」のOEMなんですが、外線からのRAS(Remote
Access Server)接続機能があります。このRAS機能はPIAFSからかISDN回線からの接続でしか実現できないのですが、私は「P−in Comp@ct」のユーザーでもあります。
きっかけはたいしたことなかったんですが、「出先から家の母艦PCにアクセス出来たらなぁ」とか「そろそろDL完了したかなぁ」とか、「あっ、これDLしたいけどサイズが大きいからPHSからだと通信料が心配」とか、そういう積み重ねから母艦にいつでもアクセスできる環境が欲しいと思うようになった訳です。
さて、そう言う訳なので、確かにモバイル特有のネタではあるけど、FIVAに固有のネタじゃぁ有りません、今回は。別のPCや10xな人もISDN使っている人なら試してみると面白いと思いますよ。
内容は簡単で、PPtPを使ってダイヤルアップルーターにRAS接続してしまうだけです。こうする事で、PIAFS経由で家庭内LANに接続されたのと同じ状況となります。この状態で母艦との間でWindowsのネットワーク共有が使えますからファイルの共有も問題有りませんし、NetMeetingを使えば母艦のコントロールも可能です。
設定は主にルーター側の話になります。FIVA側は、単にダイヤルアップ接続を新規に一つ作って上げれば終りです。あ〜〜、簡単簡単。
じゃ、ルーターの設定から行ってみよ〜。
まずはRASで使う接続設定を作成します。MT128-NET/DのWEB設定から、「接続/電話帳登録」を開きます。ここで、Fig-1の様に新規で接続を設定します。今回は接続名称を「PIAFS」としました。
接続がスカスカだとセキュリティ上問題なので、「相手先電話番号」にアクセスするPHS(P-in Comp@act)の電話番号を設定して上げます。こうしておけば自分のPHSからしか接続出来なくなるので安心です。
次に「相手からの着信」を許可してあげます。こうしておいて、ユーザーID/PWを設定して上げます。PHSは最大64Kbpsなので「通信チャネル」は「1Bに限定」で十分でしょう。他にも「認証プロトコル」をCHAP(暗号化認証)を使っていますが、どうせPHS番号固定でトンネルじゃん、と言うおちゃめな人はID/PWに気をつかわなくってもいいのかも。
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Figure-1 ルーター設定、その1
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次に「IP設定」です。「リモートアクセスサーバー機能」を「ON」にしないと始まりません。(笑) そうしたら、RAS端末ようのIPアドレスを設定して上げます。全部で4つまで設定可能で、ISDN接続 & PPtP接続のそれぞれに2つずつ設定するようになっています。面倒くさいので4つとも入れておきましょう。
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Figure-2 ルーター設定、その2
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これでルーター側の設定は完了です。あ〜〜ら、簡単ね♪(笑) ここまでで必要な設定は完了したので、後はFIVA側に新規でダイヤルアップ接続を一つ作って上げれば終りです。ダイヤルアップ接続の設定は省略しますが、PWの送信方法(暗号化
or その他)をルーター側と合わせて上げて、あと気をつけるのは、「IPアドレスを自動的に取得する」に設定する事くらいです。もちろん電話番号は自宅の番号です。(^-^;A
パスワードは毎回入れるようにして保存しておかないほうがいいと思います。家のLANに繋がってしまうので、誰かにいじられてしまうと嫌ですもんね。
これでダイヤルアップすればRAS接続で自宅のLANに直結です。(^o^)/
この時点でネットワークの共有とかは家でケーブル接続している時と同じ状態になります。ただ問題は接続速度ですね。(汗)
やっぱり64Kbpsは遅いでっす。(泣) ただ、可能である事が重要であって、不可能である事と比較すれば贅沢な悩みなのでしょう。と自分を慰めます。(笑)
