けんたろうの家 第四章:室内空気環境実態調査 |
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けんたろうの家の検討時から、シックハウスのことをちらほら聞いたりしていましたし、小さい子供もいることなので、シックハウスの要因となるようなものは排除するようにしてきました。構造体に使用する合板をすべてF0のものにしてもらったり、壁紙を貼る接着剤がノンホルマリンのものであるか確認したりしてきました。 しかし、新築後の我家に、実際にどれくらい有害物質が存在しているのかは、測定してみないことにはわかりません。測定するにはそれなりの機材が必要でしょうし、そのためには費用もかかると思っていました。そのため、検討時に十分配慮したので、問題ないだろうと思うことにしていたのでした。 そんな折、財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センターが、『室内空気環境に関する実態調査』のモニターを募集しているということを教えていただきました。2000年8月頃のことです。 早速、モニターに申し込み、測定していただけることになりました。申し込みを2回行ってしまい、2セット測定用の部材が送付されてきたので、別々の場所を測定させていただきました。また、今年もモニターの募集が行われ、2000年7月以降に竣工の家ということで、我家も条件を満たしていたので、今年も測定していただきました。 同様の測定を、豆腐屋2さんのお宅でも行われています。そちらもあわせてご覧ください。 |
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今回の測定では、簡単に測定が可能な、『蒸気拡散式分析法』という手法で測定が行われています。 そのための測定用の器具が右記のバッジです。右端に写っているのが、3.5インチのフロッピーディスクですので、大きさの検討はつけていただけると思います。片方のバッジでホルムアルデヒドの測定を行います。もう片方のバッジでトルエン、キシレンなどの物質の測定を行います。 このバッジを測定する部屋の中央、床から1mほど上の個所に設置し、24時間放置することで測定します。 |
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測定結果は以下のようになりました。
測定結果の比較対象の目安としては、厚生労働省の『快適で健康的な住宅に関する検討会議健康住宅関連基準策定専門部会化学物質小委員会』と『シックハウス(室内空気汚染)問題に関する検討会』が公表している指針値があります。その値は以下のようになっています。
我家の測定値は、すべて指針値を下回っています。 今年の暑いさなかに、外出した日に完全に24時間以上窓を締め切った状態において、トルエン濃度、エチルベンゼン濃度が昨年に比べて半分以下になっており、この1年でだいぶ放出、排出出来たのではないかと思います。 アレルギーを発症するかどうかは個人差もあり、指針値を下回っていてもシックハウスの症状が発生する場合があり、また過去のいろいろな訴訟をみると、厚生労働省の指針値を満たしていれば問題はないとは言い切れませんが、一つの目安をクリアできていることが確認でき、測定していただいた甲斐がありました。 世の中のシックハウスへの関心の高まりから、来年度以降もモニターの募集が行われるのではないでしょうか。6月か7月頃に財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センターのホームページをウォッチされ、一度測定されてみてはいかがでしょうか。 |
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