Fly Fishing Journal

フライフィッシングレポート
01/06/16 福井県 九頭竜川支流

同日、石徹白川でC&Rミーティングがあり、そっちに参加のオプさんや空耳さん、「美山にFF専用区を...」のメンバーとの合流も考えたのですが、前週にこの川へ釣行の予定が例によって仮眠が爆睡になって果たせずにいたことや最近釣行が特に激減している故とにかく釣りメイン!で遠征したいとの気持ちにこっちの川への釣行と相成りました。
前厄の男
 出発をするにはしたのだが...ここんとこ寝不足が続いたためなのだろうか?菩提寺PA付近jまで来たところで頭痛が激しくガンガン痛い。数年前ここでタイヤがバーストしたんやなぁ...と変に縁起でもないことを考えてしまう。なんだか「ボ」の予感もふつふつと沸き起こってくるのであった。
 ぼくは、この月40歳になった。数え年では既に41歳になってはいたが、前の月まではまだまだ30代であったし、そんなに実感がなかった
前厄もこの月に入ってなんだか身近になり本格化したような気になってくる。

 どうにかこうにか午前8時に現地に着いた。この川は上流部で取水されており、このところの雨は、心配どころか嬉しい雨であるはずだ。もし仮に大増水となっても取水堰堤下ではいい水位になるだろう。
 その川の様子を見れば、痛い頭もきっと治るだろうと思っていたのだが、実際に川を見て唖然となった。増水どころか下流部はまったくといっていいほど水がないのだ。去年の渇水期にいい思いの出来た出水管直下にも行ってみたが、ここにもほとんど水がない...上流で汲み上げた水はいったいどこへ?田植えのため?やっぱりカラ梅雨なんかなぁ?
 あかん!また頭痛が激しくなってきた....限界を感じてとりあえず、ひとやすみすることにした。

 シートを倒すとあっという間に夢の中。しかし1時間ほどの仮眠はあまりにも短く、頭痛はあまり良くならなかった。しかしもう9時、釣れればきっと治るに違いない...とまるで涙の中に接着剤が入っているのかと思うくらい閉じきった瞼に「六甲のおいしい水」を塗りこんで無理やりこじ開ける。さらにぼーっとした頭の中、釣りのことを考える部分をフル回転させ、これからの行動について考える。そして導き出した答えは「上流」であった。

 その場所に愛車のセプターを停めてみると、ふと、「ここは、去年リールを忘れた事に気付いて落胆したところだなぁ」なんて、なんだかとても縁起の悪いことを考えてしまう。やっぱりこの頭痛のせい?それとも連日の寝不足で精神的にも疲れてるのかな?

 とりあえず、今回はタックルの忘れもなく準備を済ませ、降りていくと一台の車。わっちゃ〜!やっぱり運が悪い...祈るような気持ちで車内を覗くとルアーの人のようである。河原に行くと、まさにそこでルアーを投げてる人たちを発見。う・うみゅ〜!男2人と女1人。女の人はタックルを持たず、その男たちの後ろに付いていってるだけの様子。その女の人はコンビニ袋を持ってる。見ると底に横たわる黒い影!魚?デ・デカイ!おそらく尺近い感じがする。一瞬頭痛が激しくなった気がしたが、すぐに和らぐ。尺いるぞ!!
彼らが先行しているので、どうしょう?と思ったが、彼らの装備プラスまったく釣りの用意のないその女の人では、今いる所より上流へは、たぶん行けないだろうと思い「上に入らせて貰ってもいいですか?」と声を掛けてみた。すると「どうぞ」と笑顔で返事をいただく。なんか今日初めて感じたラッキーな気分!