目的の一つは「モバイルで母艦PCのコントロール」なので、ここではNetMeetingを使って母艦の制御をしてみました。RASでダイヤルアップした状態でNetMeetingを接続してあげればFig-3のように母艦をコントロールできます。Fig-3は例として分かりやすいようにFIVAの画面上に母艦の画面を表示したものです。ちなみにMr.,Drillerを実行してみたりしましたが、とても実行に耐えるスピードでは無かった事を一言言っておきます。
ただ、WinxxでxxxxをDLさせたり、Iriaでxxをxxxxさせたり、たま〜にデフラグやSpeed Diskさせたり、Virus検索させたり、そういったことには有効だと思います。
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Figure-3 RASでNetMeetingですニョ! |
ということで、家にある母艦PCとのRAS接続を紹介しましたが、注意する事があります。それは母艦側の解像度が大きければ大きいほど通信に時間がかかると言う事です。出先からモバイルRAS接続する時には、母艦側をSVGA(800x600)以下に設定しておく事をお勧めしますよ。
これで母艦側のNICをWake on LAN対応のカードに変えれば、出先から母艦の電源を入れる事も出来るますね。必要なときだけ出先から母艦の電源を入れて作業させる。作業が終ったら電源切断も可能だから便利ですよね♪ 近々やってみますから、結果はこのページに加筆しますね。
早速加筆です。
近場のPC屋さんでWOL(Wake-On-LAN)対応のPCIなNICを買ってきました。買ってきたNICはGREEN HOUSE製の100B-TXカードで型番はGH-EL100/LRです。1,480円でWOL/ACPIに対応し、動作電圧も3.3VをサポートしているのでACPI機能と相まってかなり消費電力も少なそうです。コントロールチップはRTL-8137Aを使っているので、最近の安価なNICでは標準的な作りと言えそうです。
WOL機能を使うには、まずLANカードを挿したらBIOSでWOL機能をEnableにします。A-Bit SH6の場合はWake up on PCIとしてPCIなNIC等から電源投入が出来る様になっているので、こいつをEnableにします。ついでにPower
Managementも見直しておきましょう。
次にWin2kを起動してLANカードをインストール。今回のNICはドライバをWin2kが標準でサポートしているので、PnPでインストールされてしまいます。OSでサスペンドの設定を見直して休止状態(ハイバネ)を有効にしておきます。
次にWOLで電源制御を行うためのアプリを母艦とFIVAの両側にインストールします。今回使わせて貰ったのはhwadaさん作のフリーウェア、Remote
Power Control(共用版) Ver.1.04β5です。こんなに便利なアプリをフリーで提供してくださるhwadaさんには感謝感謝です。今回使った「共用版」では、ホスト/ゲストが双方向で設定可能なのですが、今回の様に一方的にFIVAから母艦を制御するのみの場合には、ゲスト/ホスト専用のバージョンをFIVAと母艦にそれぞれインストールしても良かったですね。設定方法については氏のWEBに詳しくあるので省略します。
一応動作確認した結果は次の通りです。ちなみに全て家庭内LANとPIAFS経由でどちらも確認しました。
1) 電源OFF状態から電源ON → OK!
2) 電源ON状態からハイバネ → OK!
3) 電源ON状態から電源OFF → OK!
4) ハイバネ状態から復帰 → OK!
サスペンドについてはWOLの問題ではなく、根本的に設定が奇怪しそうなのですが、サスペンドさせてからの復帰に必ず失敗します。とりあえずハイバネが使えれば不便は無いので、優先度を下げて調査予定です。
ということで、RAS接続でのWOL成功の報告でした。これでモバイルFIVAから自宅の母艦にいつでもアクセス可能になりましたとさ。イヤッホ〜〜!
ついでに今回の事で、母艦PCのキーボードにある電源ボタン(Power off/Sleep/Wake up)が使える様になるというおまけが付きました。ラッキ〜っていうか、もっと早く設定しておけば使えてたのね、こいつら。(爆) ちなみにSleepはハイバネに割り当てました。サスペンドだと戻ってこないので...(笑)
注 : 現時点(2002.06.19)ではISDN→ADSLへの移行を完了しているのでダイヤルアップルーターは使用していません。