駆けっ句365日生き急ぎ
回復句32

十八尊佛図(釈迦如来)
回復句33(2007/10/24、とんだハッピーバースデイ編-2)
胃切除後14年になる。おかげさまで転移はなかったが、
術後は癒着しやすくなり時々腸閉塞で苦しむ。術直後
ダンピング現象に悩まされたがそれに慣れてくると1回目
の腸閉塞が8年前の誕生日におきた。それも会社勤めの
出張中深夜、屋久島(鹿児島県)だったから大変だった。
幸い6日間の入院ですんだが、緊急医をはじめすっかり
周りの人に迷惑をかけた。
5年前再び腸閉塞になった。東京へ単身赴任しているとき
だったが症状は軽く通院のみで治った。
今年また誕生日前日に発作がきた。誕生日は緊急病院の
ベッドの中で迎えた。
注意しているつもりだがどうしようもない。原因は考えるに、
毎日のライフスタイル、神経的なストレス、食べ過ぎなどか。
退院直後はいつも腹6分目を言い聞かせているが、のどもと
過ぎれば何とやらと地が卑しく早食いのくせがとれずつい触手
が伸びる。これからもその繰り返しでダマシダマシ生きていく
ことになるのだろう。それにしても誕生日は鬼門である。
欲を張りとんだ災難バースデイ
氷かけら断水時の至福かな
淡々とあるべきようはの秋こなす
それぞれの覚悟の異なる部屋の中
三日ぶり温泉気分でシャワー浴び
食欲の秋蠕動運動かぼそし
けなげにも臥せて取り戻す免疫力
緑茶飲む身分になれし秋の夕
それがしの事情は軽し秋陽かな
ガス欠やままよ一発秋の夜
ほろほろと飲茶ころがす今朝の秋
一杯の緑茶を喫す自尊の秋
小食のありがたきを知る食欲の秋
病床や壺中天有秋暮るる
病床でやり過ごす力養ふ秋日永
首すくめそぞろ寒しき朝帰り
対策は縦に横糸秋夜長
つらつらと時を殺して沈思秋
五分粥や一汁一菜いとほしい
吾レのため秘すれば華の菊つくり
水を汲む日常へ戻れり攻むる秋
院出れば金木犀の香り浴び
帰り道メメント・モリの14夜
烏有
以上。
回復句33(2007/10/24、とんだハッピーバースデイ編-2終わり)。
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