献血Q&A 
リニューアル前のQ&Aです。今の形に変更してから削除していましたが、新しい方からの質問に同じような内容がありましたので、再掲載です。更新はありません。

献血して、病気が移されないか心配です。
献血をするときに使われる針や血液のバックなどは、献血者1人ごとに新しいものと交換されます。従って、他の献血者から肝炎やエイズなどの病気が移る心配は絶対にありません。


無償で献血された血液に、なぜ値段が付いて病院などに売られるのですか?
血液そのものには値段が付いているわけではありません。しかし、献血していただいた血液は患者さんに安全な輸血をするために、各種の検査を実施していますので、試薬や検査器具の費用が必要になります。また、献血していただくために、血液センターや献血バス、病院へ血液を届ける緊急車など施設や車両の整備、製剤の調整などの費用、更に職員の人件費などがかかります。これらの費用を賄うため、血液製剤には国が定める値段(薬価)が付けられています。病院はこれを使用する際に血液センターに支払います。病院に対しては、患者さんが加入している健康保険や国民健康保険などからの給付と、患者さん自身の一部負担金により支払われます。


携帯電話・PHSの使用は?
「携帯電話」は送受信時の電磁波が強く、成分献血に使用している採血装置の誤作動を起こす可能性があるので、採血室では電源をOFFにして下さい。誤作動を起こすとしたら、携帯で通話している人の横にある装置です。自分が被害を受けると思います。「PHS」は電磁波が弱いので大丈夫とされていますが、着信アラームや大きな声での会話は耳障りです。周りの人の迷惑にもなりますので、やはり電源をOFFにしておいた方がいいでしょう。ポケベルは、着信を振動で知らせてくれる機能のものはいいと思います。ただ着信アラームは周りの人の迷惑にもなりますので、OFFにして下さい。
共通して言えることは、手元に置いていなくて(バックの中や上着のポケット等)着信アラームが鳴った時、思わず取ろうとしてしまううんですよ、反射的に。そうすると、腕は曲がるけど針は曲がらないので、採血しているところが内出血します。気を付けましょう。


成分献血の後、「年間回数がオーバーするので○月○日までできません」と言われた。どうして?
成分献血は、2週間後の同じ曜日から次の献血ができますが、年間回数が決まっています。血漿献血は年間24回、血小板献血は年間12回です。ただ、血漿献血と血小板献血をあわせる場合は、血漿献血1回は1回、血小板献血1回は2回と換算して合計してゆき、24回まで出来ます。過去1年以内の回数が年間回数となりますので、1年経過した献血歴からクリアされ、以後献血できる日付が決まります。献血手帳で計算してみてください。


血小板献血して1週間後に行ったら、「2週間後でないとできません」と言われた。
パンフレットに1週間後からと書いてあったのに・・・
血小板献血は、当初血小板200mlのみの採血でした。まだ、成分献血も初まったばかりで、血小板輸血が必要な患者さんの家族が、友人・知人にお願いして血小板献血をしてもらい、それを輸血するという方法がありました。(ファミリードナー)そうなると、お願いできる人にも限りがありますから、1人の人が週1回4回続けて採血できると助かるわけです。また、血漿献血に比べ拘束時間の長さや同時に除去されるリンパ球の数等のことから、血漿献血が24回なのに対し、血小板献血は12回とされました。(10年も前のことです) 現在は装置も改良され、献血者への負担も軽くなりました。また、血小板200mlのみでなく同時に血漿を200ml採取することによってクエン酸による副作用を軽減しています。(よくばってもらっているわけではありません)血小板200mlと血漿200ml、合計で血漿400ml採血しているので次回まで2週間開けないと献血できないのです。


私はいつも血漿献血なんですが、どうして血小板献血じゃないのでしょう?
血漿になる場合をあげてみましょう
@体重が50kg未満の女性 センター・ルームによってはできるところもありますが、採血できる機種が限られ、データも条件をクリアしていないと無理ですね。
A血小板の数が少ない 基準では15万以上となっていますが、できれば男性18万・女性20万以上は欲しいです。採血場所によって判断が異なります。
B血液の濃さが薄い 採血基準でヘモグロビン量12.0g/dl以上必要です。さらに女性はヘマトクリット値が38%前後ある方がいいです。
C血管が細い 血小板採血の場合、血管が細く採血流量があまりとれない場合、かなり採血に時間がかかります。途中でやめると血小板の単位が不足するし・・・体外へ出す血液量も血漿よりは多いため、内出血して返血できなくなると献血者の負担が大きいでしょう。
D輸血に障害となる抗体をもっている 不規則抗体等、直接輸血すると副作用を起こす原因となる抗体をもっている場合、血小板はできません。血漿であれば原料血漿として活用できるものもあります。
E血小板の在庫に余裕がある 血小板の有効期限は採血後72時間なので、供給課の調整によっては指示で血漿となることもあります。需要と供給のバランスです。

以上のような事が考えられます。また、各センターによって選択の基準が異なりますので、献血したときに「いつも血漿なんですが、どうして血小板はできないのですか?」と看護婦に聞いてみてはいかがでしょう。その理由を答えてくれるはずです。


採血中の飲食○or×、行く場所によって違うけど、どうなのかなぁ?
採血中の飲食については、各センター各ルームごとにいろいろあるようですね。賛否両論あるかと思いますので、賛成・反対、両方の立場から考えてみました。
<飲食することの利点>
@採血中に、血液として水分が体外へ失われるため、のどが渇くのを補う。
A抗凝固剤のクエン酸による口唇のしびれは、カルシュウムの入ったココア・お菓子等を摂取することで、軽減される。
Bリラックスした雰囲気ができ、緊張による気分不良を防ぐ。
C朝食抜き・昼食前等、空腹による気分不良を防ぐ。
D献血者に対するサービス。
 「採血中特にすることもないし、TVやビデオ見ながらジュースやお菓子でゆっくりする楽しみがあってもいいじゃない?」

<飲食することの欠点>
@勧められるままに飲食し、過食による気分不良が起こる。
 採血中は体外へ血液がでて、体内の循環血液量が減少しているので、消化するために胃に血液が集まると、脳に行く血液量が足りなくなる。また、長時間胃を圧迫する姿勢で座っていることもあり、気分が悪くなりやすい。
 この時一番困るのが、噴水状に嘔吐されてしまう場合で、換気の悪い採血室で他の人まで、気分が悪くなってしまう。その後の処理も大変。*「直前まで食べてなければ、気分が悪くなってもここまでは・・・。」*
A採血室の中には精密機械が多く、ベットと成分採血装置が隣り合わせで置かれているような場合、お菓子の欠片やジュースなどの水分がこぼれたり入り込んだりすると、すぐ壊れてしまう。システムが壊れた場合、業者の技術の人を呼んで修理してもらわないと直らない。今すぐに復活は無理。
B衛生管理上の問題。採血室は清潔区域であるため、窓をあけて外からの風を入れることも禁止されている場合もある。
Bジュースやお菓子を運ぶ労力も、人員削減によって不足している。
 採血業務(採血・記録・機械の操作・献血者の観察等)以外のことで作業が繁雑になり、本来の採血業務にミスがあっては困る。

このような感じになります。まだ他にも方針とかがあるのだと思いますが、思いつくまま書き出してみました。どうでしょうか?

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