けんたろうの家 第弐章:土台、防腐・防蟻処理 |
私が家づくりを考え情報収集をし始めたとき、100年住宅相談室というホームページの存在を知り、そこで「住宅で失敗しないための7つの自己防衛策」というハンドブックをいただきました。
その中で、”土台の木は堅いもの”という話がありまして、私は折角高いお金を払って建てる家なので、100年とはいわずも、50年は持って欲しいと思っていたので、この話には惹かれました。
かいつまんで書くと、『土台というのは、基礎と同様、大変重要なものである。家全体の重量がかかるから、固く、長持ちする腐りにくい木を使う必要がある。』『土台の材質は、在来工法であれば、日本ヒバ、米ヒバ、栗、そして2×4工法であれば、ダグラスファーという木が土台に最も適している。』とのこと。
妻もこの点は要チェック!ということで、この後展示会を見に行った時には、必ず「土台の材質は何ですか?」と聞きまくりました。中には「なんでそんなことを聞くの?」という感じがありありの営業さんもいらっしゃいましたが、聞いてみるとほとんど防腐・防蟻処理剤が加圧注入された米ツガでした。米ヒバに変更するとどれくらい費用がかかるか聞いてみると、1階部分が20坪くらいで20〜30万くらいと答える営業さんもいました。
ほとんどの施工会社が米ツガを使用しているような状況で、私が土台は米ヒバにして欲しいといった場合、ほんとうに米ヒバが使用されているかチェックしないといけないと思い(うたぐりぶかくてすみません。
土台にどのような樹種を使用するのがよいかということが、明確に記されているものがあります。
これもFMYHOMEで教えていただいたのですが、
住宅金融普及協会が発行している、『木造住宅工事共通仕様書(解説付)』です。
これは、住宅金融公庫の申込みを扱っている金融機関の窓口で購入することが出来ます。平成11年度版が頒価940円となっています。私は妻に買い物のついでに購入をお願いしたのですが、どういうわけか施工会社用のものなど3冊セットのものを買わされてきました。(-_-メ)
施主の場合、”(解説付)”となっているいろいろな解説がついていて、他の2冊より厚手のものがあればよいと思います。
また、工法別にもこの仕様書は分かれているようで、ツーバイフォーの場合は、『枠組壁工法住宅工事共通仕様書(解説付)』というものになります。これはけんたろうの家の施工をお願いするK社さんにいただいてしまいました。m(__)m>K社どの
さて、その内容についてですが、一部抜粋しますと、(まずくないですよね。>住宅金融普及協会殿)
| 耐腐朽性、耐蟻性が大のもの | ひば、こうやまき、べいひば |
| 耐腐朽性が大、耐蟻性が中のもの | ひのき、けやき、べいひのき |
| 耐腐朽性が大、耐蟻性が小のもの | くり、べいすぎ |
| 耐腐朽性、耐蟻性が中のもの | すぎ、からまつ |
| 耐腐朽性が中、耐蟻性が小のもの | べいまつ、ダフリカからまつ |
| 耐腐朽性、耐蟻性が小のもの | あかまつ、くろまつ、べいつが |
土台の樹種について調べているときに、土台などの防腐・防蟻処理についても関心が出てきました。
それまで私は、土台など必要な部分には必ず防腐・防蟻のために薬剤処理を行わなければならないと思っていました。近所で建築中の建物でも、土台はどす黒い色で、柱なども地面からいくらかのところまでオレンジ色の薬剤処理が行われるまで作業が進んでいないのを見たりしていました。展示会を見てまわったメーカーの中には、『シロアリは怖いので、うちは上から下まで工場で加圧注入処理をしたものを1階の柱として使用します。』とアピールしているところもありました。
しかし防腐・防蟻処理に使われる薬品は農薬にほかならないとのこと。人間にも害がある可能性が高いというか、害があると言いきっている情報もありました。シロアリは怖いのですが、シロアリの前に人間がおかしくなっては元も子もありません。我家には小さい子供もいるので、出来れば薬剤を使わないでおきたいと思いました。
そんなときFMYHOMEで知ったドド子さんのホームページの建築日記に防腐・防蟻処理材として、木酢とヒバ油という自然素材のものを使用したということが書かれていました。
しかし、この木酢とヒバ油を使用した防腐・防蟻処理を行うためには、次の2点をクリアする必要があることが分かりました。
| 住宅金融公庫仕様 | 住宅金融公庫基準金利適用仕様 |
| 木部の防腐措置および防蟻措置に使用する薬剤の品質は、特記による。特記がない場合は、(社)日本シロアリ対策協会又は(社)日本木材保存協会認定の防腐・防蟻材又はこれと同等以上の効力を有するものとする。 | 木部の防腐措置および防蟻措置に使用する薬剤の品質は、(社)日本シロアリ対策協会又は(社)日本木材保存協会認定の防腐・防蟻材とする。 |
結局、けんたろうの家では、防腐・防蟻処理について以下のようにすることになりました。
家づくりの検討の最初の段階から、K社さんには、土台をベイヒバにしてもらえないかとお願いしてあったことも幸いしてか、快くベイヒバでの施工を了承していただけました。
また、私がベイヒバの芯持材でお願いしたいといったとき、『最初は芯持材は暴れがあり、気密を出すことが難しくなるので、辺材でさせて欲しい』とのことでしたが、詳細設計図面ではしっかり芯持材と明記していただき、ありがとうございました。>K社殿
それも追加費用なしでしていただけるとのことで、逆にちょっと心配になってしまったりしたのですが、こちらから追加でXX出しますという度量と懐の余裕はありませんでした。ごめんなさい。>K社殿
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