Fly Fishing Method
第1章.タックル購入
  • タックルの選択
    フライフィッシングの道具選びを考える上で一番重要なポイントはどんな所(フィールド)で釣りをするか?って事です。
    現在フライフィシングも色んな場所で行われるようになりましたが、ここではたまじろーのメインフィールドである渓流でのフライフィッシングを前提に説明します。
    ゴルフでは狙う距離によってクラブを換えますね。ティーショット時にはドライバーでアプローチにはピッチングウェッジとか...フライフィッシングもそれは一緒で、
    狙う距離や魚の大きさでタックルを換えます。
    日本の渓流においては少しの例外を除き、そんなに距離を投げたりすることもないし、とてつもなく大きな魚が居たりする訳でもないので、比較的軽め(ライト)なタックルを選択するのが一般的です。
    ゴルフクラブは遠くに飛ばしたいクラブほど番号が若いですが、フライタックルの場合は逆で
    軽いものから番号が付いています。
    0番(#0)なんて超ライトなものもありますが、日本の渓流に合っていると思われるのは#3〜#5あたりです。中でも#3は現在最もポピュラーなタックルとなってきております。
    さて、初心者のあなたへのアドバイスです。まずあなたの家の近くに釣りのできる
    湖がありますか?それならば#5のタックルを、また、トラウトの棲む大川がありますか?それならば#4のタックルを、それ以外の方は#3を選んでおくと後々の事を考えると無難な選択になるのではないでしょうか。
  • タックルの購入
    さて、タックルの番手が決まったら次は購入です。
    最初のタックルは、やはり
    プロショップと呼ばれる専門店で購入するのがよろしいでしょう。実際店員さんの知識は豊富ですし、まわりにいるお客さんも聞いているのであなたに対してもヘタなことは言えないでしょう。逆に量販店は値段は安いのですが、適切なアドバイスをしてくれる店員さんがいない事が多いし、間違った事をあなたに言っても、まわりの人もフライのこと知らない場合が多く、チェックしてくれません。勿論この時点で師匠と呼べる人を持っていたら、迷わず彼と一緒に量販店に行ってください。

     予算概算と購入のアドバイスを次に挙げておきます。
  • ロッド(Rod)
    7フィート6インチから8フィートぐらいのもので先ほどの番手指定のものを購入します。 15,000円ぐらいからあるでしょうか?上はキリがありません。
    最初の1本としては、
    2万円くらいの国産ロッドがおすすめです。セットものでもいいのですけど、最初にセットもの買った人も半年くらいでちゃんとしたのに買い換えておられているようです。だから最初からちょっといいものを購入することをおすすめします。

  • ライン(Line)
    先ほど決めた番手のものを購入しますが、ラインは分類上ちょっと複雑になっています。
    まずラインそのものの性格で浮くライン
    (フローティングライン)と沈むライン(シンキングライン)に大別されます。
    それから形状による分類があり、
    ダブルテーパライン(DT)と呼ばれる両先端がテーパになったもの、一方の先端を太くして遠投性をもたせたウェイトフォーワードライン(WF)などがあります。

    購入時には、パッケージにこの分類を示す記号が記されてます(下画像)ので、間違いのないように購入する必要があります。 
    「DT4F」とあれば”ダブルテーパ4番のフローティングライン”、 「WF7S」とあれば”ウェイトフォーワード7番のシンキングライン”、(シンキングラインは本来沈下速度による分類がありますが、ここでは取り上げません)という風に読みます。
     おすすめはズバリ、DT3F・DT4F・DT5F。(先ほど決定した番手に合わせてこの中から選んでネ)ダブルテーパーをおすすめする理由は、両先端がテーパになっているので、片方の先端が痛んだら反対側を先端にする様に巻き直せば良いという経済性と操作しやすく扱いやすいラインであることです。
    基本的には消耗品であるので、最初の1本は、値段的に安いもので充分です。4,000円くらい〜高いものでも10,000円弱というところでしょうか?
  • リール(Reel)
    あれこれ機能のついているものもありますが、一番大事なことは、上で選んだラインとバッキングラインと呼ばれる下巻きが50ヤード(約45m)くらい
    収納出きればいいということです。後は、予算の範囲でデザインやラチェット音があなたの感性に近いものを選べばいいです。
    5,000円くらいからありますが、これも上を見るとキリがないものですね。最初の1個なんですが、これもロッド選びと同じ理由で
    2万円くらいのキチッとしたものを購入した方が良いと思います。
    ラインとリールを購入したら、バッキングラインも買って(サービスしてくれるお店もあります)お店の人にバッキング、ラインをリールにセットしてもらいましょう。ご自分でやりたい人は、セッティング法をご覧ください。
  • 消耗品の購入
    大きな買い物が終わったら、消耗品の購入に移りましょう。実釣では実に様々なものが必要となってきますが、ここでは次の章−キャスティング ベーシック編−で必要なもののみ買っておきましょう。
  • リーダ(Leader)
     用途によって1X、5X、8Xなんていう番号がついています。番号が若い程、太くなっています。渓流では、だいたい4X−8Xの範囲で使用しますが、最初はとりあえず5Xを選んでおきましょう。あとリーダの長さですが、7.5ft、9ft、12ft、14ft、16ftなどがありますが、12ftを選んでおきます。
     ベストチョイスは
    5X12ft。これを10袋位購入しましょう。だいたい250円−300円/1袋
  • ティペット(Tippet)
    リーダの先とフライの間を繋ぐ糸です。これも同じく5Xとかの単位で表されています。ちなみに5Xで日本のハリスの0.8号に相当します。
    5X6Xを購入しましょう。50メートル巻きで1,800円/1 巻
  • セッティング法
    ここでは、バッキングライン、ライン、リーダ、ティペットのそれぞれを結ぶ(KNOT)方法を図解します。
    特に
    ラインとリーダの接続リーダとティペットの接続ティペットとフライの接続は実釣でも必ず使うものですから、何度も身体で覚えるまで練習してください。
  • リールにバッキングラインを接続
    • アーバーノット(ARBOR KNOT)
      1. バッキングライン先端を結んでコブをつくる。
      2. リールの軸にまわしたあとバッキングライン自身に結びつける。
      3. 丁寧に結び目を引き絞って完成!
Arbor Knot
  • バッキングラインとラインの接続
Alblight Knot
  • ラインとリーダの接続
Nail Knot
  • リーダとティペットの接続
Figure Eight Knot
  • ティペットとフライの接続
Clinch Knot

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