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 その区間は以前の釣行記にも書いたかと思うけど、尺近いのがバシャ!バシャ!と何回か出た流れ(もちろん釣れなかったけど)で、気合がモリモリ入ってくる。

 手前の流れ、流芯、向こう側と丁寧にフライを落とし込んで探りをいれて釣り上がっていく。

 そろそろ核心部というところで、教科書的場所にフライを落とすと、ぬぁっとイワナらしい出方で引きもなかなか楽しませてくれたのは22センチ

 おお幸先いいなぁ。と胸弾ませて核心部に辿り着いたのだが、ここでは水嵩が多くまったく反応がない。その後も丁寧に叩き上がるが無反応のまま、その区間の終わりである少し落差のある落ち込みに辿り着いてしまった。

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 カディスが少し出ているようなので、EHCを流すとピュッと素早い反応がある。上流に向けてのアプローチとなるので、ドラグに気を配りながら流してみると小ぶりのイワナ(19センチ)が踊り出た。

 そろそろお昼が近いので上がることにした。車に戻る道すがら川を眺めていると、すでに先ほどのルアーのグループは、移動してしまったらしく、川が「空いてるよこっちへおいで」と手招きしている。

 「じゃあお言葉に甘えて...」と再度入渓してみるとやはり車がなかった。朝気になってたけどルアーの人がやってたので手が出せなかったポイントへ行き、キャストすると...

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バシャッ!23センチ。バシャッ!22センチと立て続けにヒット。流れが複雑になっているところではドラグ回避に苦労(^○^)しながらも、このポイント上下でイワナ6匹アマゴ1匹を追加。(^○^)(^○^)(^○^)(^○^)V

 アドレナリンやドーパミンなどのお陰ですっかり頭痛も完治したところで遅いお昼ご飯を摂る事にした。

 ご飯のあとも同じポイントでやってみた。イブニング直前まで4匹の同じようなサイズのイワナと遊べたが、結局、尺の期待が掛かった肝心のイブニングでは不発のまま終了してしまった。

 でも、13匹の釣果と最高の気分で帰路に着くことができた。


 それにしても楽しかったなぁ...ご機嫌なリズムが愛車のセプター車内を満たしていることも相まって、気分はどんどん高揚していく。敦賀ICまで1kmの看板が軽快に後方に流れていく。

 そのときであった。計器パネルに見たことの無い黄色いインジケータが点灯。続いてオイル警告灯が点る。みるみる速度が落ちていく。回転計は0のまま。咄嗟にエアコンとステレオをOFFにした。まるでグライダーに乗っているように風切り音だけの世界となる。丁度、敦賀IC出口の減速路に入ったところで静かに愛車は停った。とりあえず、再度エンジンをスタートしようと試みるが駄目。オーバーヒートかな?ハザートランプを点け、リアトランクから三角表示板を取り出しリアゲートが閉まろうとするその隙間を何か物体が通り抜けていった。その物体はアスファルトの路面との衝突で乾いた音を響かせた。見ると、そこにその状態で存在してはならないはずの物体...わずか20cm程のアルトモアのティップであった。「泣きっ面に蜂」とはこういうことを言うのだろう...ボンネットを開けてみてもど素人のぼくにエンジンの状況が判るわけもなかったが、白い煙が充満しプラスティックの解けた部分の奥にまだ真っ赤になったカムシャフトらしきものが露出しているこの状況はかなりヤバイことは容易に想像できた...

120000kmの道のりを共に駆け抜けた...

 彼は二度と息を吹き返すことなくその役目を終えた...6年間たくさんの思い出をありがとう!セプター!!安らかに...(;_;)

 そういう訳で現在の愛車は急遽平成6年式三菱リべロ(黒)となりました...

  実はこの廃車以降、冷蔵庫がまったく冷えなくなったり・PCが電源入らなくなったりと相次いで壊れてしまいました。この数ヶ月の出費はかなり痛いです...
 やっぱり
厄祓いしとけば良かった...次あたりTV・エアコンあたりが危なそう。あと僕の命もね...


フライフィッシングデータ

釣行日時 2001年06月16日 9:00−19:00
河川名 九頭竜川支流
対象魚 イワナ・アマゴ     釣果:イワナ12匹 アマゴ1匹
天候 曇り
水位 取水堰堤下流部: 減水 上流部:増水
濁り 少し
気温 水温 朝は少々肌寒い 未計測
ハッチ カディス・ユスリカ
ライズ 時折あり
タックル アルトモア−S 8’2”#2
 Leader 5X 12’Tippet 6X 8’
フライ エルクヘアカディス、パラダン(黄色)、グリフィスナット

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